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個別記事の管理2012-09-28 (Fri)
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ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
(2009/04/10)
川原 礫

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 以前から興味があって読みたかった本。アニメは未視聴ですが、OPを聴いてひたすら興味! なので原作ラノベに挑戦してみました。以下BOOKデータベースより内容。

クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。
謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。
クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。


 予想以上に面白かった!
 予備知識全くなしで読んだのだけど、最初はああ、ありがちなゲーム系のサイバーパンク小説かー。と思っていました……実際そうなんだけどね、なによりわかりやすくて読み易いのがよかった。

 ストーリーはどちらかというとまあ、やっぱりありがちかなと。次世代高性能?ゲームソフト「ソードアート・オンライン(SAO)」にログインしたユーザーがその内部に取り込まれログアウトできずに戦い続ける。熾烈極まりないゲームの舞台は百層ある巨大浮遊城「アインクラッド」。城の頂上(第百層)にいるラスボスを倒せばゲームクリアとなり取り込まれたユーザー全員がログアウト可能になるという──。
 で、そのユーザーは自らの意思ではログアウトできない=現実世界に戻れないという設定がこの作品のポイントというかツボなのかな。で、必然的に全ユーザーは生き残るためにゲームを続けるしかないという極限状態に陥るわけなのだけど、これがまた結構平和的なのがラノベの良いところ。

 ヒーローのキリトはやはりお約束で強くてさらに最強の裏ワザ所有者。パーティーを組むのを得意とせずに単独で行動するソロプレイヤー。そんな彼に突然コンビを組みたいと申し出る美少女でありながら最強剣士であるアスナも登場してラブラブカップル(ブッ)となるわけですが、この展開もなかなかお約束。ラノベに登場する女子はなぜか弱気男子ヒーローの主導権を握りがちだけど、このアスナも典型的。とある組織の副団長をしていて普段はかなりクールなのだけど完全なツンデレ属性。キリトの前ではかなりデレていて、そこが自分的には納得いかんのだが……しかし、このキリトとアスナのラブロマンスも良いアクセントになっていたと思うな。さらに実は次作への伏線となっているところも巧いなと。

 意外な(というか半分は予想出来ちゃうんだけど)ラスボスの正体。その彼とキリトとのラストバトルはなかなか迫力の描写。キリトはラスボスを倒して「ソードアート・オンライン」をクリアできるのか。取り込まれたユーザーを無事ログアウト(=現実世界に戻る)させられるのか。
 自分はまったくゲームしないのだけど、雰囲気はかなり楽しめた。アイテムなんかも読んでいて楽しいしね。設定はリアルだけど小難しくないのがいいなと。2巻まで持っているのでちょっと楽しみだな。キリトとアスナがオフラインで出会うことができるのか? 早く読みたい―。


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まさかのSAOレヴューに * by Medeski
衝撃を受けました。ちょっとした事件だぜ!てな感じで、思わずコメントをば。私はこれ、アマチュア時代から友人が読めよ、読めよ、イケてるYO!としつこく催促されたのも影響してか、自前の点数こそ高いのですが、斜に構えて読んでしまいました。特にラスト、―――こわっ!これ、こわっ!と戦慄さえ走る始末。でも、私の読み方、少数派でした―――誰か、誰か俺の見方はいないのか!?

Re: Medeski 様☆ * by 惺
こんばんはー!
いやいやいや予想してたよりずーっと面白かったです。
ちょっと先が読めてしまうストーリーだったのだけど、
読みやすいですね、この作者サン!
ラストもまあ、あれしかないのではないかなーと思いつつ(笑)
ラスボス登場がちいっとばかり早かったような気がしてね…。
アニメも面白いとのことで。そっちも気になるなー。

個別記事の管理2012-09-12 (Wed)
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鴨川貴族邸宅の茶飯事―恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫)鴨川貴族邸宅の茶飯事―恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫)
(2012/06/23)
範乃 秋晴

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 はい、思いっきりジャケ買いでした。端正な執事キャラに俄然読書欲が湧きました。以下BOOKデータベースより内容。

