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個別記事の管理2010-03-14 (Sun)

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午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
(2009/10/10)
相沢 沙呼

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 自分の周りでは装丁がカワイイ! と評判です。
 第19回鮎川哲也賞受賞作。なんの予備知識も無くただ装丁に惹かれて購入。途中まで読んでから、ああ、ミステリーなんだ~と気付きました。

 空回りトライアンフ*胸中カード・スタッブ*あてにならないプレディクタ*あなたのためのワイルド・カード
 の4編収録。

 探偵役は人づきあいが苦手で無口、だけれどマジックの腕前はプロ級という女子高生、酉乃初。対する助手役は気弱な小動物系? 同級生のポチこと須川君。 ← 彼、下の名前載ってたっけ? 自分見落としてる?
 その須川君の一人称語りで展開する、学園日常ミステリーといったところでしょうか。その肝心の須川君の語りに少々クドいところアリ。それさえガマンできれば割と読みやすいです。

 4編の中では「空回りトライアンフ」が一番すんなりと物語世界に入っていけました。ヒロイン酉乃初の紹介の件がとてもいいと思う。無口な近寄りがたい彼女のまったく違った一面を垣間見てココロ奪われてしまった須川君の心情が巧く表現されてます。ネタバレしないよう、あまり突っ込んで書きませんが、マジックとミステリーの融合? がちょっと新鮮に思えました。 ← きっと他にもあるのでしょうが、自分ミステリーあんまり読まないので知識不足です。

 あとの3編は、酉乃初自身の悩みと控えめに起こる事件を上手く絡めているのですが、なんかしっくりこない。須川君は何かというとヒロインに頼ってばかりだし……う~んと唸ってしまう場面が多々ありました~。

 ミステリーというよりも、淡~い青春ラブロマンスという印象強し。巻末の選評を読んでも、大賞作品とするにはかなり異論があった模様。なるほど少しインパクトが薄いかも。本格ミステリーとは違うしね。

 クリスマスに絡めたラストは、なかなかやるじゃん! と、ほくそ笑んでしまいました。この作者さん、ミステリーよりもいっそのこと青春モノ書いた方が巧いかも……。

 蛇足ですが……酉乃初ちゃんと須川君、何故かエヴァの綾波とシンジを連想させる。すごく似てると思うんだけどな。


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