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個別記事の管理2013-01-14 (Mon)
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真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)
(2012/12/05)
大沼紀子

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 やっと出た3巻目。自分的にまよパンの安定の面白さ。以下BOOKデータベースより内容。

夜が深まる頃、暗闇に温かい灯りをともすように「真夜中のパン屋さん」はオープンする。今回のお客様は希実につきまとう、少々変わった転校生。彼が企む“計画”によりパン屋の面々は、またもや事件に巻き込まれていく。重く切なく、でも優しい、大人気シリーズ第3弾。

 最近話題のシリーズもの(古書堂とか珈琲店とか)の中で自分的に(こればっか)は一番好きかも。
 パン好きだしねーというのはどうでもいいけど。読んでいて飽きないし、キャラクターも皆個性的で活き活きしていて憎めないヤツばかりだし。
 ラノベテイストなので、軽いかな―と思うと二転三転するストーリーに、割と重いキャラ造形とか。設定になかなかが深みあるなと。

 ヒロイン希実のクラスに腹話術の人形を抱えた珍妙な男子転校生・孝太郎がやってきた!というイントロからしてインパクト大。さらに自称魔術師の医師・阿部とこだまと孝太郎の父親でもある医師・美作。この三人がキーパーソンとなって物語は展開。
 ベースは孝太郎と美作の父と子の葛藤・確執と和解の物語なのだけど、これにまた名(迷?)サブキャラの阿部が絡んで予想外のハートフルストーリーになるのだから面白い。
 今回は希実が大活躍。ねじれた関係の孝太郎と美作をなんとか修復させようと奔走する彼女が健気で一生懸命で、読んでいて思わず感情移入。頑張れ!とエールを送りたくなってしまうほど。奇妙奇天烈だった孝太郎も、実は心の奥に暗く重い影というか闇を抱えていて、ものすごく複雑な心情が良くわかったし。

 で、もうひとり、その孝太郎と美作の父子関係を修復させようと奔走するのが悪評高き医師の阿部。実はそれは誤解だと後に判明するのだけどね。飄々としていてまさに魔法使いのよう。洒落た台詞廻しも全然嫌味ではなかったし。美作との悪友親友ぶりも読んでいて爽快だった。
 2巻がイマイチだったので(自分的に笑)、余計に今作は面白く読めた。キーパーソンの3人だけではなく、レギュラーキャラたちもそこここで地味に活躍してるしね。で、相変わらずパンの描写は美味しそうだし。今回はフルーツサンドがもうね、超絶美味しそうだった。

 大団円の後には何気に含みを持ったラストをもってくるところも巧いなと。
 希実の隠された過去とその母親がさりげなく登場してくるあたり、次巻がむしょうに読みたくなってくる。謎多き希実の過去って一体なんなのか?
 それが明かされることを期待しつつ、次巻楽しみだな!

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* by ひいち
こんにちはー☆
ははっ(>∀<)やっぱり2巻はね・・・
私もそうでした・・・(笑)
3巻早く読みたいな~~♪

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは!
そうなのよねー。
2巻が自分的にアレだった分、
この3巻は楽しめた!
面白かったのでおススメですー☆

個別記事の管理2012-03-20 (Tue)

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真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
(2012/02/03)
大沼紀子

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 前作がとっても面白かったので第2弾を! ということで以下BOOKデータベースより内容。

真夜中にだけ開く不思議なパン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」。
謎多き笑顔のオーナー・暮林と、口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる。
家庭の事情により親元を離れ、パン屋さんの2階に居候することになった女子高生の希実は困った人たちが引き起こす事件に、またまた巻き込まれていく……。
今回のお客様は、美人で妖しい“恋泥棒”。
彼女がもたらすチョコレートのように甘くてほろ苦い事件は、バレンタインの大騒動に発展!
不器用な人たちの、切なく愛おしい恋愛模様を描き出す物語。


