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個別記事の管理2013-03-23 (Sat)
ご訪問ありがとうございます☆

  

 以前読んだ「エグゼクティブ・プロテクション」が自分的にかなり面白かったので、同じ作者の最新刊?を読んでみました。以下BOOKデータベースより内容。

外国人VIPの警護班を任された、駆け出しの女性ボディガード・愛。美術商だという容姿端麗なVIPを護衛する最中、彼女に警告の電話がかかってくる。“その男は死神だ"と。その言葉を裏付けるかのように、関係者の死や何者かの突然の襲撃に遭い、愛は自らの人生を揺るがす大きな事件に巻き込まれていくことに――。誰が敵で、誰が味方か? 先の読めないボディガードサスペンス!

 「エグゼクティブ・プロテクション」はかなりシリアスなサスペンス&ミステリーだったのだけれど、こちらは真逆のコメディ&ちょっとファンタジー&サスペンスといった感じ。ボディガートというモチーフは共通しているけれど、意識して雰囲気変えてるなあ…(あ、いい意味で)って思った。
 面白かった&気楽に楽しめたストーリーだったかな。

 とある警備会社に勤務する一流愛(いちながれあい)はスポーツ・格闘技が堪能で、さらに腹筋が6つに割れているほどの男前女子。その彼女が外国人の要人の警護を依頼されたことから、彼女の運命が大きく変わるとんでもない事件へと巻き込まれていく。
 もうね、ハイスピード・ハイテンションでまっしぐらに突き進むストーリー。愛が警護を受け持ったのは、一時的なショックで喋れなくなった、なにやら秘密めいたジョンと名乗るイケメン。彼を護衛するにつれて殺人事件が起こり、ついにはそのジョンや愛にまで危機が迫る!

 …というね。味方だと思っていた人物が実は敵だったり。警護をしているはずの愛が実は警護されていたとか。様々な仕掛けとどんでん返しが随所に盛り込まれていて最後まで飽きずに読めた。なんたって愛のキャラが面白すぎて。彼女の一人称で語られる、その語りがもう爆笑というか。性格も大雑把で強靭な身体なくせに、常に夢見る夢子ちゃん的な女子らしさのギャップが笑える。警護対象のジョンに惹かれつつ、その彼の正体を疑問に思ってしまう心情がなんとも健気で!
 誰が自分の味方で誰が敵なのか? そして極めつけは愛自身も知らなかった自分の出生の秘密。こうくるとかなりベタな展開が予想されちゃうんだけどね。でもそれが明かされるラストにかけてがなんとも怒涛の勢いでスゴい! かなりツッコミどころは満載なのだけど、まあ、これもアリかぁ~と読ませてしまう作者の力技。
 架空の国を舞台にハードなアクションありサスペンスありラブロマンスありヒロインの妄想ありミステリーあり、の豪華な1作。
 自分的にはシンデレラストーリー&ボディガードサスペンス&ミステリーとして読んだかな。こんなのアリなの? と思いながらも大変楽しく読めました。ボディガードネタが続くけど、マンネリ感無くてなかなか面白かった!

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 渡辺容子
* Comment : (6) * Trackback : (0) |

感動しました! * by みか
はじめまして♪ 「エグゼクティブ・プロテクション」の感想を拝読して読んだところすっごく良かったので(ありがとうございました!)、本書は発売前に予約してもう3回読みました。最初の時は「おもしれぇぇ」てな感じでしたが、読み返すと隅々までお話が練ってあって凄いですね。ジョンが愛のお兄ちゃんのことを自由にしてあげられなかったことを悔やんでいて、だからこそ万感の思いで告げる「お逃げください」。
最後のほうで、愛が逆プロポーズしますけど、自分が幸せになりたいってエゴでなく、ジョンのことを救いたい一心なんですよね。ヒロインの名前の通り、ホンモノの「愛」がテーマになっていて感動して友達にもすすめまくっています。これからも読書の参考にさせていただきます!

Re: みか様☆ * by 惺
はじめまして!
わわ!自分の感想を読んでいただきありがとうございます!
「エグゼクティブ・プロテクション」はホント面白かったですよね。こんな話があるんだ!
と当時はものすごく感動した覚えが。
みか様、すごい。発売前から予約とか。自分は最近知ったので遅すぎ~><。
仰られる通り、よく練り込まれた作品だなあと。今回はコメディタッチ&ラブロマンス仕立てで、「エグゼクティブ~」とは似たモチーフだけど、まったく違ったテイストにしているのはさすがだなあと。

>ヒロインの名前の通り、ホンモノの「愛」がテーマになっていて感動して

そうですよね!なんたって「一流の愛」ですものね!
みか様のおススメ本などもありましたら是非教えてください。
お互いに面白い本をこれからも探してゆきましょう!
ご訪問とコメントありがとうございました^∇^

わ。偶然~。 * by igaiga
わたしも本日upしております。
ドタバタコメディでしたね。
ボディガードしていたと思っていたら実はされる側だったという・・・
しかし、タナカさんの謎はそのままでしたね。
なんだったんだろう・・・彼・・・(遠い目)

Re: igaiga 様☆ * by 惺
こんばんは!
ですねー!こんな展開になるとはビックリでした。
ツッコミどころ満載で結構楽しく読めました。
タナカさんの謎…そういえばそうですね~。
最初はもっとすごい役なのかと思っていたのに…。



承認待ちコメント * by -

Re: みか様☆ * by 惺
こんばんは!
自分の稚拙感想文を読んでいただくだけでもありがたいことなのに、
コメントまで頂戴できるのは本当に嬉しいです。

みか様からの真摯なお考えを大切にしたいと思うので、
頂いたコメントは自分だけが読めるようにしておきたいと思います。
1冊の本に対して抱く感想は人それぞれなのだなあ、としみじみ思いました。
だからこそ読書は楽しくもあるのだなとも思ったり。
こうやっていろいろと語れるのも嬉しいです!

