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個別記事の管理2010-11-03 (Wed)

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悩む力 (集英社新書 444C)悩む力 (集英社新書 444C)
(2008/05/16)
姜 尚中

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 「母~オモニ」が人気?の姜尚中氏。新書帯に「不安の時代を生き抜く逆転の発想」・「85万部突破のロングセラー」などと大々的に宣伝が。
 ちょっと興味があって手に取りました。以下新書見開きより内容。

情報化ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか?
本書では、こうした悩みを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。
現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。
生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?


 なんか、内容だけ読むとものすごく面白そうです。
 が、しかし……自分の読解力が無いせいなのでしょう。イマイチ良く分からない1冊でした。結局「悩む力」ってナニ? と消化不良気味。作品構成は以下のようになってます。

序 章 「いまを生きる」悩み
  まずは姜氏の母賛美ともいえる文章から始まります。
  次に彼が敬愛しているらしい文豪・夏目漱石と社会学者・マックス・ウェーバーを手掛かりにして、「悩む力」を考えてゆく旨が語られています。
  自分的に、何故夏目漱石とマックス・ウェーバーなの? という大疑問がすでにここから生じてます。
第一章 「私」とは何者か
  「私」=「自我」なのかなァ? いきなり「自我」・「自己チュー」論が展開。
  自我というものは他者との「相互承認」の産物という結論。結局「私」とは何者なのか、という答えは分からずじまい。
第二章 世の中すべて「金」なのか
  夏目漱石の作品を例に挙げたり、マックス・ウェーバーの思想を挙げたりしていますが、結局のところ、
  「できる範囲でお金を稼ぎ、できる範囲でお金を使い、心を失わないためのモラルを探りつつ、資本の論理の上を滑っていくしかない──」 ~本文p63より引用~
  と締めくくってます。よくわからんです。
第三章 「知ってるつもり」じゃないか
  よく分からない章でした。「悩み」はどこに行ってしまったの?
第四章 「青春」は美しいか
  ……なんでいきなり「青春」なの? という大疑問がまたも噴出。
  漱石の「三四郎」を例に挙げて論述が展開。締めはボオドレールの詩を引用されてます。この章もイマイチよく分からない。
第五章 「信じる者」は救われるか
  漱石やウェーバーを引き合いに出して、結論は
  「自分がこれだと確信できるものが得られるまで悩みつづける」
  「何か超越的な存在に恃むという他力本願のことではない」 ~本文p109より引用~
  何となく分かったような、そうでないような。
第六章 何のために「働く」のか
  漱石の「それから」を延々と参考。結論としては
  「自分が自分として生きるために働く」・「自分が社会の中で生きてていい」と実感を持つためには、やはり働くしかないのです。~本文p128より引用~
  ……だそうです。これも分かったような、そうでないような。
第七章 「変わらぬ愛」はあるか …パス
第八章 なぜ死んではいけないか …パス
終 章  老いて「最強」たれ
  悩みつづけて、悩みの果てに突き抜けたら、横着になってほしい。とのことです、ハイ。

 はっきり言って、自分にとってかなり残念な1冊でした。「悩む力」云々よりも、各章ごとにおける著者の独自論の展開としか読み取れませんでした。
 ま、ひとえに自分の読みが浅かったということなのですが。それにしてもなんかスッキリしなかったです。無念。


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Theme : 新書・文庫レビュー * Genre : 本・雑誌 * Category : 悩む力
* Comment : (4) * Trackback : (1) |

私も読みました * by レイア
私も惺さんと同じような感想をもちました!!
売れてる本の棚にあったので読んでみたのですが、
私も読解力が足りないのでしょうか、
全体に抽象的で、
言ってることがよくつかめない気がしました。

ご本人の声と雰囲気は素敵なんですけどね~。

Re: 私も読みました * by 惺
>レイア様v-353
そうそう、ソレです。抽象的なんです。
結構期待してたので、余計肩すかしを食ったのかもしれません。
結局、何がいいたかったんだろう?
と首をひねりたくなってしまいましたe-263

> ご本人の声と雰囲気は素敵なんですけどね~。

そうですね~。声は聞いたことないんですが、本の帯に載っている写真見たかぎりでは、ナイスガイ!ってカンジです♪
コメントありがとうございました☆

こんばんわー * by チルネコ
漱石の作品などを引き合いに出して〔悩む〕を考察するなんて、漱石好きには垂涎もののように映ってしまいました!でもなんだかイマイチなようですね^^;こういう本が抽象的だと説得力はないですもんね。

Re: こんばんわー * by 惺
>チルネコ様v-353
言われてみれば、夏目漱石ファンにはおススメの本ですね~!
「モーツァルト~」に引き続きコチラもイマイチで残念!
ちょっと期待しすぎたみたいですね。
あくまで自分の感想なので、他の人にはとても面白いのかも。
コメントありがとうございます☆

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