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個別記事の管理2011-03-31 (Thu)

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アジア・エネルギー事情―原子力の現場を行く (講談社プラスアルファ文庫)アジア・エネルギー事情―原子力の現場を行く (講談社プラスアルファ文庫)
(1998/09)
上坂 冬子

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 今回の震災は、震災そのものよりも津波や原発事故などの2次災害の被害が甚大だったように思います。普段生活している上でちっとも思いの及ばなかった原発について考える良い機会でもあったなあ、と個人的に思います。こんな時じゃないと絶対読まないこの本。以下文庫裏表紙より内容。

知りたくてもわからなかったアジア8ヵ国(中国・インド・パキスタン・韓国・台湾・フィリピン・インドネシア)、そして日本のマスコミではわからない原子力エネルギー事情。
専門家とは違ったユニークかつ大胆な視点と体当たり取材で、「タブー視」され続けてきた知られざる各国の実態と、本音に迫る!

 著者が故・上坂冬子女史。川島芳子関連の書籍で自分的にとても好印象のノンフィクションライターさん。その方の手によるものであり、タイムリーな原発を扱っている書籍というのでセレクトしました。が、2冊借りたのに、実は内容同じモノだったという……ハードカバーから文庫になる際に改題したらしい……。よく調べずに予約した自分はおバカさん! 
 で、コンパクトな文庫の方を読みました。

 発行がね~、1998年とかなり昔なので最新の原発の現状を知りたい人にはムリな書籍です。が、自分のように原発についてまったくの無知・専門的知識ナシ、でもなんとなく興味があるゾ、という人にはかなり読みやすい書籍だと思います。
 著者が「専門的知識皆無で、女の視点でアジアの原発事情を見て回る」というテーマを掲げているあたり、男女差関係無く初心者にはとても間口の広い書籍なんじゃないかなと。
 
 展開としては主にアジア各国の原発訪問の旅となっています。この書籍発行当時、インドの核実験がかなり話題になっていたらしく、やはりそちら関係の記述がかなり詳細ですね。アメリカとの批判合戦のいきさつと、ないがしろにされたインドの反論などは、当時の様子を知らなくても興味深く読めたし。
 やはり日本は原爆のイメージからか原発に関してはかなり印象悪いですが、著者が訪問したアジアの国の中では決して原発に悪いイメージを持っていない国もあるというのには、ちょっとした驚きが。原発建設を国と国との外交政策(特に友好的な)として位置づけている国もあったりして、目からウロコの内容も。

 とある国に関しては使用済核燃料の廃棄場所に関して、著者が疑惑の目を抱きながらも直接問いただせないというもどかしい思いを吐露していたり。
 著者一行の原発見学に、写真をバンバン撮らせてくれたりと、信じられないくらいオープンな国もあれば、とても閉鎖的な国もある、とその国によって対応も様々。
 
 著者の原発に対するスタンスは、あえて反対もしないけれど、賛成もしない派。正しい原発の知識を持ち、それを理解し、むやみやたらに反対しない。といったカンジなのでしょうか?
 内容的に少しばかり原発とはかけはなれた漫遊記的な記述もあったけれど、自分のような初心者(?)にはそれぞれの国の原発事情をわかりやすく知ることができて良かったかなと。ただ、何度も言いますが、今現在の最新事情でないところが少し残念。

 今回の事故であらためて電気のありがたさを痛感していますが、こうなると自家発電が一番頼りになるのかしら?とついつい思ってしまいます。
 で、自分的にとても面白いな~と思ったのが、リンクさせていただいている 売れてる本ランキングと読書系女子セレクト の読書系女子様の記事。
 アスファルト舗装発電なるモノを紹介されているのですが、コレ、実現したらかなり良いのでは? と思ってしまいました。興味のある方はコチラからどうぞ!
 ブロガーさんのさまざまな記事を読んでいるととても勉強になりますし、貴重な情報を仕入れることができます。ありがたいことだと思います。

 震災で今まで考えの及ばなかったいろいろなコトを考えてみたり、見えていなかったさまざまなコトが見えたりと、得るモノも多いなと実感しました。
 ああ……またまた、ウンザリするほど長くなってしまいました。ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました!


