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個別記事の管理2010-03-31 (Wed)

ご訪問ありがとうございます☆

 1か月はあっという間ですね~。今月は楽しみながらひたすら読んでいたような気がします。自分的に快挙です。というわけで、なぜかベスト3をば発表させていただきます!

第1位「夜は短し歩けよ乙女」  もうコレに決まりです! 装丁といい、爆笑度といい、内容といいベスト1です。
第2位「サイゴン・タンゴ・カフェ」 中山可穂ファンの自分としてはやっぱ外せません。
第3位「さよならドビュッシー」   一気に読めた面白さに脱帽。音楽スポ根という新しいジャンルを初体験。← そんなジャンルはありません。

 で、次は4月に読むつもりでいる本です。

既に購入済み。
 「七瀬ふたたび」   6月に映画化されるというので、懐かしさのあまり再読。
 「四畳半神話体系」  無意識の裡に購入してました。手が……足が勝手に書店のレジへと。祝アニメ化。
 「ラッシュライフ」  意識的に選んだ一冊。初・伊坂幸太郎。
 「神曲」       以前図書館で借りて読了済み。懐かしさのあまり再読希望。手元に置いておきたかった。

図書館で借りてま~す。
 「零崎曲識の人間人間」  西尾維新読みたかったので。「刀語」も読む予定。
 「ケッヘル 上・下」     月に一冊中山可穂を目指してます。

読んでみたい本。
 「トワイライト」   早く続きが読みたい。映像も観たい。
 斎藤美奈子の本。評論系。時代小説。昔の。柴田錬三郎とか司馬遼太郎とか。司馬遼は忍者モノで。あと「小太郎の左腕」も。
 つらつらと列挙しましたが、予定通りにいくかどうかとても怪しいです。きっとまたふらふらと他の本に浮気するでしょう。

 なんだかんだ言ってもう年度末。勤務先でも異動があって、仲の良い人やお世話になった人がごそっと去ってゆかれました。でも、そのかわり新しい方がお見えになるんですケドね。たくさん話してコミュニケーションがとれたらいいなと思います。
 もちろんこの稚拙なブログにご訪問してくださる方々ともです! リンクしてくださっている管理人の方々、拍手くださる方々、皆さまホントにありがとうございます。
 いつまでブログを続けていくことが出来るのか? はなはだ不安ですが、これからもヨロシクお願いいたします。

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Theme : 読んだ本。 * Genre : 本・雑誌 * Category : ★ひとやすみ ~駄文です~
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* by 伊織
こんばんは~!
伊坂さんの作品に手を出されたんですね~
私はほぼ読んでません・・・。興味はあるんですが、なかなか手が出ないです。

読書予定、私も先月から立て初めてはみたものの、なかなかそう上手くはいかないですね^^;
お互い頑張りましょうね。

また今月もよろしくお願いします~♪

Re: タイトルなし * by 惺
> 伊織様

伊織さまのコメを見て、自分の重大な過失を発見……e-263 伊坂のイを井坂とエントリーしていました……今の今まで気付かない自分て……さっと血の気が引きました。恐ろしや恐ろしやe-268

ありがとうございます。助かりました。こんな大ボケな自分ですが、今後もよろしくお願いします。ボケを発見した折には、容赦なく指摘してくださりませ。

予定はあくまで未定。予定たてるのは好きですが、実行するのは苦手な自分ですe-263

個別記事の管理2010-03-30 (Tue)

ご訪問ありがとうございます☆

サイゴン・タンゴ・カフェ (角川文庫)サイゴン・タンゴ・カフェ (角川文庫)
(2010/01/23)
中山 可穂

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 読了後真っ先に頭に浮かんだ言葉は「あ~やっぱ買ってよかった~・読んで良かった~・中山可穂サイコ~」でした。
「マラケシュ心中」はきっと作者の一時の気の迷いだったんだな。もうもうこんなに洗練されたたくさんの変化球持ってるんじゃん! と思わず電車の中で独りごちてしまいそうでした。ハイ、今回も揺れる車内で読みました。あっという間でした。最近では通勤時間が貴重な読書の時間と化してます。家で読むとすぐ爆睡状態となる自分て一体……。

