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個別記事の管理2011-08-18 (Thu)

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19―ナインティーン (メディアワークス文庫)19―ナインティーン (メディアワークス文庫)
(2010/12/25)
綾崎 隼、紅玉 いづき 他

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 テーマが19歳。5人の若手作家サンたちが描くそれぞれのストーリーに興味津々でした。以下BOOKデータベースより内容。

19歳をテーマに、5人の人気作家が描く、彼女彼らの物語。

 ……短か! でもホントこの通りなんです。共通のテーマをどう料理しているのか。それぞれの作家サンの切り口と個性がまた面白かったです!

19歳だった  入間人間
 彼女との19歳のクリスマスデートを何度も繰り返してしまう無限ループに陥った男子の悲劇? ちょっとSFテイスト入った異色作?
 少しラノベ的でどうなんだろ? 好みが分かれる作品なのかなあ。自分的には少し解りにくかったストーリーだった。イマドキの作家さんの、イマドキの作品だなあといった印象。
×××さんの場合  柴村仁
 一番楽しめた作品! 一人の女子を多人数視点から描いたブラックユーモア的なストーリー。
 美女だけどちょっと頭足りないカンジの×××さんをめぐるサークル内の人間模様。何故か聖書やパンドラの箱エピソードさらに古事記までが登場。ありきたりな素材といえばそうかもしれないけれど、何故かひどく面白く感じてしまった!
向日葵ラプソディ 綾崎隼
 他作品とリンクしているキャラが登場しているとのこと。これは特に19歳というテーマが活かされているとは思わなかったな……。
 ヘタレ男子とツン女子というカップリング。この作者サンの描く女子ってツンで強めキャラが多いのかな。以前読んだ「ノーブルチルドレンの残酷」にもヒロインがそんなカンジだった。どうしても被ってしまったし。自分的にイマイチでした。
2Bの黒髪  紅玉いづき
 久しぶりの紅玉いづきでした。「ガーデンロスト」がとっても良かったので密かに期待!
相変わらず女子の屈折した心理描写が巧いなあと。大学受験に失敗した1浪女子の複雑な心境を、自身のブログのマンガキャラに絡めて描いているトコロがちょっと小技が効いてるなと思った。救いあるラストもなかなか良かった。
十九になるわたしたちへ  橋本紡
 一番正統派?な印象。国語教師・田島、高校3年生のトモヤとユキ。この3人視点で展開するストーリー。
 それぞれ心に抱いている悩みや葛藤を静かに描写。ラストにふさわしい作品。ただ、19歳というテーマからはちょっとズレてる……? 高校3年て18歳だよね?

 大学のサークル内の人間模様や恋人との微妙な距離感。もっと先に進みたいけどなかなかそうはいかないジレンマなんかも巧く描かれていてちょっと微笑ましくなったし。
 それぞれの作者サンたちの創り出した19歳の空間というか、作品世界を充分堪能させていただきました!


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はじめまして * by ゆう
はじめまして。ふらりとやってきました。私も、「№6」、書籍でハマってます!!うれしくなり、コメントさせていただきました。

紹介してくださってる本、読んでみたいなと思う本、いくつかありました。

時折、のぞかせていただきますね。
よろしくお願いします。

Re: ゆう様☆ * by 惺
はじめまして、こんばんは!
「NO.6」良いですよね! こんなにハマッた作品は久しぶりです!!
アニメも良いですが、自分はやはり原作派。あさの先生のセリフが素敵です。
自分も後ほどゆうサンのブログ遊びにいかせていただきます!
こちらこそヨロシクおねがいいたします☆

個別記事の管理2011-06-13 (Mon)

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そういうものだろ、仕事っていうのはそういうものだろ、仕事っていうのは
(2011/02/22)
重松 清、野中 柊 他

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 図書館の新刊情報で見つけた1冊。執筆陣が豪華だったので借りてみました。以下BOOKデータベースより内容。

重松清、石田衣良、津村記久子、大崎善生、盛田隆二、野中柊という6人の人気作家が日経Web刊で「働く」をキーワードに競作した短編小説の豪華アンソロジー!
――働くことは、生きること。世界とつながること。


ホームにて、蕎麦 … 重松清
あの日。この日。そして。 … 野中柊
ハート・オブ・ゴールド … 石田衣良
バルセロナの窓 … 大崎善生
きみがつらいのは、まだあきらめていないから … 盛田隆二
職場の作法 … 津村記久子

