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個別記事の管理2012-11-02 (Fri)
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ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
(1974/12/13)
H・P・ラヴクラフト

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 初挑戦のラヴクラフト! クトゥルフ神話またはラヴクラフト神話に以前から興味があって。ブクオフさんでお手頃値段で購入できたのもラッキーでした。以下BOOKデータベースより内容。

幻想と怪奇の作家ラヴクラフト。その全集第一巻! 
彼の生みだしたクトゥルフ神話が怪しく息づく傑作「インスマウスの影」そして「闇に囁くもの」、デラポーア家の血筋にまつわる恐るべき秘密を描いた「壁のなかの鼠」、彼の知られざる一面を垣間見せるブラック・ユーモアの「死体安置所にて」の全四編を収録、怪奇小説ファン必読の書!


インスマウスの影 / 壁のなかの鼠 / 死体安置所にて / 闇に囁くもの

 面白かった…そして怖かった…でも面白かった! なんのこっちゃわからんですが、とにかく衝撃的で面白かったのです。
 4つの短篇~中篇作。出色なのはやっぱり最初のインスマウスの影かな。怪しげな街インスマウスに訪れた青年を狙う得体の知れない不気味な影。命からがら脱出したその後に知れる驚愕の真実!
 青年が恐怖の街を脱出してふー、一安心。と安堵したのもつかのま、ラストのどんでん返しでさらに背筋が寒くなるというオチが素晴らしい。

 壁のなかの鼠はただひたすら不気味。ゴシックホラーというよりもグロテスクホラーといった様相。ポーの「黒猫」がチラッと思い浮かんだけれど、それよりももっと生々しいというか怖い。夜毎暴れ回る無数の鼠は、果たして主人公の妄想だったのか、それとも現実だったのか? これもラストのどんでん返しが怖くて超ー不気味。

 死体安置所は4作の中ではライトなホラー。ブラックユーモアというのか。
 最初読んだだけではオチがイマイチわからなかったのだけれど、繰り返し読んでなるほどと。主人公のある意味鈍なところが笑える。

 闇に囁くものはどちらかというとSF寄りな感じが。
 エイリアンをテーマにしていると思うのだけれど、やはりゴシックホラー的なエッセンスも感じさせる。
 民俗学者ウィルマートとエリクリー。そのエリクリーはふとしたきっかけで身の危険を感じ、ウィルマートに救いを求める手紙を送る。
 エリクリーを脅かす物の正体──それが得体の知れない怪物だという……しかもそれは地球外生命体であるとか。果たしてエリクリーの言葉を真実なのか否か。事実を突き止めるためにエリクリー本人に会いにゆくウィルマートが見た物は?
 といった感じて展開するストーリー。ほぼ、ふたりの書簡で話は進むのだけれど、じわじわくる恐怖と不気味さ。まさかのSF的展開に驚いたりと。ラストはかなり余韻が残る。はたしてエリクリーという人物は実在したのか?

 作品中に共通するのがクトゥルフ神話またはラヴクラフト神話という世界観。
「ニャルラトホテプ」「クトゥルフ」「ユッグゴトフ」(←「闇の囁き」では冥王星と同義とされていた)等々、作者の創造した独特の言葉・世界観が背景にあって、ひとつの小宇宙を形成しているかと。どちらかというと閉じた宇宙かな。

 きっと好き嫌いあって読者を選ぶ作品だと。自分は好きですけどね。ホラー苦手な方はあんまりおススメできないかも。
 難をいうと、どの作品も大筋では似通っているということ。唯一「死体安置所」だけは毛色が変わっていたけれど。もっとバラエティに富んだ作品になるとかなり楽しめるんじゃないかなと思いましたね。←エラそう


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : H.P.ラヴクラフト
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 面白半分
はじめまして。
私も最近ラヴクラフト初挑戦しました。

「インスマウスの影」での湿り気感や
「闇に囁くもの」のSF的展開と
まさに”面白かった…そして怖かった…でも面白かった!”でした!



Re: 面白半分様☆ * by 惺
はじめまして、こんばんは!
ラヴクラフト、怖いもの見たさで読んでしまいました。
あのじわじわくる恐怖というか気持ち悪さはクセになります~(>_<)
どの作品もラストの意外なオチに二度ビックリさせられて。
次巻も読んでみたくなりました。
ご訪問とコメントありがとうございました!

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