現実との三分間   
フーガと神秘
ドブレAの悲しみ
バンドネオンを弾く女
サイゴン・タンゴ・カフェ
の5編収録。

 もう、やられましたッ! 参りましたッ! と顔は知らぬ間にニヤついていたと思う。同性愛関連はかなり薄まっていて、扱うテーマはホントにもう様々。脱帽です。
「現実との三分間」では業務上横領を扱ってます。硬派な社会派ドラマを連想しましたが、う~んそうでもなく、恋愛主体でもなく、これはちとイマイチでした。

「フーガと神秘」では嫁ぐ娘を想う母親の心情をきめ細やかに。たとえば、娘のダンナとなる男に対して抱く不満とか、娘の刹那的で楽観的な生活設計に気を揉むところとかが非常に巧く表現されている。と同時に、決して母親に成りえないであろう作者の心情も併せて思い量ってしまい、読んでいるこちらが何とも複雑な心境になってしまいました。 このハナシは一見ほのぼのしているようでありますが、実は近親相姦という暗く重いテーマもはらんでいます。終盤、トラウマから脱却を図ろうとする、ヒロイン典子の実父への激しい心情の吐露が痛快。

「ドブレAの悲しみ」は、自分的に「レオン×猫猫ファンタジー」だな~と。← ワケ判りませんよね。スミマセン。
 ブエノスアイレスを舞台にした暗殺者にまつわる話。語り手は猫。ちょっとしたサスペンスか? と思いきや、ラストはファンタジーとギャグ? のオチ付き。こう来るか~? と笑いをこらえるのに必死でした。こういう話も書かれるんですね。

「バンドネオンを弾く女」は中年期にさしかかった女の焦燥感を。ヒロイン鈴子の、ダンナの浮気に加え平凡な主婦として在ることの虚無感の描写が恐ろしく上手いです。作者はこんな想いとは無縁の、真逆の境遇にいるはずなのに。正妻と愛人という現実にはあり得ないコンビがタッグを組んで? 一時の現実と日常からの脱出という発想が面白かった。

 そして大トリ。表題作でもある「サイゴン・タンゴ・カフェ」はやはり中山可穂テイスト満載! 初期作品のような激しさは無いけれど、落ち着いた、よく練り込まれた上質の同性愛短編となっております。読んでいてなぜか吉屋信子と門馬千代の関係を連想。
 切っても切れない固い絆で結ばれた恋人同士の、年老いても変わらぬ穏やかな愛情がヒロイン穂波のモノローグ形式で展開していきます。この穂波サン、ドブレAの猫ちゃんと同じく強烈に作者が投影されてるよね。

 どの作品もスパイスはタンゴ。タイトルは総て曲名らしい。1つも聴いたことがないので、なんだか無性に聴きたくなった。その気にさせる中山可穂。巧いです。テクニシャンです。



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Theme : 最近読んだ本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 中山可穂
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* by 伊織
コレ、私も買いましたよ~!!
まだ未読でいつになったら読めるかわかりませんが^^;

同性愛ものではないんですね~。中山さんの著書だからてっきり思い込んでました。
あ~、早く読まなきゃ☆

とっても参考になりました♪


Re: タイトルなし * by 惺
> 伊織様☆

最後の「サイゴン~」だけは少し同性愛テイストですが、あとは違いますよ~。なかなかに面白かったです。短編集なんで読みやすい♪ 他ブログさんでも評判よろしいようで。 

もうすぐ3月も終わりですね……またまた来月からもヨロシクお願いします!

面白そう * by Friday
面白そうですね.
実は中山可穂さんの本って読んだことがないので,
これをきっかけにご紹介の本を買ってみようかな.
でも,気に入ってしまうと,また積読本の山が増えてしまうかも...

Re: いらっしゃいませ♪ * by 惺
> Friday様

同性愛がメインテーマの作家さんなんで、それをふまえて読むといいかもです。
とはいえ、男性のファンや読者もいらっしゃるみたいです。おススメは「白い薔薇の淵まで」ですが、かなりディープなので(作品はとてもいいですョ)、この「サイゴン~」が比較的読みやすいと思います!

そうそう、Friday様のレビューを拝見したら、「神曲」懐かしくなって再読するつもりです!でもブログにUPするのはいつになることやら。

またお越しください!

