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個別記事の管理2010-07-17 (Sat)

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死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
(2010/07/06)
七尾 与史

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 「さよなら~」は第8回「このミス大賞」大賞受賞作でしたが、こちらの作品は最終選考で落選して、それでも将来性を見込まれて「隠し玉」として選出された作品だそうです。以下文庫背表紙よりあらすじ。

"「死神」と呼ばれる殺し屋のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される。"
特ダネを追うライター・陣内は、ある組長の死が、実は死神によるものだと聞く。事故として処理された彼の死を追ううちに、陣内は破天荒な投資家・本宮や、組長の仇討を誓うヤクザとともに、死神の正体に迫っていく。
一方で退官間近の窓際警部と新人刑事もまた、独自に死神を追い始めていた……。

 *【死亡フラグとは?】 映画や漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。

 スピード感+テンポがあって、最後まで飽きずに読めました。解説にも書いてあるとおり、はっきりとしたB級作品なんでしょう。堅苦しい本格ミステリーとして読むと肩すかしを食いますが、肩の凝らないエンタメとして読むと得した気分になるかな。
 主人公の陣内がクセない代わりに、自分的に気になったのが陣内のセンパイという本宮というキャラ。学業優秀・ケンカも強く、天才投資家。冒頭の重要なナゾもすらすらと解いてしまって、ある意味完全に主人公を食ってしまってました。ただ、万能プレイヤーすぎてご都合主義キャラ? の印象。でも彼が存在しないとこのハナシが成り立たないくらい重要な役割を担っているのだ。

 冒頭は良い感じのミステリー。主人公がタイムリミットある中で得体の知れない「死神」を捜しださなくてはいけない、というシチュエーションには否応なく引き込まれるし、本宮が偶然の事故を装った殺人事件を解いてゆく過程はなるほど~と思ってしまったり。
 ただ、残念なのが、重要なアイテムが既にネタバレだったということ。必死にキャラたちが謎を解明しているのに、ネタが分かってしまっていたから、ちょっと拍子抜け。

 ミステリーには必需品の老練刑事と新米刑事のコンビも登場。別視点からナゾ解きをしてゆくというのもなかなか洒落た趣向かと。他にも謎の作家とその作品を溺愛するこれまた謎の女性も現れ、それぞれが終盤に向かって1つの結末に収斂されてゆくという展開も群像劇っぽくてなかなか凝ってます。
 ただ、個人的な感想としてはちょっとご都合主義が際立ちすぎてたかな~と。「偶然」というのも、この作品においては重要なテーマだろうと思うのだけど、あんまりそれが頻発すると、う~ん、少し興ざめかな? あと、トリックに宮部作品の影響も受けてる? 的なモノも感じてしまいましたね。

 が、しかしッ。勢いのある作家サンだな~というのはひしひしと感じました。つっこみドコロ満載だけど、面白い。これからどのような作品を書いてゆくのかとっても楽しみです。
 

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NoTitle * by ひいち
こんにちは♪
先日はコメントをありがとうございます☆
こちらに遊びに来ると、大好きな本の情報が
たくさんで、ワクワクしてしまいます(^^)
メモをとっては図書館にゴー!してます(笑)

また、お邪魔させていただきますね☆
これからもよろしくお願いします

Re: ひいち様☆ * by 惺
> お褒めの言葉ありがとうございます~!
でも自分の本セレクトはとっても偏っているので、あまりおススメは出来ませんe-263
こちらこそ、ひいちサンのところに遊びに行くと、おおっ!! 理想の家族だ~☆ と、とっても羨ましいです!
何よりお弁当が美味しそうe-266 ← しつこいですね……スミマセン。

こちらこそヨロシクお願いします!
コメントありがとうございました☆

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