京の風情あふれる鴨川ぞいをそぞろ歩き。するとその貴族邸宅が見えてくるでしょう。あなたは優雅な四人の執事たちに迎え入れられるはずです。優しさにじむ笑みの遠矢、鋭利で奔放な晴、穏やかで優美な瑪瑙、静謐にして清冽な真。彼らはあなたとともに笑い、そして悲しんでくれます。
ですが彼らにはお気を付けください。抑圧されたあなたを解き放ち、京の町へと誘うからです。まるで恋人のように。え?何に気を付けるのかですって?それは彼らが隠している大きな秘密に、です。

 なあんて破天荒でものすごい超展開!
 優雅な執事とお嬢様のイントロから始まって次第に怒涛のごとくナンセンスに突っ走る! コレ、シリーズ化するのだよね? ラストはまあまあハッピーエンドらしいのだけど、まだまだ謎?は多いし、ちょっとすっきり感に欠けるしね。
 京都は鴨川にある、疲れたお嬢様たちを癒す貴族邸宅サロン「アディールプリンス」。そこに勤務する4人のトップ執事「バトラー・オブ・ザ・フォー」と称される遠矢、晴、瑪瑙、真のイケ様執事たち。その彼等の描写を読んでいるだけでもかゆくなる…いやいや癒される!
 その癒し系執事喫茶ともいうべき「アディールプリンス」に執事試験を受けに来た、およそ執事とは真逆の個性の持ち主・真坂拳正。彼は真坂流古武術を極めた武闘派でおよそ執事とは無縁の世界に属している人間。その彼が亡き父の遺言を果たすために、なぜか執事を目指すことに──。

 という展開からもう爆笑! そこに10億部の売上を誇る売れっ子マンガ家・神楽衣麻が絡んで、もうどんな話になるのよーと思いながら一気に読了。
 お嬢様が集う優雅な「アディールプリンス」に隠された国家プロジェクト、そこに勤務する4人の執事達の秘密等々、怒涛のごとく展開するストーリーにあ然茫然。もう気軽に読むことおススメします。4人の執事達による女心をモノにするテクがなかなか真に迫っていてほぉ~と頷くことしきり。でも全身ものすごくかゆくなってしまうのだけどね、笑える!

 キーワードは「シンデレラ・コンプレックス」かな。
 様々な困ったお嬢様に対処する執事たちの完璧な執事っぷりを楽しむのもよし。おもわずぞわっとくるセリフを堪能するのもアリ。
 で、おそらく主人公であろう荒ぶる間抜けな武闘派・真坂拳正は4人のエリート執事達の教育に耐えしのび、無事立派な執事になることができるのか? そして売れっ子マンガ家・神楽衣麻との恋の行方は? というまるで少女マンガ的な展開が超気になります。
 執事喫茶に行く金も勇気もない方におススメ。家にいながらにしてイケ様執事達とゴージャスでおバカな読書遊戯を楽しめること間違いなし!


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個別記事の管理2012-05-08 (Tue)

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魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)
(2011/07/08)
佐島 勤

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魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)
(2011/08/10)
佐島 勤

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 書店でジャケ画に一目ボレ。石田可奈というアニメーターさんが手掛けているそのイラストに惹かれたという安易な動機で1・2巻読了。以下BOOKデータベースより内容。

1巻
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。
そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。

2巻
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。
成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主席入学生の慣例として魔法科高校の生徒会にスカウトされた。そして兄・達也も、とあるトラブルを払いのけた事件をきっかけに、違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされる。劣等生(ウィード)にもかかわらず、風紀委員メンバーとなった達也。その活動中に、この学校を人知れず侵食する、謎の組織の存在を感じ取る。


 久しぶりのラノベ。もとはオンライン小説で、発表していたサイトでランキング1位独走状態だったとか。で、このたび電撃文庫からめでたく書籍化した──という経歴のライトノベル。タイトルからしていかにもな感じがするする。
 舞台としては近未来。「魔法」が──「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力の使用法を「魔法式」として体系化し、素質ある者が使用できるようにしたもの──という一種の技能(違うかも。ゴメン)となった時代。国策である「国立魔法大学付属第一高校」に入学した、学年は同じだけれど双子ではない兄・達也と妹・深雪が主人公。
 妹・深雪は優等生で兄・達也は劣等生という設定で、紆余曲折あって学校の生徒会メンバーにスカウトされ兄妹そろって活躍することとなる。