個別記事の管理2010-03-29 (Mon)

ご訪問ありがとうございます☆

阿修羅ガール阿修羅ガール
(2003/01)
舞城 王太郎

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 第16回三島由紀夫賞受賞作。
 多分冒頭でドン引き、読むのをやめるか、そのまま読み進めるか二手に分かれる作品だと思う。読みにくさは相変わらず。でも自分は割と抵抗なく読了。既に慣れた?

第1部 アルマゲドン
第2部 三門
第3部 JUMPSTART MY HEART
 の3部構成。ヒロイン愛子の一人称語りで物語は展開。この語り口に耐えられるかどうかもこの作品を乗り越えるポイントのひとつ。テンポがいいと言えばそうだけど、嫌悪感抱く人も多々あるかと。ガールズトークという評もあるが、果たしてそうかなぁ? でもまあ、この語りでするする読めるとも言える。

 例によって全編を覆い尽くすのは、くどいくらいの下品(失礼!)な文章と相変わらずのブッ飛び感。第1部では本格ミステリーに発展するかと思いきや、第2部「崖」「森」「グルグル魔人」の3篇で思いっきりダークファンタジーに突入。それもそのはず、それら3篇の唐突なエピソードは1部の終盤で瀕死の大怪我をしたアイコの臨死体験なのだ。死の淵を彷徨い、三途の川を渡ろうとするアイコをすんでのところで引きとめるのは、失恋の相手陽治と未来の恋人を思わせる桜月淡雪。彼らによって一命をとりとめた愛子は3部で自分が生きる意味を知る。好きでもない相手と軽いノリでヤッちゃった過去を悔いたうえで自分という存在の大切さを実感し、さらに自己への愛(ナルシではなく)に目覚め、一皮剥けた成長を遂げるのだ。

 この作者の作品はいつも下品で邪悪で猥雑で支離滅裂。だけど苦労して読み終えたその果てには、悩みや迷いをふっ切った少年や少女の生の煌めきを垣間見ることができる。瑞々しいココロの成長を感じることができる。救いようのない暗闇に射す一条のその光を見たくて、自分はやっぱりこの著者の作品を読んでしまうのだ。そして毎回ストレートに繰り出してくる、さまざまな「愛」の形にも心惹かれてしまうのだ。今作はヒロインのネーミングからして直球でスゴかった。

 次は「ビッチマグネット」に挑戦しようか思案中。この作品もいろいろとあるようで。う~ん、どうしよう。



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個別記事の管理2010-03-27 (Sat)

ご訪問ありがとうございます☆

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)
(2009/10/15)
森見 登美彦

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 装丁がものすごくほんわかしててイイです。目次の挿画もサイコーです。特に「走れメロス」のブリーフが。

「山月記」
「藪の中」
「走れメロス」
「桜の森の満開の下」
「百物語」

の5篇収録。読了して痛感したのが、オリジナルを読んでいたらもっと楽しめたのに、ということです。

「山月記」  作者お得意の和製ファンタジー仕立て。オリジナルは虎絡みらしいのですがこちらは天狗。独特の古風な語り口が幻想的な雰囲気をうまく醸し出してます。

「藪の中」  イマイチ苦しいかな~という印象。多視点描写は文句無いのですが、訴えかけるモノが何なのか良く判らなかった。

「走れメロス」  表題作のこの話がやはり一番楽しめました! オリジナルのテーマ(人間の信頼と友情の美しさ)とは真逆に突き進んでいくのか? と思いきや、ラストはバカバカしくも、うん、こういう友情もアリだよな~と思わず納得。自分的には次々と目まぐるしく移り変わる京都の街中の描写に脱帽というか、主人公と一緒に追体験したような錯覚に陥ってしまいました~。迸る疾走感に、自分はまったく走っていないのに自然と息ギレしたりして。

「桜の森の満開の下」  これは、やはりオリジナルを読んでないと判らないな~とつくづく思いました。作者サマにはめずらしく大人の男女の関係を描いてます。奥さんの掌の上で知らぬ間に転がされていた主人公の虚無感が上手く表現されているなと。

「百物語」  少し背筋がひ~んやりするハナシ。たそがれてゆく京都の街の幻想的で妖しい雰囲気の中、「森見」が見た「鹿島」は一体何者だったのか? 「山月記」と同じく和製の、こちらはダークファンタジーといった趣の1篇。

 相変わらず、詭弁論部・学祭・林檎飴・ゲリラ演劇等々、おなじみの一連のアイテムが登場して思わずニヤリ。作品の1篇1篇がそれぞれのハナシとリンクしていて、巧みな物語構成に唸ります。



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* by Friday
惺さん おじゃまします.
ブログへのコメントありがとうございました.
私の日本語がまずくて,情報が上手く伝わっていない可能性があるので,“神曲”の記事を少し手直ししました.
確認しておいていただけると嬉しいです.

