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個別記事の管理2013-02-12 (Tue)
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【新版】火星のプリンセス (創元SF文庫)【新版】火星のプリンセス (創元SF文庫)
(2012/03/02)
エドガー・ライス・バローズ

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 有名作ということで、以前から気になっていました。図書館で借りて即読了。以下BOOKデータベースより内容。

南軍騎兵大尉ジョン・カーターはある夜、忽然としてアリゾナから火星に転移する。時まさに火星は乱世戦国、四本腕の獰猛な緑色人や、高度な科学力を持つ地球人そっくりの赤色人が戦争に明け暮れていた。その渦中に飛びこんだ快男子カーターは絶世の美女デジャー・ソリスと結ばれるべく、剣を片手に縦横無尽の大活躍を見せる…。スペースオペラの原点ともいうべき不朽の傑作。

 以前読んだ SF挿絵画家の時代 という本にこの作品が載っていて。武部本一郎氏のジャケ画が美麗すぎる!とのことなので興味津々で借りました。が、新版なのでジャケ画は違ってちょっとショボ~ン。でも内容自体は変わらないもんね。
 で、感想はというとズバリ面白かった! SFジャンルだけど、コレ、はっきり言ってこってこてのラブロマンスだよね。
 主人公ジョン・カーターと火星のプリンセスであるデジャー・ソリスとのが火星というか世界をどんどん動かしてゆく──というものすごいスケールのでかいラブロマンスファンタジーでありました。嫌いじゃないし、むしろ大好物!

 南北戦争を経験した主人公ジョン・カーターは元南軍兵士。その彼がふとしたきっかけで幽体離脱しなぜか火星へと行きついてしまう。ここのところがなんともツッコミどころ満載でうーん、な感じなのだけど。まあ細かいところは気にせずに。
 地球との重力差のせいで、火星においては超人的な身体能力の持ち主となり見る見る間にスピード出世してゆくカーター。
 元来野蛮で好戦的な火星人の中で生活しながらも、タルス・タルカスという緑色人の戦士であり人格者である人物と友情を結んだり、運命の相手である赤色人である王女デジャー・ソリスと激しい恋に落ちたりと、波乱万丈の冒険ストーリーが展開。
 いろいろ指摘されているとおり、ホントSF色は弱くてヒロイックファンタジー的要素が満載。なのでSFでありながらとっても読みやすい。
 精神的に退化してしまった火星人と友情を育み、一緒に共通の敵と戦うラスト近くのエピソードなんか感動モノ。ハッピーエンドに見せかけたカーターとデジャー・ソリスの愛の行方も意外な幕切れでとっても余韻が残ったし。ひとりの地球人ジョン・カーターが火星において勇者となってゆく一種のヒーロー譚としてとっても面白く読めた。

 自分的に好きなキャラはなんといってもタルス・タルカス!
 火星人の本能である好戦的な気性を備えつつ、愛情や友情について葛藤し思い悩む心理がね…もう素敵。
 メインキャラであるカーターにしろ、デジャー・ソリスにしろどちらかというと勧善懲悪的な性格のキャラが多い中、このタルカスだけは心に一物を秘めたサブヒーロー的な立ち位置でとっても魅力的だった。生涯賭けて愛した女性を無残にも亡くしてしてしまったという隠された過去エピソードも良いしね。
 で、ラスト。カーターは果たして再び火星へ行くことができたのか? 最愛のデジャー・ソリスと再会が出来たのか? 滅びゆく危機に見舞われた火星の命運を知ることなく地球に戻ってきてしまったカーターの想いたるや一体……。ラストを読んで再度冒頭を読み返すと、より一層カーターの悲哀と火星とデジャー・ソリスへの想いがひしひしと伝わってくる。

 この作品シリーズ物なのね。全11作? いかにも次シリーズに続きそうなラストだったから超絶気になるじゃないか!
 最初の3部作まではカーター&デジャー・ソリスがメインでかなり楽しめそうと思いまして。最初からこっちを借りればよかった!
火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)火星のプリンセス―合本版・火星シリーズ〈第1集〉 (創元SF文庫)
(1999/06)
エドガー・ライス バローズ

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 3部作まですべて収録されている&話題の武部本一郎氏のジャケ画というコレ。ぜひとも挑戦してみます!

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Theme : SF小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : エドガー・ライス・バローズ
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