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個別記事の管理2010-09-05 (Sun)

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眠狂四郎無頼控 (1) (新潮文庫)眠狂四郎無頼控 (1) (新潮文庫)
(1960/08)
柴田 錬三郎

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 ヤバイヤバイヤバイ! 久しぶりにハマりそうな予感!! 超~おもしろかったし~!! もっと早く読んどけよ、自分(泣)! と嘆きつつ以下文庫裏表紙よりあらすじ。

徳川二百年の太平が文化・文政の爛熟を生んで、人情、風俗ともに退廃した江戸を舞台に、異端の剣客眠狂四郎を登場させ、縦横無尽の活躍を描く。
ころび伴天連が大目付の娘を犯して生ませた混血特有の風貌で女をひきつけ、しかも平然と犯し、異常の剣"円月殺法"をふるって容赦なく人を斬る。


 今さら言うまでもない「時代劇のヒーロー」と謳われつつ、未読でした。が、今回読んでみてその面白さを堪能! そして未だに高い人気の理由も判明。
 週刊誌に連載開始が昭和31年……とかなり昔なのですが、ちっとも古さを感じないゾ! 人物造形や話の展開等々すべて……あ、でも、やっぱり女性の描き方がね、ちと古臭いかな~。狂四郎を慕う2人の女性がひたすら「いつもまでも貴方をお待ちしております……」的な。ここが、唯一時代だな~と感じたトコロ。

 が、後はもう怒涛の勢いで読みあげてしまいました。とにかく、孤高のヒーロー眠狂四郎がものすごくイイ!
 今まで全然知らなかったが、なんと彼はハーフだったのだ!(知るの遅すぎ~) なんと斬新な設定!
 ころび伴天連(いわゆる踏み絵踏んじゃった、キリシタンの裏切り者?)とさる高貴な娘との間に生まれた、今で言う非嫡出子。出生時から重い運命を背負って生きる素浪人。
 剣の使い手であることはもちろん、残虐非道・ターゲットを容赦なく斬り捨てるあくまでクールなヤツ。そんな一面とはうって代わって、亡き母親の影をずっと慕い続けるちょっとマザコンのところもご愛嬌。
 この作品の成功と人気の秘密は、ひとえにこの眠狂四郎にあるといっても過言ではないゾ。

 読み切り短編~中編作が20作。ページ数にして500ページ弱。面白いのであっという間に読んでしまう。解説も遠藤周作氏で読みごたえあります。
 最初1作からしてもう引き込まれる。狂四郎が自分の相棒? を探す話から始まって、重要なお宝である「雛の首」捜しを根底に据えて、その上にミステリーあり、人情話あり、恋バナあり、出生の秘密話あり……の豪華てんこ盛り。

 Gackt主演の舞台あるということで……Gackt……う~ん、どうなんだろ? ハーフ設定だからビジュアル的には合っているのか?
 オリジナルのイメージ通りだといいんですけどね。

レビュー書く・書かないに関わらず、是非ともシリーズを読んでみたい作品でした☆


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Theme : 歴史・時代小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : 柴田錬三郎
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

こんばんは~ * by 本読み人M
眠狂四郎、名前だけは知っていたんですが、全くの未読です。
普段おだやかな(←イメージ)惺さんが、これだけアツくおススメされるとは!
時代モノも大好きなMとしては気になります!

記事違いですが、私もつい先日「阪急電車」読了しました~。
なんて偶然v-353

Re: こんばんは~ * by 惺
>M様e-420
あ、イヤだわ……つい素がでてしまって……失礼しましたe-263
眠狂四郎シリーズいいですよ~。好みありますが、自分はハマりましたね。
おヒマありましたら1巻だけでもどうでしょう? お試し的なカンジで。

「阪急電車」どうでした~? 
UPされるんでしたら楽しみにしてま~す☆
コメントありがとうございました!!