では,またお伺いします.
P.S. この本も面白そうですね.是非読みたいと思いました.

Re: ようこそおいでくださいました * by 惺
> Friday様

わざわざありがとうございます! 確認させていただきました。
とても綺麗な版画書籍のレビューに思わずコメントしてしまいました。

こちらこそまたお邪魔させていただきます。

個別記事の管理2010-03-25 (Thu)

ご訪問ありがとうございます☆

男装の麗人・川島芳子伝 (文春文庫)男装の麗人・川島芳子伝 (文春文庫)
(1988/05)
上坂 冬子

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 きっと名前だけなら誰でも一度は聞いたことがあると思います。軍服に身を包み、ヅカ(宝塚)ばりの男装で戦中に活躍したハデな人物。自分はそんなイメージしかなくて、ただ単に面白そうと興味本位でこの本を手にしました。が、読了してみて彼女に対するそれまでのイメージが180度変わりました。あまりにもあわれすぎて。

 日本名川島芳子。中国名金璧輝。そして(満洲族としての)本名愛新覚羅顕㺭。3つの名前を持つ彼女はれっきとした清王朝粛親王家の第14王女。
 大人同士の勝手な取り決めで、幼少時に日本に渡り日本人として過ごすこととなり、己の意思とは遠いところで持たされた3つの名前に3つのアイデンティティー。はたして一体どれが本当の彼女なのか? それは言わずもがな。常に彼女の潜在意識の裡には「自分は由緒正しい清朝の王女」というプライドがあったという。
 辛亥革命によって清王朝は崩壊し、まがりなりにも王族のひとりであった彼女は成長後、内心忸怩たる思いがあったに違いない。つのる清王朝復活(復辟)の強烈な願望ゆえに日本の軍部に利用され、満州国建国の動乱の只中へと飛び込むことになってしまう。

 著者上坂冬子さんの芳子の実兄への粘り強い接触依頼や現地満洲への取材等々、まるでとり憑かれたようなエネルギッシュさ。芳子に対するひとかたならぬ想いが、読み進めるにつれ行間からアツく伝わってきます。今まで単なる偶像でしかなかった川島芳子の実像に、初めてひとりの人間として迫った貴重な資料なのではないかと思う。事実、満州国や溥儀に関する書籍を読むと大抵参考文献としてこの作品が挙げられているし。

 川島芳子は実の両親とは10代で死別。日本での義理の両親とも様々な葛藤があったらしく、家庭環境は複雑そのもの。初恋にも敗れ、結婚にも失敗(結婚してたのね~一時的にしろ)し、自分を理解してくれる人物は皆無。追いつめられた彼女は必然的に? 日本軍の手に堕ち、いいように踊らされていく。当時としてはかなり奇異な男装は、実は脆いその身とココロを護る唯一の強固な鎧だったのではないかなと、あわれに思うことしきり。

 終戦後は中国国民党に逮捕され、よく比較される山口芳子=李香蘭は同じく裁判にかかっても、日本の国籍を所有していたという理由で助かったけれど、川島芳子は日本人の養女であったのに、実は養父は籍を入れてなかったという……ゆえに中国人でありながら日本に協力したという罪を課せられ、処刑されてしまう末路に行き場のない憤りを、理不尽さを感じざるを得ない。

 日本と中国の間で揺れ、その狭間の満州国で踊らされ、1948年3月25日、ちょうど62年前の今日、無残に銃弾で散って逝った彼女の辞世の句にまたも涙腺がヤバいです。

家あれども帰り得ず
涙あれども語り得ず
法あれども正しきを得ず
冤あれども誰にか訴へん



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Theme : 考えさせられる本 * Genre : 本・雑誌 * Category : ★川島芳子関連
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* by キヨハラ
この記事を読んで、うん、この著者は読まなくちゃって思いました。
男装の麗人→(気になる)NHKの歴史ヒストリア→(さらに気になる)となっていた今日この頃、この記事に会ったのは、神様の思し召しと感じました。
実は誰かが替え玉になり、その後の余生をどこぞで送ったという節がありますね。この著書だと、その辺は、どのようになっているのでしょうか。