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Theme : ノンフィクション * Genre : 本・雑誌 * Category : アジア・エネルギー事情
* Comment : (7) * Trackback : (0) |

ありがと~ * by 読書系女子
リンクありがとうございます。
国によって様々なんですね。

事故が起きてしまったからには、もう安全と言ってもだれも信じませんねぇ。。。
技術立国・日本なのだから、きっと自然エネルギーで再生できるはず、と思っています。
原子力は発電には向かないでしょう・・・

Re: 読書系女子様☆ * by 惺
こんばんは☆
> 国によって様々なんですね。
ホントです。

> 原子力は発電には向かないでしょう・・・
危険と背中合わせだということが、今回の事故で思い知らされましたね。
アスファルト舗装発電もユニークだけど、さまざまな発電方法を模索するべき時なのかも。
コメントありがとうございました~!

こんばんわ~ * by チルネコ
今この時期だからこそこういう本は読んでおきたいですね。みな興味もものすごく持ってるでしょうし、というか僕も今読んでます原発について^^。
原発は日本の輸出産業の一つですから、経済・外交なども絡んできそうですし、国の介入度合いも大きいっぽいので前途多難ですね。急に原発はなくならないでしょうけど、TVで連発されてる「想定外」をきくと、刈谷崎原発のとき何を学んだの?とおもってしまいますね^^;

Re: チルネコ様☆ * by 惺
こんばんは☆
> 今この時期だからこそこういう本は読んでおきたいですね。みな興味もものすごく持ってるでしょうし、というか僕も今読んでます原発について^^。
この時期じゃないとホント、自分は読まないです…情けないくらい、こっち方面疎いので。
でもある意味、普段読まないジャンルに感心が持てて良かったですね。

> 原発は日本の輸出産業の一つですから、経済・外交なども絡んできそうですし、国の介入度合いも大きいっぽいので前途多難ですね。
原発が政治や経済・外交にまで絡んでいるとは、この本読んで遅まきながらようやく知ったという…。
ただ、この本いかんせん古いので、最新の原発事情を知るためにも、他の書籍もあたってみたくなりました。

原発によるエネルギー * by こはる
いつかは尽きる燃料が必要な火力発電
絶対に安全とは言い切れない原子力発電
電気なくしては成り立たない世界の経済
原子力発電につきまとう利権
誰も望んでいないのに、原子力発電建設を受入ざるを得ない地域の事情
自分の地域には建設してほしくないけど、電気に頼っている他地域の人々(沖縄の米軍基地問題と似ているような)

いっそ、世の中が電気のなかった古代時代のようになってしまえば解決するのか?(乱暴だ!)
人類が最も安全な方法で電気をつくる発明をすれば
解決するのかもしれませんね~
自家発電の機械がもっと格安になればいいのになぁと思う今日この頃です。

Re: こはる様☆ * by 惺
こんばんは!
震災がなければこんなに原発について考えるコトはなかったように思う。
電力は必要、でも原発はいらない…という二律背反。
難しいです…。

> 自家発電の機械がもっと格安になればいいのになぁと思う今日この頃です。
一番実用的なのが、今のところ太陽光発電なのかなあ?
でもものすごく高価で、天候に左右されるというのが難点か…。
でも一番クリーンで個人で設置しやすい自家発電ツールだと思うんだけど。
これを機会にもっと廉価で、さもなくば国から補助金を出すとかできないのかな…。
コメントありがとうございましたi-178

拍手コメ様☆ * by 惺
拍手ありがとうございます!
上坂冬子サン、お好きなんですか?
わ~!! なんだか嬉しいです。
この本は上坂サンが原発初心者向き視点で書いているのでありがたいです。
こういう機会でないと読まない本ですが、なかなか勉強になりました。

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