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個別記事の管理2013-02-23 (Sat)
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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
(2013/02/22)
三上延

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 昨日発売になったばかり。チラ読したら即買ってしまいました。以下BOOKデータベースより内容。

珍しい古書に関係する、特別な相談――謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、迷宮のように深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが――。


プロローグ 
第一章 「孤島の鬼」
第二章 「少年探偵団」
第三章 「押絵と旅する男」
エピローグ

 3巻で個人的にちょっと飽きが来てしまったので、今作どうしようかな~と迷っていたのですが、目次見たらも う即買いしてしまいました。
 今回のテーマはなんと「江戸川乱歩」!しかもお気に入り作品の「孤島の鬼」と「押絵と旅する男」がモチーフとなっているとなったらもうもう!一気読みしてしまいました。

 個人的に好きな作品がテーマになっていたということもあったけれど、謎解きも乱歩作品にちなんだものとなっていて、なかなか洒落ていたのも楽しめました。「D坂の殺人事件」「人間椅子」「二銭銅貨」「少年探偵団シリーズ」等々、乱歩の代表作品が次々と出てきてファンにはたまらない内容で。

 乱歩収集家である故・鹿山明の愛人、来城慶子からの依頼を受けた大輔と栞子。
 金庫に厳重に隠された「江戸川乱歩に縁のある珍しい品」をなんとかして取り出したいと願う依頼主。けれど肝心の金庫のカギが行方知れず。そのカギの所在から捜すことになった二人はさまざまな推理を駆使して、依頼人所望の品を捜しだす──。
 乱歩とその作品達をこよなく愛した鹿山明という人物像がものすごく良いなと。家族の前では厳しく隙を見せない父親としてふるまいながら、本当は江戸川乱歩を愛する、童心を忘れていない人物。躾に厳しくありながら、まるで探偵のように娘にそれとなく乱歩の作品を捜しださせ読ませてやる。そんな彼が愛人に遺した貴重な品。
 カギの行方を追いながら栞子が披露する、知っているようで実は知らない国民的作家のエピソードとその作品。出版当時の逸話などが豊富に盛り込まれていてなるほど!と思う雑学がてんこ盛り。特に乱歩と横溝正史との関わりなどもさらりと紹介されているのがまた心憎い。
 さらに、栞子の母親・智恵子も本格的に登場&参戦して、ちょっとスリリングなストーリー展開となってくるし。発売したばかりなのでネタバレ回避であまり語れませんが、ラストの謎解きが自分的に一番の読みどころだった。乱歩のデビュー作である「二銭銅貨」のトリックを使っているところが巧いし、さすが作者さん!と思ってしまった。

 で、めでたく「江戸川乱歩に縁のある珍しい品」を捜しだした大輔と栞子。これで一件落着かと思いきや、さらに…と最後まで息をつかせず楽しませてくれる作者さんのサービス精神に拍手送りたいです。で、やっとやっと!!大輔と栞子の仲に進展が…おおっとネタバレいかんいかん!
 サブタイトルにある「栞子さんと二つの顔」。そうそうまさに今回「二つの顔」がキーワードなのかも。乱歩ファンの自分にはとっても美味しい話でした。

孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1987/06)
江戸川 乱歩

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作中にも登場する「孤島の鬼」。面白いです!

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
(1960/12/27)
江戸川 乱歩

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二銭銅貨・D坂・人間椅子など傑作がみっしり詰まった作品集。乱歩入門にはとっても良いよ!

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* by まいまい
読みました~(^^)
今回は乱歩にしぼられているので、
ああ、もう少し乱歩の作品を読んでいたら・・
と、思わずにはいられませんでした。
その点惺さんは、堪能されたことでしょうね。
でも、知らないなりにおもしろかった!
お母さんが登場して
話に緊張感が出たような気もしますね。

こんなに登場人物たちをとりこにする
乱歩の作品、これは読まなくちゃね。

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
まいまいさん早ーい!
ホント今回は乱歩づくしで。
作者サンも相当乱歩好きなのかな?って読んでいて思っちゃいました。
なんか、一度読むと結構クセになる作家でして。←自分的に。
好き嫌いあるかもですが、読んでみると面白いなあと。
さすが今でも読み継がれている作家サンなのね、と納得してしまいました。
まいまいさんも是非是非!

