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個別記事の管理2011-04-23 (Sat)

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ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)ハイペリオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
(2000/11)
ダン シモンズ

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 早く結末が知りたくて即読んでしまいました。面白いです!! 以下文庫裏表紙よりあらすじ。

迫りくるアウスターの脅威と、殺戮者シュライクの跳梁により惑星ハイペリオンは混乱をきわめていた。
連邦政府より密命をうけ、この地に降り立った、神父、軍人ら経歴もさまざまな七人の男女は、一路<時間の墓標>をめざす。
その旅の途上で明らかにされていく、数奇な宿命を背負う彼等の波乱にみちた人生の物語とは……?

 この作品、SFというよりは壮大なる叙事詩といったカンジです。下巻を読んでいっそう理解度が進みました。さらに面白さ倍増。
 辺境惑星ハイペリオンに遺された殺戮者シュライクの遺跡<時間の墓標>の異変と宇宙の蛮族アウスターの侵攻の脅威を阻止するために、ハイペリオンに向かう七人が語る物語。以下、そのエピソードを簡単に挙げておきます。

第1章 司祭の物語: 神の名を叫んだ男
語り手 : 司祭ルナール・ホイト … 冒険・幻想譚
第2章 兵士の物語: 戦場の恋人
語り手 : 連邦軍"FORCE"元隊員フィドマーン・カッサード … 戦記・ラブロマンス
第3章 詩人の物語: ハイペリオンの歌
語り手 : 詩人マーティン・サイリーナス … 喜劇・ミステリー?
第4章 学者の物語: 忘却の川の水は苦く
語り手 : 学者ソル・ワイントラウブ … 悲劇
第5章 探偵の物語: ロング・グッバイ
語り手 : 探偵ブローン・レイミア(♀) … アクション・ラブロマンス・ミステリー
第6章 領事の物語: 思い出のシリ
語り手 : 領事 … 復讐譚・ラブロマンス

 と、各エピソードはバラエティに富んでます。それぞれ作中で語り手の視点・作風を自在に変えているあたり、もう職人芸としか言いようがない。時に静かに妖しげに、時にスリリングにスピーディーに。グイグイと自分を作品世界に引き込んでくれます!
 SFとしても(あまり自分は詳しくないんだけど…)時間遡行・サイバーパンク・星間戦争など様々な要素を取り入れて読ませてくれる。けれど、それ以上に今作で痛烈に感じた根底に流れるテーマは「愛」かなあ? こうやって書くとかな~りベタですが、その「愛」も様々です。
 男女愛・師弟愛・親子愛・郷土愛…などなど、いろいろな「愛」の形を変幻自在なエピソードに変えて描写してゆく手腕に唸ります!
 で、それぞれの巡礼者達は皆愛する者を失ってしまうのだけれど、その死に関わってくるのが惑星ハイペリオン。

 今作ですべての謎解きが完了するわけではないです。無事ハイペリオンに到着し、互いの過去を知り絆を深めつつある7人は葬送の行列の如く<時間の墓標>へと向かってゆく。
 その静かで余韻の残るラストも印象的。いよいよ謎解きなるか? 次作「ハイペリオンの没落」に期待します!!


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Theme : SF小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : ダン・シモンズ
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* by ひいち
ふふふー。
大作、一気に読んだのですねー。
すごいですねー!!

登場人物の名前を覚えるのが大変そうだけれど、
かなり惹かれていますよう~。
読みたくなってきた!
ウズウズ・・・♪

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは!
読んじゃいました~。ちらっと読んだらもうダメだったe-263

> 登場人物の名前を覚えるのが大変そうだけれど、
> かなり惹かれていますよう~。
> 読みたくなってきた!
> ウズウズ・・・♪
そうなんです!
海外の作品って登場人物の名前覚えるのに一苦労i-182
プラスSFって専門用語?多いから、ソコんとこは流し読み~!
ちょっと難しいけど、とっても面白かったです。
ココロにジ~ンとくる話が多かったi-176

こんー^^ * by チルネコ
おぉ~もう読んじゃったんですかー。素晴らしい^^
章ごとに語り手が変わってストーリーも一篇一篇で一変してそうですね(笑)スペースオペラとかヒロイックとか、種類も豊富そうで読みたくなってきた!本書だけでも楽しめそうだけど、コレ読んだら続編にも手を出したくなりそうですね^^