 まず驚いたのが緻密な設定。正直自分にはあまりよく理解できなかったのだけど、それでもなかなか細部まで凝っていてスゴイなと。「魔法」と「科学技術?」を巧く融合させようとしているところが目新しいのか、そこの部分は読みごたえあったかな。
 1巻は世界観と設定の説明&キャラ紹介に終始してしまってイマイチ面白みに欠けたなあ……という印象。2巻は対立する組織も登場してやっと達也と深雪の活躍シーンが盛り込まれたりなど今後に期待できる展開になってきたかも。

 まだまだ序盤といったカンジで正直面白いのかそうなのかはっきりしなかった。登場するキャラもどうなんだろう……あ、まずメインの達也と深雪兄妹に自分はまったく魅力を感じなかったんだよね。15~16歳設定なのに、2人とも若さが全然ないよ! 特に達也。歳サバ読んでる? っていうくらい老成しちゃってるっていうか達観しちゃってるっていうか。全然アツさを感じなかった。さらに妹の深雪も極度のブラコン(ブラザーコンプレックス)で才色兼備の美少女っていうある意味ステロタイプ。何かいわくありげなミステリアス兄妹っていう設定はものすごーく美味しくて自分的に萌えポイントなんだけど、いかんせん2人の魅力不足なのが惜しいところ。

 アニメ化しそうな感じの作品かな~。イラストはもうもう抜群に好みなんですわ。電撃文庫が鳴り物入りで推している作品っていう印象がひしひしと。
 文章も少しくどいかな? ってところもあるけれど、なんだか今後化けそうな作品だと思いましたね。自分的にはちょっと微妙ってトコかも。
 あ、最後にひとつ。達也って劣等生っていう設定なんだけど、全然劣等生じゃないよ! ソコだけちょと看板に偽りあり、的だったなー。だってイケメン&ある意味万能キャラだしねー。


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この時代にファンタジー * by Medeski
を出してくるとは、……というか、電撃文庫が出してると、余計に何か思うものがありますね。私は読んだこと無いのですが、どんなもんなんだ世間様は?と思って、amazonに飛んでみたら、えっらい数のレヴューが在って驚きました。電撃文庫ってスゲー!(←何か感想が違うかもしれない

Re: Medeski 様☆ * by 惺
こんばんは!
タイトルの「魔法」とかまぎらわしいけど、ファンタジーというよりもどちらかというとSF系統ですね。
電撃文庫が初めて書籍化したオンライン小説とのことで。
自分もamazon評見たけど、見事に分かれてましたねー!
まあ…ものすごーく面白いわけでもなく、でもこれから化けそうな気がしないでもなく…
というのが正直なところです。
自分は石田可奈のジャケ画にホレて買ったようなものです…(>_<)

個別記事の管理2011-11-08 (Tue)

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逢魔ヶ時あやいと倶楽部―召喚少女の守護人形 (メディアワークス文庫)逢魔ヶ時あやいと倶楽部―召喚少女の守護人形 (メディアワークス文庫)
(2011/10/25)
黒狐 尾花

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 本屋に行ってジャケ画に一目ボレ。ひさびさにラノベも読みたかったので即買い! 以下BOOKデータベースより内容。

雪のように白い肌。黒檀のように黒い髪。血のように赤い唇。その美少女の名は、柴榊銘といった。
彼女は、感情が高ぶると、無意識に妖怪を“召喚”してしまう体質であった。制御できない妖怪に狙われる銘。
そんな彼女を守るため、『弁慶』と名乗る少年が付き従う。彼の正体は、“社人形”―少年の姿をした対妖怪用呪術戦闘機。
銘の日常が、『非日常』に変わる―。これは、不思議な学園異能奇譚。


