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個別記事の管理2012-08-30 (Thu)
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少女には向かない職業 (創元推理文庫)少女には向かない職業 (創元推理文庫)
(2007/12)
桜庭 一樹

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 「傷痕」を読んで軽いショック受けたので、口直し?にコチラを。なんだかいかにも桜庭一樹っぽいタイトルもツボ。以下BOOKデータベースより内容。

あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した…あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから―。
これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いて話題を呼んだ傑作。


 面白かった! 文句なく!
 桜庭一樹の作品ってほとんど角川文庫でシリーズ化されていたので、今回もそうかと思いきや、実は創元推理文庫。といえば本格ミステリー。なのでこれはきっと一味違う作品なのではないの? と思いつつ読んでいたけれどまさにその通り!
 登場するのはかなり刺激的なふたりの少女、大西葵と宮乃下静香。このふたりの少女の関係性とか絆とか、14歳という難しい年頃の描き方とかがもうもう巧すぎて。なんたってふたりを強く結び付けるのが、葵の義父の「殺人」というのだからはっきり言って普通の友情関係なんてこの時点でブッ飛んでる。

 母親は忙しさにかまけて半ネグレクト状態。義父は身体を壊してからは呑んだくれて暴力をふるってばかり。
 そんな逃げ場もなく、どうしようもない家庭環境にいる葵の閉塞感が身につまされて仕方ない。義父への不満が悪意となり、終いには殺意と変わる瞬間の葵の心理描写がまたもうリアルすぎて……その、誰にも知られてはいけない秘密を共有することになった静香の得体の知れなさもまた不気味でありながらも、なぜか惹かれてしまうというね。

 ゴスロリファッションに身を包んだ謎めいた静香というキャラが、この作品をミステリーとして成立させている秘訣だと思う。序盤は少女達の切なくて激しい青春モノ?という印象だったけれど、中盤以降のちょっとしたどんでん返しがまた見事としか言いようがない。
 か弱きもの、無抵抗な存在というレッテルを貼られ、いざ逆襲の牙を剥いた少女達の凄まじくも痛々しい心の叫びが読んでいて切なくもあり痛くもあり、爽快でもあったなあ。
 「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」と同等、もしくはそれ以上のインパクトある作品でした。この鋭さをどうか「傷痕」に……っていい加減、しつこいよね。いやいやいや、自分的に桜庭作品の中でも1・2を争う1作でした。 夏の日の描写がものすごく鮮烈で、内容とは裏腹の突き抜けるような清々しい青空ジャケットが余計心に沁みて切なくなってしまったのでした。とあるミステリーをアレンジしたのかな?タイトルもものすごく良いよね。


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個別記事の管理2012-08-29 (Wed)

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 かなり昔に読んだ本。当時かなりな話題作だったのではないかなあ? 最近またもこの元ネタである「とりかえばや物語」がコミックになるなど、注目されているので再読してみました。著者は心理学者でもある河合隼雄氏だったのね。以下BOOKデータベースより内容。

性が入れ替わったまま成長する男女を描いた王朝文学『とりかへばや』。
一見、荒唐無稽に思われる物語には深く重層的な心のタペストリーが隠されていた。「男らしさと女らしさ」「自我とエロス」「美と倫理」―。
分裂していた要素は物語の中で結び付き、性差や社会的枠組みをしなやかに超えていく。深層心理学の立場から“たましいの現実”を見据え、男女の境界の危うさと心の謎を探る。


 まず「とりかえばや物語」については コチラ で。
 とある異母姉弟は性格がまったく逆。姉は勇猛果敢で弟はなよやか。そんなふたりに苦慮した左大臣の父親が、そのまま男女逆転のまま生きてゆきなさーい、ということで始まる姉弟の波乱万丈の物語。
 男装の麗人の姉、いわゆる男の娘である弟。そのふたりの姿を心理学者である河合氏が、深層心理に隠された女性の中の男性性、男性の中の女性性について鋭い視点から論述してゆく──というのが本書の主な内容。

 初版がかなり昔…20年位前なのでその当時と現在ではいろいろとジェンダー論も変遷していると思うので、おやおや? と疑問に思う箇所も多々あったのだけどね。
 自分がよく読むファッション誌なんかは女子の男装ファッションなぞ普通レベルになってきているし(かといってまだ一般的ではないけどね)、男の娘に代表されるとおり、男子もかなりファッションにおいて女子化する傾向が顕著になっているかなあと。
 なので、今ではかなり常識となっているような感のある「自身の中の異性性」をこの「とりかえばや物語」を素材とし、河合氏の臨床例も挙げながら検証・論述してゆくのがとても斬新で興味深かった。
 さらに「性差」ということで絡めて考えると、現在は性同一性障害も一時期よりはかなり認知されている感があるし、性別の境界もまた過去の日本とは違って曖昧になっていると感じる部分もあるなと。そういう意味ではまさに先駆的なこの著作。河合氏の素晴らしい着眼点によるジェンダー論なのではないかと思って読んでいました。

 で、この「とりかえばや物語」の梗概も記載されているのだけれど、面白すぎるね、この話!
 まさに今にピッタリのストーリーだと思うのだけれど。美しい異母姉弟が運命に翻弄されながらもラストは幸せを掴みとる──倒錯的だと過去一時期評価は低かったらしいですが、一流のエンタメ作になると思うのは自分だけかなあ?
 コミックにもなっているようで。さいとうちほサンの「とりかえ・ばや」。素敵な画で面白そうだよー!