個別記事の管理2012-06-24 (Sun)

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ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
(2012/06/21)
三上延

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人気作の第3弾。相変わらずジャケ画が美麗です。まあ、ホントに人気なのですね、実感しました。なんせ自分が買ったのは書店で平積みされている最後の1冊……ギリギリセーフ! 以下BOOKデータベースより内容。

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。
すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。人々は懐かしい本に想いを込める。それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。
美しき女店主は頁をめくるように、古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。彼女と無骨な青年店員が、その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?絆はとても近いところにもあるのかもしれない―。これは“古書と絆”の物語。


プロローグ 「王さまのみみはロバのみみ」
第一話 ロバート・F・ヤング 「たんぽぽ娘」
第二話 「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」
第三話 宮澤賢治「春と修羅」
エピローグ 「王さまのみみはロバのみみ」

 前二作とテイストはほぼ変わらず。今作も栞子サンの推理はかなり冴えまくってますが……自分的にちょっと飽きがきてしまったのも確か。
 今回は栞子サンと母親との確執&切っても切れない絆(良い意味でも悪い意味でも)がかなり前面に押し出されているなあ……との印象が強かった。謎めいた栞子の母親・智恵子の人物像がだんだんはっきりし始めて、今後栞子や妹・文香との絡みがどうなってゆくのか気になるところ。特に文香が何か鍵を握っていそうな雰囲気がぷんぷんとしてしまったのですが……エピローグ読む限りでは。あまり深く考えなくて良いのかなあ? 栞子と違って文香は母親に対してあまりマイナスイメージ抱いていないようだしね。ううむ、今後の展開が気になるわ。

 ということで、今回もものすごくマニアックな古書に絡む人々との繋がりと、大切な本と人との絆が描かれてました。
 それぞれストーリーが凝っていてなるほど! と思うところも多いのだけれど、自分的にはもう少し起伏に富んだ展開を望みたいなと。
 で、ちょっと違和感あったのが第一話で、母親に良からぬ感情を抱いていたライバル古書店の井上にしても、娘にまで同じように悪感情をぶつけなくてもよいのにと思ってしまったり。本盗人の正体があまりにもええ? っと意外な人物すぎたのでうーむ、これは……ちょっとこじつけ? と思ってしまう部分も。←自分の読みが浅いのかもしれぬ。

 故人の蔵書に絡む遺産相続とか、ちょっと似たテイストの話も多くなってきたような気もしないではないし。
 ただ、やはりすごいのは稀覯本に対する知識の深さとそれを巧くストーリーに仕立ててしまう作者のアイデアにはね、もう脱帽です。
 少しずつ栞子と大輔の仲も進展しつつあるようで。そこもまたもどかしくも微笑ましいところ。4巻ではさらなるドキドキの展開を期待したいゾと。
 自分的にポイント高かったのは、見返しの栞子一家のイラスト。なるほど、こんなカンジなのか! とちょっとニンマリ。
 謎めいた母親・智恵子が今後どうビブリア古書堂に絡んでくるのかも楽しみだなー。 


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いつものことながら、過去記事に失礼します。 * by まいまい
読みました~!楽しかった!
いろんな親子がいますね~。
第2章の母親も相当だけど
後味よく終わってよかった。

宮澤賢治の「春と修羅」の本物が見てみたいです。
こんなエピソードがあるとは知らなかった。
そっちの方向で興味を惹かれちゃいますよね。

でもそろそろまとめてほしいような気もします。
自分的に、母子の確執がちょっと重いです。



Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
この作者サンはものすごく古書に詳しいなっていつも感心&驚きです。
その知識を巧くストーリーとしてまとめてしまうのだからさすがだなって思います。
栞子と母親との確執?が今後の展開のポイントとなるのかな?
謎めいた母親に興味津々です。
「春と修羅」ってなかなかお目にかかれないですよね。
この本読んで初めて知りました。気になる~。
次作ではぜひ親子の和解?を期待したいところです!

