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パイロットフィッシュ (角川文庫)パイロットフィッシュ (角川文庫)
(2004/03/25)
大崎 善生

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 薄さとジャケットの爽快感で購入。文学賞も受賞しているとのことなので期待値大で読了。以下BOOKデータベースより内容。

かつての恋人から19年ぶりにかかってきた一本の電話。アダルト雑誌の編集長を務める山崎がこれまでに出会い、そして印象的な言葉を残して去っていった人々を追想しながら、優しさの限りない力を描いた珠玉の青春小説。
人は、一度めぐり合った人と二度と別れることはできない―。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。
記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。


 うーむ。想像していた話とはまったく違ってちょっとビックリ。感動して涙ボロボロするような作品を予想していたのだけど、逆になんだかとっても違和感を抱いてしまった。
 主人公は41歳のアダルト雑誌の編集長・山崎。その彼が過去に出会った、恋人を含めた大切な人々とのエピソードを綴ってゆく──のだけれど。
 なんだか自分的には物足りなかったです。
 というかあんまりな男性視点(まあ、作者サンが男性なので仕方ないのですが)・ご都合主義展開に驚き。
 喫茶店で泣き崩れる最初の彼女との出逢いエピソードからしてとってもリアリティなくて、ウソだろ? 的なツッコミが。その彼女と別れてからさらに、同じ彼女から十九年後に突然電話がかかってくるとか。
 風俗店勤務のかわゆいNO.1の女子が突然家に来ちゃってそのまま一緒に暮らしてしまうとか、その後紆余曲折を経てできた彼女が19歳とか20歳とか……うーん、もうおじさまの密かな願望を透明感ある文章で綴った話なのだなあ……とラストではあきらめと悟りの境地。

 途中で気付いたのが、村上春樹氏にとっても似ているということ。文体とか、作風とか。いきなりエロいシーンに突入しちゃうとこなんかも酷似だなあと。ま、そんなことはどうでもよいのだけど。この一作しか読んでいないのでなんとも言えないのですが、男子一人称の過去回想物語……残念ながら自分には合わなかったようです、ハイ。
 タイトルのパイロットフィッシュというのは「水槽内の水質を正しい方向へ導く熱帯魚のこと」だそうで。そのタイトルと内容との関連性もイマイチわからなかった鈍い自分なのでした。かなり消化不良で残念な1作でした……。


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