Re: タイトルなし * by 惺
>キヨハラ様

語らせますか? この自分に川島芳子を。きっと朝まで延々続くと思われますよ~。
上坂さんはもうお亡くなりになっているのですが、かなり著名なジャーナリストだったそうです。著作も多数おありのようで。この方の書籍が一番信頼できるかと。興味がおありなら一読される価値はあります。

替玉説も確か記載されていたと思います。ただ、芳子の実妹がその説を完全否定していたという証言を載せていたかと。実はその新聞記事を自分は持っているのですが(怪しいフリークさ!)やはり本人かどうかはグレーゾーンらしいですね。

他にも「清朝第十四王女──川島芳子の生涯」… 林えり子著 ウェッジ文庫刊
「満洲 交錯する歴史」… 玉野井麻利子著 藤原書店刊
にも詳しく彼女に関する記述があります……って、ああ、お願いだから思いっきり引かないでくださいっ! 
川島芳子オタクな自分なのでした。でも、彼女、性格はかなり破壊されていたらしいです。

* by キヨハラ
解説ありがとうございました。
いつか読んでみるようにします。
惺さんは、どうやら破壊されている人が嫌いじゃないようですね?もし見当はずれだったら、ごめんなさい。

Re: タイトルなし * by 惺
> キヨハラ様

す、鋭いですね……。実際にお付き合いするとなると遠慮させて頂きたいと思いますが、書籍上の人物であれば、逆に何故か愛着を感じてしまいます。きっと自分が限りなくそちらの方向に近いからだと……e-263

あ、後に挙げた2冊は右から左に受け流して下さりませ~。
コメントありがとうございました!

個別記事の管理2010-03-24 (Wed)

ご訪問ありがとうございます☆

「イン・ザ・プール」を読んで以来、伊良部センセイの毒気に当てられてしまいました。実は自分の周りにもこの作品のコアでディープなファンがいたことが判明。恐るべし伊良部一郎! というわけで、禁断症状を改善すべく一気に続巻を読了。期待を裏切らない内容でした。

空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
(2008/01/10)
奥田 英朗

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町長選挙 (文春文庫)町長選挙 (文春文庫)
(2009/03/10)
奥田 英朗

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「イン・ザ・プール」での主役はあくまで伊良部センセイでしたが、以下続巻になるにつれて個性豊かな患者達に取って代わられた感が。「町長選挙」においては完全にワキに回っている感強し!
 もうね~タイトル見るだけでも笑いがこみ上げてくる。「義父のヅラ」とか「アンポンマン」とかタイトル見ただけじゃ、一体どんなハナシなのか皆目見当がつかないし、もう、ギャグ線高すぎ!

 それに「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」などは、あからさまに誰がモデルなのかわかっちゃう。暗にそれらの方々を揶揄しているようで、いいのかなァここまで書いちゃって、と内心ヒヤヒヤ。 ← 何も自分がヒヤヒヤする必要は微塵も無いが。 ただ、たとえモデルがいたとしてもその方からここまでのハナシを創造してしまう作者サマは流石職人!

 全編を通してもっとも好きなタイトルは「女流作家」。これはあくまで自分の見解ですが、作者ご自身を揶揄しているような気がしてならない。実際にこのような病状を体験して、この作品が生み出されたのでは? とふつふつと思ってしまいました。
 終盤の、マユミが照れながらも愛子に作品の感想を述べる件がまた感動。(マユミちゃん、個人的に好きだ~。バンギャ設定が最高)

 人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう。

 作中では愛子に語らせていますが、少なからず作者の本心が吐露されているような気がしました。個人的に素晴らしい文言だと思う。

 この作品、映像化して欲しいな~。伊良部センセーはカンニング竹山かドランクドラゴンの塚地武雅。マユミちゃんは黒木メイサ(胸の谷間はあんま無さそうだけど)を是非。脚本は三谷幸喜。「女流作家」の愛子は戸田恵子などはいかがでしょう? 「オーナー」「アンポンマン」「カリスマ稼業」はそれぞれのモデルの方たちで。う~ん限りなく広がる妄想に歯止めがきかない。面白いと思うんだけどな。