「空想科学読本」予約されたのですか?
自分的にはかなり面白く読めました。結構好きです~こういうジャンル!
理科雄先生の分析に感心したり爆笑したり。
みか様も楽しく読めると良いですね!
コメント本当にありがとうございました!

個別記事の管理2011-07-21 (Thu)

ご訪問ありがとうございます☆

エグゼクティブ・プロテクションエグゼクティブ・プロテクション
(2011/06/08)
渡辺 容子

商品詳細を見る

 超・面白かったです! 
 新聞の書評で高評価だったので購入しましたが、買って損はなかった。渡辺容子サン、初めての作家サンでしたが、硬質で重厚な文体が超好み。以下BOOKデータベースより内容。

トップランナー、真姫の警護を担当することとなったボディガードの八木は、自らの髪を金色に染め、ハイ・プロファイル・プロテクションを実施する。
企業のイメージキャラクターとして、アスリートとして、涙を見せず気丈にふるまう真姫に、悲劇は襲いかかる。コーチが殺害され、あらぬ疑いをかけられた真姫を救うため、八木の率いる女性警護チームがあらゆる危険を排除すべく動いたが―
『左手に告げるなかれ』の江戸川乱歩賞作家、渡辺容子が圧倒的なスピードとスケールで描く渾身のボディガードエンターテインメント。


 ボディガードエンターテインメント……確かにこのひと言に尽きるわー。
 警備会社の女性警護チーム。そのトップに立つ八木が本作のヒロイン。
 身長178センチ、格闘技・射撃がこなせるのはもちろん、女性的であるがゆえのきめ細やかな気配りも万全──という完璧ボディガード。こうくるととっても嫌味なキャラなのかと思われがちだけど、まったくそんなことはない。職務に忠実で無個性と錯覚するほど控えめな性格。
 その彼女がガードするのは、成績不振で再起をかけて日々トレーニングを積んでいるトップアイドルランナー・真姫。
 その彼女の身辺では何かと不穏な動きがあり、警護を依頼された八木以下、女性警護チームの決死の身辺警護の描写が秀逸!

 とにかくこの八木というキャラ造形が白眉と言っていいかも。
 いぶし銀の魅力というのか、クールでありながら任務に忠実。常にガードする人間を第一に考え行動する。非常に魅力溢れるヒロインだなと、感心!!
 ストーリーもいわゆる巻き込まれ型のミステリーと思わせておきながら、実はまったく意外な展開・犯人という、実に読み応えある内容。実業団所属のランナーの移籍問題や、そのスポンサーとの確執、急成長の胡散臭いホテルチェーンにヤクザ絡み……などなど、さまざまなテイストが盛りこまれている割にまったく破綻がない。そして何よりボディガードネタというのがとても新鮮で、ページをめくる手がとまらずに結局ラストまで一気に読んでしまった。

 何より特筆すべきは、身辺警護・警備業務の迫真の描写。自分が読んだ書評にも書かれていたけれど、作者サンはこの作品を執筆するために自ら身辺警護してもらったとか(確か)。
 そのせいかとっても緊迫感とリアリティ充分。さらに自分的に一番面白く読めたのが、中盤のイスラエルでの特殊訓練のシーン。そこでの教官・アランとのエピソードはそのまま感動のラストへの伏線となっているし、犯人逮捕のきっかけとなる重要なシーンでもあるわけで。

 警護するのもされるのも女性なので必然的に登場するのが女性キャラ多めですが、そこはやはり作者サンバランスよくキャラを配置しています。
 ナゾの関西人フィクサー・醍醐、その彼のクールなボディガード・豊川、妖しげなスピリチュアル・カウンセラー・錦織、真姫の父でもある格闘家・パンサー日比野(!!)、そしてもひとり、八木の15歳年下の恋人・カイ。などなど、個性強烈の男子キャラも魅力的!
 ランナーとしての再起を賭けた真姫と密かに彼女の復活を願う八木との、ベタつかない爽やかな絆が心打ちます!
 そして大きなマラソン大会をラストに持ってきて、余韻の残る幕引きとした作者の狙いもドンピシャ!! 涙腺がかなりヤバかった。文句なく面白く楽しめる作品。自分的にかなりおススメです!


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Theme : オススメの本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 渡辺容子
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by まいまい
これは,おもしろそうですねえ。
トップアスリートを警護するっていう設定自体もおもしろいし,主人公も魅力的な感じ。
渡辺容子さんの作品は読んだことがありません。要チェックですね。

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
> これは,おもしろそうですねえ。
はっきり言って面白かったです。←あくまで自分的に。

> トップアスリートを警護するっていう設定自体もおもしろいし,主人公も魅力的な感じ。
> 渡辺容子さんの作品は読んだことがありません。要チェックですね。
テーマにやられた感がひしひしと。
目の付けどころがやっぱ違いますよね。
一読の価値は大アリですよ~。

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