 あらすじ読むとかなーりスリリングで起伏に富んだストーリー連想しますが、意外とそうでもなかった。
 ヒロインはえーと、名前なんだっけ? あ、柴榊銘(しばさかきめい)。←ラノベに登場するキャラの名前って凝り過ぎてて読めないケースが多々ある。
 いうまでもない美少女なのだが、実は柴榊家は代々特異な能力ほ受け継いでいる家柄。銘は特に召喚体質という、負の感情が高ぶると妖怪を召喚してしまうという、呪われた体質を受け継いでいる。
 その彼女を妖怪から守護するために出現したのが、「社人形」こと対妖怪用呪術戦闘機、武蔵坊弁慶。
 素の正体は人形だったのだけど、銘と契約して人間の姿を維持できるようになる。そんな二人の関係も遥か過去からの因縁なんかがあって、そこらへんはある意味お約束。

 自分的にこの「社人形」の弁慶クンがなんとも魅力的でしたねー。普段はもう銘にデレてる従僕と化しているんですが、銘を守護するために学ラン着用の中学生になっちゃったり……。もう銘だけしか視界に入っとらん!! 他のことは知らん!! っていうキャラ設定がなんとも萌え的で美味しいゾと。
 銘は弁慶が庇護したくなるような美少女っていう設定だけでいいよ~。特に魅力を感じるキャラではなかったような……。
 あ、あと銘の弟の柴榊轟(しばさかきごう)クン小学3年生も姉を必死に護ろうとする健気な少年で、ショタ好きの方にはたまらないキャラかもです。

 などなど、魅力的なキャラが登場するのですが、作品自体の世界観というか設定自体が自分的にイマイチわかりづらかった。
 弁慶もホントは人形設定なのになんかやたら人間くさいし…あえて人形にしなくても良かったんじゃない? と思ってしまったり。最初はぎくしゃくしていた銘と弁慶の関係も最後になるにつれてより深まっていくのだけど、その絆の深まり方の描写が物足りなくてどうにも感情移入できなかった。←言い方変えると、もう少し萌えさせて欲しかったww

 珍しい和テイストの怪奇譚。ちょっとミステリーも絡んでて王道のラノベ作品と言ったトコロ。きっと続きもあるんだよね?


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個別記事の管理2011-03-13 (Sun)

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華鬼華鬼
(2007/08/01)
梨沙

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 思いっきりジャケ買いです。挿画担当されているカズキヨネ様が好きで購入したのですが……ネット小説の書籍化です。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

『連れてこい。俺の花嫁を、ここへ』
少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。
鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。
さまざまな想いが交じりあう中、華鬼の残酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていくが…。


 ネット小説です。←しつこい。
 好きな人は好き・ニガテな人はニガテ、といったカンジでしょうか。学園伝奇小説ということですが、まあ、完全に乙女ゲーム向きの小説といった感が。
 なので、ヒロインを取り囲むのはほとんどイケメンキャラばっかり。敵から味方からぜ~んぶ。圧巻です。でも、途中で誰が誰だかわからなくなってしまうという……。

 端的に言うと、鬼である華鬼と、その彼の花嫁と運命づけられた少女・神無とのラブロマンス。その花嫁たる神無を常に守護するのが三翼というこれまたイケメン3人組。
 これに敵キャラである美形男子2人をまじえた、主要キャラ達がハナシを展開してゆくわけですが……。
 まず、世界観は雰囲気出ていてまあまあ良いカンジだと思います。ただ、鬼社会の背景が入り組みすぎていて自分にはあまりよく理解できなかったのがちと残念だった。

 さらに作品の全体的なムードは暗~いです。で、肝心のヒロイン・神無がまったく魅力無いのにあ然。暗くて受動的。典型的な受難キャラですね。今はこういうのが流行りなのかなあ?
 対するお相手の華鬼も、自分の花嫁なのに何故か殺意?を抱いて神無と対立関係という……まあ、徐々にこの2人が心を開いてゆくというのが今後の展開の面白さでもあると思うのだけれど。

 唯一魅力的だったのが、三翼のイケメン3人組。この三人も何故か魅力のまったくない神無にホレてしまって、何が何でも彼女を護るッ!! 的な。
 女子視点からするとまったく羨ましいような美味しい設定のキャラ達なんですが、いかんせんヒロイン・神無がどうしようもないキャラ(失礼!)なので、どうも彼等達が空回りしているようなのが、とってももったいないな~と。