Re: チルネコ様☆ * by 惺
こんばんは☆
最初だけチラ見していたらダメでした。ついつい最後まで読んじゃいましたe-263

> 章ごとに語り手が変わってストーリーも一篇一篇で一変してそうですね(笑)スペースオペラとかヒロイックとか、種類も豊富そうで読みたくなってきた!本書だけでも楽しめそうだけど、コレ読んだら続編にも手を出したくなりそうですね^^
もう~、マジ面白いですよッ!
なかなか凝った作品なのでちょっとビックリ。
ナゾがまだほとんど解明されていないので、続編読みたくなりますね~。
でも、やっぱり読むのしんどいわ~。時間のある時でないとツラいです~。

個別記事の管理2011-04-22 (Fri)

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ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
(2000/11)
ダン シモンズ

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 面白いです!! が、ものすごい長編なので読むのが辛いです。とりあえずBOOKデータベースより内容。

28世紀、宇宙に進出した人類を統べる連邦政府を震撼させる事態が発生した!
時を超越する殺戮者シュライクを封じこめた謎の遺跡―古来より辺境の惑星ハイペリオンに存在し、人々の畏怖と信仰を集める“時間の墓標”が開きはじめたというのだ。
時を同じくして、宇宙の蛮族アウスターがハイペリオンへ大挙侵攻を開始。連邦は敵よりも早く“時間の墓標”の謎を解明すべく、七人の男女をハイペリオンへと送りだしたが…。

 この作品、
 ハイペリオン・ハイペリオンの没落・エンディミオン・エンディミオンの覚醒 
 と続く4部作なんですね。自分が今回読んだのは、初っ端のハイペリオン。しかも上巻のみなので、壮大なスケールの作品全体としてはまだまだ序盤もいいところです。 が、自分的に掴みはOKでした。

 辺境惑星ハイペリオンを巡って、原住民の信仰の源である<時間の墓標>の異変と、宇宙の蛮族・アウスターがハイペリオンへの侵攻を開始する。その<時間の墓標>の異変を阻止し、アウスターから連邦政府の移民を救出するべく、7人の巡礼者がハイペリオンへと赴く── という内容なんですが。自分のあらすじいい加減です。違っていたらゴメンなさい。
 で、上巻はその選ばれた7人の紹介と、それぞれが巡礼に参加するまでの経緯や意図・動機を語る展開となってます。その選ばれた7人というのも個性的。

 元ハイペリオンの領事、司祭ルナール・ホイト、連邦軍の元隊員フィドマーン・カッサード、詩人マーティン・サイリーナス、学者ソル・ワイントラウブ、探偵ブローン・レイミア、修道士にして宇宙船の船長ヘット・マスティーン の7人。

 この彼等がハイペリオン行きの動機を語ってゆく……という導入部からして引き込まれましたね。上巻では、司祭ルナール・ホイト、連邦軍の元隊員フィドマーン・カッサード、詩人マーティン・サイリーナスの3人まで。それぞれのエピソードがまったく趣向が違い、独立した短篇のよう。連作短編集と言ってよいのかも。
 ルナールのエピソードは一種の幻想譚のよう。フィドマーン・カッサードはある意味戦記モノ。マーティン・サイリーナスはホラーあるいはミステリーなのかなあ? 
 それぞれ語り口も変えてかなり凝ってます。共通するアイテムは惑星ハイペリオンとそこに存在する神出鬼没の殺戮者・シュライク。

 ハイペリオンとは一体どんな惑星なのか? そこに秘められた秘密とは? 7人は無事に<時間の墓標>の謎を解明することができるのか? などなど、SFでありながら、ミステリー要素も併せ持っていて、ものすごく面白い。今後の展開に期待しますが、いかんせん、驚異的な長編!!
 自分はまったく知らなかったのですが、ジョン・キーツの物語詩が元ネタである模様。さらに巡礼一人一人に語らせるという手法は「カンタベリー物語」のオマージュであるとのこと。→ウィキより。
 なので、これらの作品を知っているとさらに面白く読めるのかも。

 果たして自分は読みとおすことができるのか? 非常に微妙ですが、とりあえず下巻までは読了頑張ります!


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こんですー * by チルネコ
おぉ~文庫で上巻だけ読むって手もありますね!んで、先が気になって下巻も・・・って都合いいかな?(笑)僕のは全部単行本なので、なかなかの鈍器本なのです^^;;;これは惺さんに読了してもらって評価を参考に僕も・・・・(←セコイw)

Re: チルネコ様☆ * by 惺
> おぉ~文庫で上巻だけ読むって手もありますね!んで、先が気になって下巻も・・・って都合いいかな?(笑)
調子乗って上下巻借りたら意外と手強い相手と判明e-263
でも面白いので早く下巻読みたいんですよ~!

>これは惺さんに読了してもらって評価を参考に僕も・・・・(←セコイw)
ひぇ~!! 自分の評価はまったくアテになりませ~ん!!
どっちかというと、チルネコさんのこの作品の本格書評を読みたいです☆

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