個別記事の管理2012-01-19 (Thu)

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 職場の友人が貸してくれました! ありがたい~。図書館で借りてもきっと予約がスゴイだろうし、買うのもなんだかな~と思っていた矢先だったので……いやいやいや、前作より俄然面白くなってきました。以下BOOKデータベースより内容。

鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

プロローグ 坂口三千代「クラクラ日記」Ⅰ
第一話 アントニイ・バージェス「時計じかけのオレンジ」
第二話 福田定一「名言随筆 サラリーマン」
第三話 足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」
エピローグ 坂口三千代「クラクラ日記」Ⅱ 


 前作が長い紹介・導入部だとしたら今作はやっと本格的に始動といったカンジかなあ。
 無事栞子サンも退院してきて、大輔と共に古書堂を切り盛りしてゆくのだけれど。
 第一話は「時計じかけのオレンジ」の新版と旧版をめぐるちょっとした謎解き。
 ギクシャクしていた小菅姉妹が1冊の本をきっかけにして関係が修復されるというもの。
 再販年の違いを巧く使ったトリックが細かくてなるほどなと。

 その次のストーリーは両方とも有名な作家・マンガ家サンの本名にまつわるストーリー。
 これは自分もビックリでした。特に第二話。さる有名な作家サンの本名である、福田定一氏の「名言随筆 サラリーマン」をものすごく読みたくなってしまったし。
 それに大輔と元カノとのちょっとほろ苦い、それでいて清々しいエピソードが絡んで読んでいてとっても心地良かった。
 そして栞子の母親の謎に迫る第三話は、いわゆるマンガの稀覯本にまつわるストーリー。
 マンガ家・足塚不二雄のマニアックなコレクター親子と、昔彼等に関わった栞子の母との間に何があったのか?
 栞子と行方不明の母親との意外な確執。その母親の残した古書探しという要素も加わって、さらに今後の展開が面白くなりそう! あ、あと、大輔と栞子との微妙な関係もねいったいどうなっていくのやら。

 ハートフルなようで、意外にも謎解き部分にちょっとダークな部分があるなあ……という今作の印象。
 読みやすくて、でも軽過ぎない。古書にまつわる雑学? も知ることができて人気なのも頷けるシリーズですね~。
 今回も越島はぐ氏のジャケ画が雰囲気あってとても素敵です! 次作も期待!


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個別記事の管理2011-12-21 (Wed)

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ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

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 以前からジャケットが気になっていたのと(ものすごく素敵だよね!)、やはり「本」にまつわるストーリーらしいという理由で読んでみました! 以下BOOKデータベースより内容。

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。
残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。


第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)
第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)
第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)
第四話 太宰治『晩年』(砂子屋書房)


 うん、なかなか面白かったです。ひと言でいうと、ハートフルなストーリーといったカンジ。一応ミステリーにジャンル分けされると思うのだけど、肝心のミステリー色はかなり薄め。奇抜な謎解きなどは一切なく日常ミステリーに終始していて、どちらかというと登場人物たちの人間ドラマ的な要素が強いな、と思った。
 初っ端の第一話『漱石全集・新書版』から主人公・大輔の出生にまつわる重要なストーリー展開。ふとしたきっかけで知り合ったビブリア古書堂の若き店主・栞子の冴えた推理で大輔の祖母の秘密を解き明かしてゆく……というちょっと込み入ったエピソードに否が応でもグイグイと惹きこまれる~!

 1冊の古書から名推理を展開する栞子はケガをして入院中のいわゆる安楽椅子探偵。その手となり足となるのが就職浪人の大輔。
 普段は内向的な栞子が本に関する事となると人格が豹変して俄然饒舌となり頼もしくなる。変身スイッチ押されちゃった? 的な変貌ぶりもまた面白いんですけどね。
 プータローで一見頼りなげな大輔はいざとなると特異の柔道技を駆使し、車やスクーター使用でなにかと栞子の足となって活躍する。静の栞子に動の大輔という設定も良いバランスかなと。

 それぞれの話がタイトルの本ときちんとリンクしあっていて面白い。こういう書店絡み・本絡みの話には大抵登場する太宰治を最終話にもってくるあたりも、思わずニヤリ。さらに第一話が何気に伏線となって、人間関係にも繋がりをもたせているところがね、なるほどな~と。
 古書店業界と切っても切り離せない、せどり屋の志田や栞子の妹・文香などなど魅力的なキャラも今後続々と登場しそうな予感。独特のほんわかした雰囲気の中に、時折垣間見ることのできるちょっとした怖さが程良いスパイスとなって飽きさせない。次シリーズもあるということなので、近いうちに挑戦してみたいゾ! 


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