 前作は登場キャラの紹介といったカンジで、連作短編集といった趣だったのですが、今回はどちらかというと長篇作といった印象。
 「ブランジェリークレバヤシ」にまたも珍妙で怪しげな客が舞い込んでくる──という冒頭の掴みはかなりOKです。
 が!! 今回はちょっと間延びしたかな~? というのが個人的な感想。もちろん面白くてハートフルなお話であるのに変わりないのです。腕が良いイケメンパン職人・広基。その彼の元カノである佳乃が迷い込んでくることから、事件は起こる。

 美人で人当たりも良い(特に男子に対して)佳乃に対して何かと反感を抱く希実。それもそのはず、佳乃は実は結婚詐欺容疑がかかっているうえに、ヤバイ奴に追われているというワケありの人物だったという……。
 前半まではいつもどおりギャグ&コメディ要素がふんだんに盛り込まれて楽しく読める。特にしたたかな佳乃と「ブランジェリークレバヤシ」のいつもの面々とのやりとりには爆笑! 特に彼女に恋してしまう自称変態・斑目氏の恋に情報収集にとその活躍が素晴らしい。

 ただ、後半になってちょっとしたミステリー&サスペンス的展開になって、佳乃が実は双子だったという設定がちょっと苦しいかな……って個人的に思ってしまったり。
 それと、過去佳乃一家が離散してしまって、父親に死んでいて欲しかったというエピソードがあるのだけど、それが某女性作家の某有名作のエピソードと酷似していて、ここでもんん? と思ってしまったり……等々いろいろと盛り込み過ぎてちょっとまわりくどい展開になってしまったのが個人的に残念だったかなと。

 でもでも、暮林が寄せる亡き妻・美和子への想いが揺るぎないものだとさらに確信されられたり、広基の新たな一面が見えたりと、キャラ&ストーリーにとても深みを感じたのも確か。
 旧約聖書のバベルの塔のエピソードが今作の隠れたテーマとなっているのかな。
 他人と言葉が通じない、コミュニケーションがとれないジレンマ・悲しみを描きながら、それでもやっぱり他人と繋がっていたいと願う不器用ながらも純粋な愛すべきキャラクターたち。
 コメディとハートフルが絶妙なバランスでミックスされているところも読ませるしスゴイな~と。で、さらにこの先、希実と暮林に広基の3人の関係がどのように変化してゆくのかとっても気になるトコロ。第3弾も楽しみです。


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ご無沙汰しています^^; * by 夕惟(ゆい)。
私もこの間ようやくこの2冊目を購入しました!

惺さまのツイッターやブログを見ていると、本当、まだまだ知らない本ばかりで、沢山読みたくなってしまう(笑)

ちなみに今は、『昔話の深層』を読み始めました。
いつも刺激を与えてくださってありがとうございます☆

Re: 夕惟(ゆい)。様☆ * by 惺
こんばんはー☆
おお! 「まよパン」購入されたのですね!
面白いですよねー。1作目読んで完全にハマりました。
作中に登場するパンにも、ものすごくそそられるし…。

「昔話の深層」もなかなか考えさせられますよね。
グリム童話の別の読み方っていうのが興味津々でした。
自分の読書はシュミ全開で偏っているのであまりおススメできないのですが…(>_<)
コメントありがとです!

個別記事の管理2012-03-05 (Mon)

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真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
(2011/06/03)
大沼紀子

商品詳細を見る

 最近よく耳にするタイトルなのと、書店での平積みがかなり目立っていたので思わず購入。以下BOOKデータベースより内容。

謎多き笑顔のオーナー・暮林と、口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、
パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる……。
夜の街を徘徊する小学生、ワケありなオカマ、ひきこもりの脚本家。
夜な夜な都会のはぐれ者たちが集まり、次々と困った事件を巻き起こすのだった。  

家庭の事情により親元を離れ、「ブランジェリークレバヤシ」の2階に居候することになった
女子高生・希実は、“焼きたてパン万引き事件”に端を発した失踪騒動へと巻き込まれていく…。
期待の新鋭が描く、ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。