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* by 伊織
こんにちは^^
ついに2作品とも読まれたんですね~

ちょっとうる覚えにはなってしまうんですが、確かイン・ザ・プールに関しては映像化されてましたヨ。どの患者役かはわかりませんが、なんでもオダジョーが出演してたとか^^

私はまだ読むのがもったいなくて積読中です(苦笑)

Re: ホントですか? * by 惺
> 残念……観てみたかったです。伊良部役は一体誰だったんだろう? オダギリジョーはどの患者役だったのかなァ……等々もっと早く読んでいればと悔やむことしきり。

 でもこの作品、ホントにファンがたくさんいてびっくり、というか、自分が知らなかっただけなんだよね。いろいろと楽しい本に出逢わせてくれて伊織様にはとっても感謝です!

個別記事の管理2010-03-24 (Wed)

ご訪問ありがとうございます☆

嵐が丘 (新潮文庫)嵐が丘 (新潮文庫)
(2003/06)
エミリー・ブロンテ

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 言わずと知れたイギリス文学3大悲劇と謳われた名作。そんな名著を自分がレビューするなんておこがましいッ! というわけで稚拙な感想垂れ流しとなります。スミマセン。以下ウィキよりあらすじ。

 1801年、都会の生活に疲れた自称人間嫌いの青年ロックウッドは、人里離れた田舎にある「スラッシュクロス」と呼ばれる屋敷を借りて移り住むことにした。 挨拶のため「スラッシュクロス」唯一の近隣であり大家の住む「嵐が丘」を訪れ、 館の主人ヒースクリフ、一緒に暮らす若い婦人キャサリン・リントンや粗野な男ヘアトンといった奇妙な人々と面会する。 ヒースクリフは無愛想だし、キャサリン・リントンは彼の妻でもなさそうだ。 ヘアトンは召使の様な格好をしているが、食卓を一緒に囲んでいる。 しかもこの住人達の関係は冷え切っており、客前でも平気でののしり合っている。 彼らに興味を抱いたロックウッドは、事の全貌を知る古女中エレン(ネリー)に事情を尋ね、 ヒースクリフと館にまつわる憎愛と復讐の物語を聞かされることとなる。

 自分の初読は金の星社だかポプラ社だかの小学低学年向きのモノ。当時お子様だったゆえ、もちろん内容など把握できるはずもない。ただ、幽霊となって嵐が丘をさまようキャサリンと翳あるヒースクリフとの妖しい関係にひたすら魅せられていたのを覚えてます。それからしばらく経て旧い訳で読了して初めて、虐げられた孤児ヒースクリフの復讐譚なのだと知って衝撃受けました。そして今回新訳ということで読み直してさらに、この作品の素晴らしさをかみしめたというわけであります。
 
 ヒースクリフとキャサリンの狂気に満ちた激しい愛。それがいうまでもなくこの物語を貫く根幹であり、2人の愛がすれ違うことなければ「嵐が丘」と「鶫の辻」(スラッシュクロス)の両家の悲劇は免れたに違いない。
 いわゆるダークヒーローのヒースクリフですが、その黒い魅力も余すところなく発揮されてます。自分をさんざん虐げてきた人間に概ね復讐を遂げ、土地も財産も総てを手に入れてゆく様は何とも圧巻。そして終盤、やっと復讐に終止符を打てると思い至ったところで、ふと気付く。自分のしてきたことはすべては虚しい所業だったと。そう語り手エレンに告白する場面がなんともやるせない。同時に復讐鬼という仮面を取り払い、初めて見せる人間らしさにいっそう彼の魅力を感じずにはいられない。

 狂気と猥雑・妖しさと激しさを秘めた稀代の古典文学。時代遅れとはさにあらん。「嵐が丘」はいつまでも色褪せることなく、ふとした時に読みたくなる自分にとっての名作なのです。

 さあ、いつものこの長・駄・悪文をさらりとこちらの名曲と共に読み流してください。おそらくこの作品をモチーフにしているであろう、ALI PROJECT「嵐が丘」です。





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Theme : 最近読んだ本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 嵐が丘
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キヨハラ * by -
はー、そういう話だったんですか。非常に面白そうです。
(読んでもいないけど)私にとって嵐が丘はケイト・ブッシュだったんですが(さんまの「恋のからさわぎ」のオープニングに使われてるやつです。念のため)、惺さん、さすが、ごすろりBGのこんな歌なんですねe-451