 2巻まで読了しましたが、ようやく華鬼と神無が互いにココロを開きかけてきたトコロ。展開の起伏は乏しくて、唯一の読みドコロは華鬼・イケメン三翼と神無の微妙なラブラブシーンくらいかなあ? なので自分は時折挿入されている、カズキヨネ様の美麗イラスト頼りに読み進めました。
 が、堅く心を閉ざしているであろう華鬼と、彼の唯一の理解者になるであろう神無との今後の恋の行方が気になるといえば気になる。
 全4巻。過去に映画化・舞台化もされ、もうすぐゲームも発売されるとのこと。意外な人気作?なのね。
 はっきり言ってイケメンキャラ達に萌えたい人・カズキヨネ様の超絶美イラスト見たい~!! という方にはおススメな作品ですね~。


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Re: ご無事でなにより。 * by 惺
v-83コメ様☆
お身内の安否が確認できてよかったですね。
一安心と言いたいところですが、なんだかまだまだ物騒ですよね。
お互い気をつけましょう!

個別記事の管理2011-02-23 (Wed)

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神様のメモ帳 (電撃文庫)神様のメモ帳 (電撃文庫)
(2007/01/06)
杉井 光

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 書店でかなり目立つ場所にディスプレイされていたので、ついつい手に取ってしまった作品。岸田メル氏のちょっとゴスっぽいイラストに惹かれたのも確か。予備知識全くナシで読み始めました。以下文庫見返しよりあらすじ。

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」
路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる<ニート探偵>アリスはそう言った。
高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ<エンジェル・フィックス>──すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。
「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」
僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!


 大甘系のカバーイラストとは打って変わって内容はまったく別テイストでした。語り手は高校一年生の藤島鳴海。かな~り内向的で独り言が多いらしいキャラ。その彼の一人称で物語は展開してゆくのだけれど……ううむ、自分的にはイマイチなカンジでした。
 引っ越してきたばかりで、性格的になかなか学校に溶け込めず孤立していた鳴海の唯一の友達が彩夏。その彼女がある日突然学校の屋上から飛び降り自殺してしまう──ここから鳴海はその後の人生を変えてしまうような一大事件に巻き込まれていく。そして、その彩夏の自殺には街に出回る謎のドラッグ「エンジェル・フィックス」が絡んでいるらしいのだが……。

 そして、もう一人重要なキャラが自称・ニート探偵を名乗るアリスという少女。一度も学校教育を受けておらず、ひきこもったまま。しかし、知識だけは豊富な一人称「ぼく」の典型的ボクッ娘。常に上から目線で鳴海をコキ使い、いわゆる萌えキャラを狙っているようですが……この少女探偵・アリスの魅力がこれまたイマイチ。なんか、自分の中では「GOSIK」のヴィクトリカとキャラが被ってしまって。
 だってホントに似ているんだよ~!! のちにアリスの助手となる鳴海のちょっとしたヘタレ具合とかも、どうしても一弥を連想してしまって……。
 なので、主要キャラ2人は特に個性的なコンビというわけではありません。逆に自分的にはあまり魅力を感じなかったかも。

 が、その2人を凌駕しそうなくらい、脇キャラたちが個性豊かで救われました。極道の四代目とか、イケメンでヒモとか。あ、もちろん皆さんニートであることは絶対条件。でも、読んでいて別にことさらニート設定じゃなくてもいいんじゃないかなと。登場キャラたちが全員ニートである必要性があるのかどうか、自分にはまったくわからなかった。
 ミステリーとしては、謎解きは簡単。ただ、ドラッグにまつわるハナシだけに、そちらの方面の描写はかなり詳細で読みごたえがあった。特に終盤、鳴海が事件解決にむけて身体張る(生命張る?)シーンなんかは、ちょっと意外な展開で面白かったし。

 アニメ化もされるそうなんですが、やっぱアリスと鳴海のキャラが類型的すぎなカンジが……。「どこかで見たことあるぞ、このコンビ」的な。
 「神様のメモ帳」というタイトルの意味もこの巻ではちょっとわかりづらかった。なので、今後どう展開してゆくのかが楽しみかな?