 何の予備知識無く読んだのですが、予想以上に面白かった&感動しました! いやあ、ホントにビックリしました。おもわず一気読み。
 タイトル通り真夜中に営業しているパン屋が舞台。オーナーの暮林は30代後半の穏やかで優しげな人物。イケメンパン職人の弘基は元ヤン。そんな2人が立ちあげたパン屋に、ある日突然女子高生・希実が居候として転がり込んでくる──。

 という導入部に掴みはOK。希実もまたこの作品のメインキャラの一人となるわけだけど、その彼女の家庭環境もかなり複雑。
 幼いころから生活能力のない母親によって親戚中を、はたまた友人中をたらいまわしにされて育ったきた希実。学校ではイジメに遭い自然と心を鉄壁の如く閉ざして、少し歪んで成長してしまったと自認している強気な少女という設定。
 この作品、何と言っても登場キャラクターがとてもユニークで超・個性的。そして皆それぞれ何かしらの秘密持ち心に傷を持っている。
 父親溺愛の母親に育てられたこだま少年はネグレクト、部屋に夥しい数の望遠鏡を備え、覗き&ストーカー趣味のあるシナリオライター・斑目は繊細で空気の読める変態、オカマのソフィアに、最愛の妻・美和子を亡くして心にとてつもない喪失感を抱いたままの暮林に、その美和子に密かに心寄せていた弘基。

 そんな愛すべきキャラたちが、パン屋・ブーランジェリークレバヤシに何故か集まり心を癒してゆく。人と人との繋がりと触れ合いを求めて訪れる孤独な人々。そんな彼等を美味しいパンが空腹と共に心まで満たしてくれる描写がとても優しくて温かい。
 ポプラ文庫だから児童書かYAなのかと思っていたけれど、そうではないような気がする。充分大人が読んでも面白い。
何故なら、安易なハッピーエンドにしていないからだと。

 希実を置き去りにしたまま失踪した母親はそのまま行方知れずだし、こだま少年の母親も、まだ頼りなくて完全に母親業を復活できるのかどうかも判然としない。変態斑目は変態のままだし、オカマのソフィアも相変わらず。美和子を巡って恋敵どうしの暮林と弘基の関係も今後どうなってゆくのか。
 迷いながらも、それでも生きてゆくキャラ達。そんな人間臭さにちょっと共感。

 シリーズ化決定のようで。次の話もとっても期待! 読了後思ったのが、これは実写化してもイケるんじゃないかと。パンなんか番組とタイアップすればものすごく売れそうな気がするし。希実はなぜか北乃きいサンを連想しちゃったしね。こだま少年は今人気の鈴木福クンなんかいかがでしょう? オカマのソフィアははるな愛サンで。←この方しか思い浮かばなかった! イケメンの2人は誰でもいいかー的な(笑)

 久しぶりに読みながら涙腺が崩壊してしまいました。突っ込みドコロもあるけれど、素直に良い作品だと思いましたね。


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* by 潤
惺さん、こんばんわ!
祝!まよパン読了!!
たくさんの人間ドラマが散りばめられた1作ですよね。
生きてるって感じ。
健気なこだまがめちゃ可愛い~。
あとこれ読むとパン食べたくなります。焼きたての!

TBさせていただきました☆

Re: 潤様 ☆ * by 惺
潤サン、こんばんは☆

確かに皆一生懸命生きてるってカンジがしてものすごく共感。
安易にハッピーエンドじゃないところも良いなあって。

こだまクンはもう…ネーミングも良いし、文句なくお気に入りキャラだ!
パンね、食べたくなるなる!
美味しそうでホント困った。イケメンが作るパン…じゅるッ←コラコラ!
自分もTBさせていただきますね!

* by ひいち
こんにちは☆

惺さん絶賛!
と、いう事で、読みたい本リストにメモメモ・・・!!!
ポプラ文庫ということは若者向け?
読みやすそうですね^^

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんにちはー!
もうかなりおススメかも~!
自分も最初は児童向けかYA(ヤングアダルト)かと思ったら、
充分大人が読んでも面白いよ~。
個性豊かなキャラたちの人間ドラマが面白くて泣ける…!
ぜひぜひどうぞ~♪

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