 ものすごくブ厚いわりにはさらっと読めてしまいました。「働く」をテーマにしたバラエティに富んだ短篇集。作家サンたちの視点がさまざまでとっても面白かったです。
 自分的には男性作家陣の作品が皆印象的だったかなあ。
ホームにて、蕎麦
 退職した父親がなんと、駅のソバ屋にアルバイトとして第2の職場を選んだことに戸惑う息子の心情を丁寧に描いた良作。
 予想外の就職先、しかもアルバイトであることに抵抗感を拭えない息子と、父親の秘めた事情。このアンソロジーにぴったりの正統派な作品。
ハート・オブ・ゴールド
 石田衣良氏の作品を初めて読んだのですが、一番楽しめた作品でした!
 舞台を沖縄に設定して、とあるゲストハウスで繰り広げられる感動作。
 勤続十周年休暇を利用して沖縄のゲストハウスに訪れた主人公と、そこでの滞在者との心の触れ合い。お金とは何か。富とは何か。働く事の意義とは? 

富はただの金ではなくて、社会のなかで積んでいく経験でもあるんだよ。人といっしょに働ける。たくさんの人と関係を続けられる。そういう社会的な富っていうのがあるんだ

 と、ニート少年に語らせる、鮮やかな作者の見解に共感。
バルセロナの窓
 ニートだった主人公がとあるきっかけで会社勤めをするようになり、さらに作家へと転身して、自らの過去を長年の親友とともに振り返る。
 少しばかりご都合主義的な展開が気になったけれど、こちらも読後感爽やか。仕事への賛歌ともとれるかな。
きみがつらいのは、まだあきらめていないから
 一人のサラリーマンがうつ病に苦しむハナシ。アンソロジー中の異色作で読み応えがあった! じわじわと精神の均衡を失ってゆく主人公が、妻の病気をきっかけになんとか持ち直そうという結末。その後の主人公の病状がとっても気になってしまった。続編があればぜひとも読んでみたい!!

 女性作家お2人のうち、野中柊サンの作品は自分的に?な部分が。イマイチこのアンソロジーのテーマとかみ合っていないような感じが。
 津村記久子サンの 職場の作法 は、これは女性じゃないと書けないな~と激しく思った。職場の個性的な面々をユーモラスにシニカルに洞察しているところがクスッと笑えた。

 「働く」ということは、何も会社勤めしているだけとは限らない。バイト・パート・子育て・家事などなど、いろいろな形の「働く」という形態があるわけで。
 その中で得た人間関係・社会的(経)体験などが、その人の血となり肉となっていくのだなあ、と個人的には思います。予想外の面白さ詰まった1冊でした!


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おもしろそう * by 読書系女子
石田衣良さんの作品、読んでみたいです。
それと >女性じゃないと書けない 職場の作法。

表紙もいいですね~

Re: 読書系女子様☆ * by 惺
こんばんは!
> 石田衣良さんの作品、読んでみたいです。
初めて読んだけど、面白い☆
他の作品も読みたくなってしまったし。

> それと >女性じゃないと書けない 職場の作法。
う~ん、ちょっとディフォルメされて描かれていると思うけど、
ああ、あるな~、そんなコト。
っていうシーンがありましたね。

> 表紙もいいですね~
色がね、インパクトありますよね☆

タイトルがまた良いですよね。 * by こはる
読みたい読みたい読みたい!
惺さんのblogでタイトルが目に飛び込んだ瞬間に
読みたさ爆発!
で、このコメントを書く前にソッコー図書館で予約しちゃいました。
8人待ちでした(涙)気長に待ってます。

石田衣良氏の作品初めてなんですか?
こんなに多読の惺さんが・・意外です~

私が真っ先に読みたいのは石田さんの作品です。
大好きなんですよ~。
惺さんも一番楽しめた作品とのことで♪
なんだかうれしいです☆




Re: こはる様☆ * by 惺
こんばんは!
おもいっきり惹かれるタイトルですよね!
で、自分もこのタイトルでついつい借りてしまいました。

> 石田衣良氏の作品初めてなんですか?
そうなんですよ~!
おススメされるんですが、なかなか手が伸びなくて……。
でも、これを機にI.W.G.Pあたりに手を出してみようかな~と。
どうも石田衣良氏ってワイドショーのコメンテーターっていうイメージ強くて…。

> 私が真っ先に読みたいのは石田さんの作品です。
> 大好きなんですよ~。
そうなんですか?
ではではこはるサンおススメとあらば、ぜひとも読まないと!
アンソロジーの中でも、やっぱり頭ひとつ抜き出ている感が!!
面白かったですよ~☆

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