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個別記事の管理2010-03-24 (Wed)

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嵐が丘 (新潮文庫)嵐が丘 (新潮文庫)
(2003/06)
エミリー・ブロンテ

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 言わずと知れたイギリス文学3大悲劇と謳われた名作。そんな名著を自分がレビューするなんておこがましいッ! というわけで稚拙な感想垂れ流しとなります。スミマセン。以下ウィキよりあらすじ。

 1801年、都会の生活に疲れた自称人間嫌いの青年ロックウッドは、人里離れた田舎にある「スラッシュクロス」と呼ばれる屋敷を借りて移り住むことにした。 挨拶のため「スラッシュクロス」唯一の近隣であり大家の住む「嵐が丘」を訪れ、 館の主人ヒースクリフ、一緒に暮らす若い婦人キャサリン・リントンや粗野な男ヘアトンといった奇妙な人々と面会する。 ヒースクリフは無愛想だし、キャサリン・リントンは彼の妻でもなさそうだ。 ヘアトンは召使の様な格好をしているが、食卓を一緒に囲んでいる。 しかもこの住人達の関係は冷え切っており、客前でも平気でののしり合っている。 彼らに興味を抱いたロックウッドは、事の全貌を知る古女中エレン(ネリー)に事情を尋ね、 ヒースクリフと館にまつわる憎愛と復讐の物語を聞かされることとなる。

 自分の初読は金の星社だかポプラ社だかの小学低学年向きのモノ。当時お子様だったゆえ、もちろん内容など把握できるはずもない。ただ、幽霊となって嵐が丘をさまようキャサリンと翳あるヒースクリフとの妖しい関係にひたすら魅せられていたのを覚えてます。それからしばらく経て旧い訳で読了して初めて、虐げられた孤児ヒースクリフの復讐譚なのだと知って衝撃受けました。そして今回新訳ということで読み直してさらに、この作品の素晴らしさをかみしめたというわけであります。
 
 ヒースクリフとキャサリンの狂気に満ちた激しい愛。それがいうまでもなくこの物語を貫く根幹であり、2人の愛がすれ違うことなければ「嵐が丘」と「鶫の辻」(スラッシュクロス)の両家の悲劇は免れたに違いない。
 いわゆるダークヒーローのヒースクリフですが、その黒い魅力も余すところなく発揮されてます。自分をさんざん虐げてきた人間に概ね復讐を遂げ、土地も財産も総てを手に入れてゆく様は何とも圧巻。そして終盤、やっと復讐に終止符を打てると思い至ったところで、ふと気付く。自分のしてきたことはすべては虚しい所業だったと。そう語り手エレンに告白する場面がなんともやるせない。同時に復讐鬼という仮面を取り払い、初めて見せる人間らしさにいっそう彼の魅力を感じずにはいられない。

 狂気と猥雑・妖しさと激しさを秘めた稀代の古典文学。時代遅れとはさにあらん。「嵐が丘」はいつまでも色褪せることなく、ふとした時に読みたくなる自分にとっての名作なのです。

 さあ、いつものこの長・駄・悪文をさらりとこちらの名曲と共に読み流してください。おそらくこの作品をモチーフにしているであろう、ALI PROJECT「嵐が丘」です。





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Theme : 最近読んだ本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 嵐が丘
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

キヨハラ * by -
はー、そういう話だったんですか。非常に面白そうです。
(読んでもいないけど)私にとって嵐が丘はケイト・ブッシュだったんですが(さんまの「恋のからさわぎ」のオープニングに使われてるやつです。念のため)、惺さん、さすが、ごすろりBGのこんな歌なんですねe-451

Re: おおおっキヨハラ様☆ * by 惺
> え? 「恋から」のオープニングって確かあんなだったよね(自分が観ていたころと変わってなければ)……ええ~! 初めて知りやしたe-263

このブログで内容理解していただけましたか……意識は半分眠気で遠のいていたので、エントリーした後やめときゃよかったと後悔しきりだったんですが……。
まあ、自分のブログはさておき、「嵐が丘」とてもイイです! 新訳はとても読みやすくなっていて面白いですよ~。登場人物まともな人間いませんが。み~んなヤパい人達ばっかです。危ない世界にハマって、なおかつ感動したいッという時にはおススメです。

アリプロさんも聴いていただけましたか~。実はこの曲を載せたいばかりに、記事を書いた次第です。ハイ、馬鹿です。

明日(今日)は男子SPですね。楽しみです! また遊びに行かせていただきます。

感想 * by 明宏 訊
ali projectのあの歌と関連があるとは知りませんでした。陰惨な小説の内容と、こういいつつ、私も結構好きなのですが、疾走感のある曲調とどうしても相容れなかってので。
 しかし、改めて歌詞を眺めなおしてみると、確かに関連があるかもしれませんね。

Re: 明宏 訊様 * by 惺
はじめまして。
多分意識して曲(というか歌詞)を作られているんじゃないかなあ…。
というのが個人的な感想なのでした。
アリカ様は結構文学的なタイトルをつけるのがお好きなのか、
文学作品にちなんだ曲が多いような気がします。
コメントありがとうございました^∇^

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