Re: おおおっキヨハラ様☆ * by 惺
> え? 「恋から」のオープニングって確かあんなだったよね(自分が観ていたころと変わってなければ)……ええ~! 初めて知りやしたe-263

このブログで内容理解していただけましたか……意識は半分眠気で遠のいていたので、エントリーした後やめときゃよかったと後悔しきりだったんですが……。
まあ、自分のブログはさておき、「嵐が丘」とてもイイです! 新訳はとても読みやすくなっていて面白いですよ~。登場人物まともな人間いませんが。み~んなヤパい人達ばっかです。危ない世界にハマって、なおかつ感動したいッという時にはおススメです。

アリプロさんも聴いていただけましたか~。実はこの曲を載せたいばかりに、記事を書いた次第です。ハイ、馬鹿です。

明日(今日)は男子SPですね。楽しみです! また遊びに行かせていただきます。

感想 * by 明宏 訊
ali projectのあの歌と関連があるとは知りませんでした。陰惨な小説の内容と、こういいつつ、私も結構好きなのですが、疾走感のある曲調とどうしても相容れなかってので。
 しかし、改めて歌詞を眺めなおしてみると、確かに関連があるかもしれませんね。

Re: 明宏 訊様 * by 惺
はじめまして。
多分意識して曲(というか歌詞)を作られているんじゃないかなあ…。
というのが個人的な感想なのでした。
アリカ様は結構文学的なタイトルをつけるのがお好きなのか、
文学作品にちなんだ曲が多いような気がします。
コメントありがとうございました^∇^

個別記事の管理2010-03-22 (Mon)

ご訪問ありがとうございます☆

       100322_1449~01   忍法双頭の鷲 (1980年) (角川文庫)

 Amazonさんに画像がなかったので自分所蔵の文庫とコラボしました。
 山田忍法帖の中でも「伊賀・甲賀忍法帖」や「魔界転生」に比べたらマイナーな作品ですが、男同士の友情をメインに据えたなかなかの名作です。以下、文庫見開きよりあらすじ。

 延宝8年、徳川4代将軍家綱の死去と同時に、後継者をめぐって劇的な政変が起きた。新将軍には、若年寄堀田筑前守が擁立する綱吉が就任、それまで権勢を誇っていた大老酒井雅楽頭は失脚した。
 そして、それに伴い、公儀隠密の要職にあった伊賀組が解任され、替って根来衆が登用されたのである。
 主命を受けた若き2人の根来忍者、秦漣四郎と吹矢城助は、隠密として初仕事に勇躍、江戸を後にした。だが、彼らの行く手には、復讐の怨念に燃える伊賀忍者たちの執拗な妨害が……。


 山田忍法帖お得意の史実を忠実に踏まえた巧みなストーリー展開、忍者同士の技を究めた熾烈な闘いの描写には唸りっぱなし。加えて今作は、主人公2人が隠密として疑惑ある諸藩を裏から表から捜査するという、ある意味ライトな推理モノとしても楽しめます。そして作者様ラブロマンスも忘れちゃいない! 兄弟同様に育ち、忍者の技にかけても双璧の2人が恋焦がれる相手は、首領の娘お螢。いわゆる三角関係ですが、やはりドロドロとは無縁です。
 ラスト甲賀忍者の急襲に遭い窮地に陥った城助を救出する、漣四郎とお螢の頭脳作戦に思わずニヤリ。

 山田忍法帖としては小粒ですが、恋に友情にシビアな死闘にとバラエティ豊かに楽しめます。


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Theme : 歴史・時代小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : 山田風太郎
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こんにちは! * by 本読み人M
面白そうですね!
山田風太郎は王道の「魔界転生」「甲賀忍法帖」などを読んだことがありますが、
この作品は、これらとはちょっと違って爽やかな感じなのでしょうか?

Re: いらっしゃいませ☆ * by 惺
> そうですね~。従来のドロドロ血なまぐさい~という山田作品よりはずっと爽やか系です。イケメン忍者2人の友情が何とも清々しいですヨ。量的にも分厚くなくて読みやすいですし。
自分的には山田作品の中では「甲賀~」が作品なんですけどね。このハナシも趣向を凝らしていて面白かったですよ~。

また来てくださいね☆ お待ちしておりますe-466

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