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個別記事の管理2011-02-01 (Tue)

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“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
(2006/04/28)
野村 美月

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 こ、これは……予想外の面白さでした!
 少女マンガを思わせる水彩タッチの可憐なジャケット。話題作らしいということで興味津々で購入。プロローグをチラ見しただけで俄然惹きこまれました! 以下文庫裏表紙よりあらすじ。

「どうかあたしの恋を叶えてください!」
何故か文芸部持ち込まれた依頼。それは、単なる恋文の代筆のはずだったが……。
物語を食べちゃうくらい深く愛している゛文学少女"天野遠子と、平穏と平凡を愛する、今は、ただの男子高校生、井上心葉。
ふたりの前に紡ぎ出されたのは、人間の心がわからない、孤独な゛お化け"の嘆きと絶望の物語だった──!

 カテゴリーとしてはラノベなのですが、そうくくるにはもったいないくらいの面白さ!
 出かける際の往復の電車内で読んでいたのですが、復路、クライマックス部分に夢中になって降車駅乗り過ごして、ナント、終点まで行ってしまった自分!←実話。
 何気に泣かせてくれ、ミステリーとしてもなかなか読ませる! ううむ、作者サン、あなどれないゾ!と思わず感心してしまったし。

 「文学少女」がタイトルとなっているので、もちろん事件に小説が絡んでくるのは必定。今作は太宰治の「人間失格」でした。自分は未読なのですが、作品にちなんで自殺願望のキャラクターが登場。そしてオリジナルの太宰作品をベースにしてうまく料理してあるところがニクい。
 主人公も「文学少女」の文芸部部長・天野遠子かと思いきや、実は後輩文芸部員・井上心葉。彼の一人称でハナシは展開するので非常に読みやすい。
 その井上心葉クンも、実は中学時代に美少女作家としてデビューし、心になにがしかのトラウマを持つこととなった複雑な過去があるらしい。終盤でそのトラウマを乗り越えるシーンが用意されているのもなかなか巧い。

 で、なんといっても秀逸キャラが、文芸部部長・天野遠子! 文学を愛しすぎるあまりに、ページを食べてしまう(!!)という特異体質?の持ち主。
 普段はふんわり・おっとりして、なにげに心葉をこき使う。その彼女がいざという時には持ち前の文学知識を駆使して事件を解決してしまうという、なんとも不思議キャラ。
 ラスト、本当の自分を偽り、生きづらいこの世界から自らを抹殺しようとしている、「人間失格」に魅せられた、もう一人の犯人?に向かって説得する遠子の言葉が感動的。
 「『人間失格』だけが太宰の作品ではないのよ!」と。
 この力説シーンを読んで単純な自分は、なんだかとても太宰を読みたくなってしまいました。

 ラノベなので、まあ、独特の表現などありますが、それがあまり苦にならない。キャラも極端に走らず馴染みやすい。最初の事件の解決シーンが自分的にはちょっと分かりづらかったけど、全体的にはなかなか面白かったし。
 読了後、この作品について調べたら、メディアミックスされたものすご~い話題作だったんですね。まったく知りませんでした。
 本篇は全8巻完結。次の2巻(“文学少女”と飢え渇く幽霊)はなんと!「嵐が丘」が絡むのね!
 お、面白そう……多分、いや、絶対読もう。楽しみだな……と思わせる魅力ある作品でした!


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この作品が太宰への入り口でした * by チルネコ
>この力説シーンを読んで単純な自分は、なんだかとても太宰を読みたくなってしまいました

うん、それでいいんですよ(笑)だって僕もここから太宰読んで、去年太宰の印象がガラッと変わりましたからね~^^今では僕の好きな文豪四強の一人になりました太宰さん。
読みやすいしキャラも立ってるし笑えるし、本書を読む若い世代がここから文学を手に取るってのもいい影響ですもんね^^

Re: チルネコ様☆ * by 惺
こんばんは~♪
チルネコさんもこの本読了済み?
で、この作品をきっかけに太宰を読み始めた?
そうなんですか~!
では自分も太宰の世界に踏み込んでみましょうかね~。
コレ自分的に意外なヒット作でした。
ワカモノ達がここから本格文芸作品入る…うんうん、良いと思います☆

個別記事の管理2011-01-14 (Fri)

