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個別記事の管理2010-09-08 (Wed)

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カルメン (岩波文庫 赤 534-3)カルメン (岩波文庫 赤 534-3)
(1960/12/05)
プロスペル・メリメ

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 再読です。以前読んだよりも読みやすく感じました。新訳なのでしょうかね。以下文庫表紙よりあらすじ。

スペインを旅行中の考古学者は、ふとしたことから今は獄中にいる山賊ホセを知る。
ホセは形見の銀メダルを母親に渡してくれと学者に頼んだのち、懺悔話を始めた。
それは純情な青年が情熱の女カルメンに翻弄され、彼女の情夫を殺し、ついには愛するカルメンその人までも殺してしまった悲しい物語だった。


 「マノン・レスコー」・「椿姫」と共に有名なファム・ファタール(運命の女性)をテーマにした作品。
 小説よりもオペラの方が有名らしいです。でも小説の方もなかなか楽しめました。岩波文庫、ものすごく読みやすくてわかりやすかった!
 タイトルからしてカルメンが活き活きと、華々しく活躍。男を惑わす魅惑的な女性として縦横無尽に活躍。登場する男性キャラ、ちょっと情けないゾ! と思わせるくらい素晴らしいヒロイン。

 そしてそのカルメンの陰に隠れがちなもう一人の主人公ドン・ホセ。
 カルメンが光ならホセは影として、やはりこの作品でその翳りを帯びた魅力を充分に発揮してます。
 4章から成るこの小説の、第3章がホセの独白となっていて、ここの部分が秀逸です。純情な竜騎兵だったホセがカルメンによって見る見る間に堕ちてゆく様を、彼自身に語らせているから余計に哀れさを感じてしまう。
 不器用なホセの激しい愛に応えられなくなったカルメン。2人の愛情のすれ違いがなんとも悲しい。

 オペラは観てないですが、ヅカ(宝塚)は観ました。姿月あさと・花總まりのヤツ。画像は自分所有のパンフから。

            TS3R017800010001.jpg

 最後ホセ(右・姿月)に銃弾を撃たれた後のカルメン(左・花總)。
 「激情 ホセとカルメン」というタイトルで第54回芸術祭賞演劇部門優秀賞を受賞した、実は隠れた名作。
 当時2回も観てしまった自分……懐かしいです。原作を若干アレンジしてますが、ほぼ忠実に再現してました。
 姿月・花總コンビも良かったですし。今年別組・別キャストで再演したらしいですが、どうなんだろ~?

 小説にオペラにミュージカルに音楽。さまざまにメディアミックスされているカルメンですが最後はコチラで。ビゼー作曲の「カルメン」より。
 ものすごいタイトルがついていたが……なにかと話題のこの方。やっぱり素晴らしいです。カルメンというよりはドン・ホセですね。

      


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Theme : 海外小説・翻訳本 * Genre : 小説・文学 * Category : カルメン
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

こんばんは * by まいまい
「カルメン」を読む,という発想がありませんでした。
考えてみたらストーリーをよく知らない・・i-202
勉強になります。

フィギュアって誰かが必ず「カルメン」使ってますよね。
若き日のプルシェンコ,堪能いたしました。

Re: こんばんは * by 惺
> まいまい様v-353
「カルメン」を読む,という発想がありませんでした。 
   ← そうですよね。有名すぎて今さら読むまでもない、と最近まで自分も思ってました。
     ヅカを観て原作読んだクチなので…。

> フィギュアって誰かが必ず「カルメン」使ってますよね。
> 若き日のプルシェンコ,堪能いたしました。
   ← ホント! カルメン人気者! 最初真央ちゃんにしようかと思ったんですが、こちらにしました。
     スゴイんだけど、なぜか笑ってしまうのよね~。

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