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ちーちゃんは悠久の向こう (角川文庫)ちーちゃんは悠久の向こう (角川文庫)
(2010/06/25)
日日日

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 選ぶ時迷った……かなり。何かと話題だけど初めての作家サンだし、ハズレたらどうしよう……と思いながらも購入。恐る恐る読み始めましたが、これがなんと! 予想外の面白さでした。以下文庫裏表紙よりあらすじ。

「あぁ……幽霊が観たいなぁ」
──オカルト好きな幼なじみの少女・ちーちゃんに振り回されつつも、穏やかな日常を送ってきた少年・悠斗。
高校入学を機にオカルト研究会に入った、ちーちゃんの"香奈菱高校七不思議"探究まにつきあわされた悠斗は、そこである怪異に遭遇する。以来、二人の"変わるはずのない日常"は崩壊し……。
いつか終わりのくる少年少女の青春時代、それを瑞々しく描いた、日日日の鮮烈デビュー作、復活!

 名前だけは知っていた作家サンでしたが、改めて略歴読むとものすごいんですね~。高校在学時に5つの文学賞受賞しているとか。ビックリ。この作品はデビュー作ということで(後に修正入っているみたいですが)、とても17歳時の作品とは思えないほど巧いです。またもビックリ。
 あらすじ読むといかにもホラー系を連想。確かにその要素が半分はありますが、自分は真っ当な青春モノとして読みました。それもかなりイタくてシビアな。

 主人公の悠斗とちーちゃんは幼なじみ。小さい頃、暗い押入れで怪談をしたことが2人の大切な思い出。
 そんな2人は高校生になってからも相変わらず仲が良い。平凡な毎日を何ごとも無く生活しているだけ……と思いきや、実は違う。

 ちーちゃんは偏執的なオカルト好きのあまりクラスから疎外され、悠斗も実は両親から虐待を受けている……という事実が次第に浮き彫りになってくるところが、スゴク怖い。
 特に悠斗があまりにも平静で淡々としていて怖いのだ。不仲な両親のせいで家庭に居場所がない上、さらに常に生命の危機にさらされている。その彼があまりにも穏やかすぎて非常に怖い。
 そんな悠斗の唯一の心の拠り所が常に彼と一緒にいるちーちゃん。

 そのちーちゃんも異常な幽霊フェチ。それがエスカレートしてついに現実世界から向こう側へと一線を超えてしまうという……。
 そのあたりのエピソードがまあ、ライトなホラーといえばそうなんですが。はたまたダークファンタジーとも言えるかな?

 家庭は崩壊・自らも暴力事件を起こして精神的・現実的にも行き場を失くした悠斗に襲いかかるさらなる悲劇。
 最悪な極限状態に陥った悠斗の心の支えは、やっぱり幼なじみのちーちゃん。それまで虐待によって窮地に晒された彼を幾度となく助けてくれた彼女。その彼女に対する自分の気持ちが何なのか、悠斗は気付くことなく、2人は遂に悲しくて恐ろしい結末を迎えてしまう。

 読み終ってみるとかなりダークなハナシなんですが、不思議と陰惨さや不快感はないです。むしろ叶わなかった初恋とか、青春の痛みとか、そんな言葉が浮かんできます。
 作者サン、17歳でコレを描いたとは、ホント驚きです。

 実は本屋で立ち読みしたあとがきに惹かれて買ったんですよね~。作者サンの初恋がベースとなっているようで。儚い初恋への惜別思いを込めたハナシなのね~と、しみじみ。そして洒落たタイトルにも参りました。


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : ★ライトノベル
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ほう * by 道楽猫
私はこの作家さんは知りませんでした。
表紙絵がいいですね。

世界観も私が好きな感じだし
ちょっと黄色いお店で探してみます!

Re:道楽猫 様☆ * by 惺
こんばんは~♪
なんか賛否両論あるみたいですけどね~。
バッサバッサ斬り捨てている評もあれば、大絶賛している評もあるし。
それだけ話題作だということでしょうかね~。
自分的には結構面白く読めたけど…。
ちなみに日日日と書いて、「あきら」と読むそうです。
「晶」→を分解したらしい。

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