 ……などと、もちろん河合氏のこの著作も面白かったのだけれど、猛烈にこのオリジナルの「とりかえばや物語」を読みたくなってしまった自分なのでした。


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個別記事の管理2012-08-28 (Tue)

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迷宮(ダンジョン)編
黄牙(こうが)編
モルジアナ編
バルバッド編


 管理人、前日に呑み過ぎてしまい見事に二日酔いのため気軽に読めるものを…ということで。
 秋からアニメ化されるというこの「マギ」読んでみました。8巻あたりまでなのだけどね。
 いやいやいや、なかなか面白かったです。ジャケ画を見てのとおりアラビアン~な冒険ファンタジーでした。
 アラビアンっていうのがちょっと凝ってるなーというか目新しいというか。ありそうでなかったところがうん、スゴい。登場キャラのネーミングもアリババ・アラジン・シンドバッドに人間にあらざる存在ジンと有名どころを取りそろえてます。そのうちシェヘラザードなんかもでてきそうな雰囲気なのだけど。

 主要キャラはアラジン・アリババ(共に♂)・モルジアナ(♀)の3人。その彼等が旅先で出逢い、友情を結び戦いに巻き込まれてゆく──という、簡単に言っちゃうとこんなカンジの話なのだけど。
 アラジンは謎めいたかわゆい少年。不思議な笛を持っていて危機に陥るとその笛が「ウーゴくん」に変化して助けてくれる。ま、魔法のランプの変形といったカンジですかね。ウーゴがいわゆる魔物ジンなのですね。その正体は終盤につれてわかってくるというこれもまたお約束の展開。
 そのアラジンと友達になるアリババもまた出生に秘密があって、最初はしがない商人に身をやつしているけれど、ストーリーが進むにつれてその精神も身分?も成長してゆく。モルジアナは奴隷の身でありながらその精神は気高くてアリババに助けられてから紆余曲折あって行動を共にしてゆく。
 
 あー、もうコミックはね、自分のこんな駄文&理屈じゃなくてホント読んで楽しむのが一番だよね。
 画もかわゆくてストーリーもわかりやすい&展開もスリリングでスピーディー。ギャグや小ネタも面白いしね。
 パルパッド編の7巻から8巻にかけての壮大な革命譚が自分的には意外な展開で感動したし。ウーゴくんとアラジンの別れ?にちょっと切なくなった(泣) 

 14巻まで出ているのかな。自分が読んだのは8巻なのでまだまだこれからといったカンジ。魅力的なキャラがたくさん登場してこれからも面白くなりそうな予感。自分的にはシンドバッドが好きなのだよ。
 お宝探し・友情・迷宮(ダンジョン)等々、そそられそうなキーワードやアイテムてんこ盛り。アニメもかなり面白そうだよん。公式サイトはコチラ。画がとても綺麗で驚きなのだが。楽しみだ!


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* by ひいち
こんにちはー☆

わぁ(^∀^)興味しんしんだわー!!!
いつもここで情報を仕入れて、ほくほくのワタクシ♪

二日酔い大変でしたね!
でも、飲みすぎちゃうくらい楽しいお酒だったのかなー(^∀^)

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは!
マギ、面白いですよん!
絵もかわゆいし、話も面白い!
機会があったらぜひぜひ~♫

そう…楽しいお酒だったのだけど、
やはり呑み過ぎはイカンなと、反省…。
わかっちゃいるけど、やめられない学習能力の低さが悲しいです…(>_<)

個別記事の管理2012-08-27 (Mon)

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勝手にふるえてろ (文春文庫)勝手にふるえてろ (文春文庫)
(2012/08/03)
綿矢 りさ

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 久しぶりの綿矢りさ。どんな話なのかなーとちょっとドキドキで読了しました。以下BOOKデータベースより内容。

片思い以外経験ナシの26歳女子が、時に悩み時に暴走しつつ「現実の扉を開けてゆくキュートで奇妙な恋愛小説。3年ぶりの注目作!
賞味期限切れの片思いと好きでもない現実の彼氏。どっちも欲しい、どっちも欲しくない。恋愛、しないとだめですか。


 いやいや、面白かったです。自分が読んだ前2作「インストール」「蹴りたい背中」はどちらかというと自分探し系の内省的なストーリーだったので(違うかも…)、今回みたいなまるっと恋愛モノってかなり新鮮だった。
 ただちょっとヒロイン、ヨシカが極端だったかなー?って気もしないでもない。一応元オタクという設定なのだからそうなっちゃうのかもしれないけど。
 初恋の「イチ」に対する恋心はハンパなくて一途。対して、自分に対して恋愛感情を抱いてくれている「ニ」に対してはものすごくゾンザイな扱い。ここら辺が夢見る夢子サンのヨシカ。その彼女が自分自身悶え苦悩し葛藤しながら、どうやって本物の恋愛を手にしていくか? どっちの彼と付き合うのか? というのがメインストーリーなのだと思って読んでました。

 ヨシカさん、かなり痛いイタすぎる性格です。これで二次元オタクだったら完全に人間の男子なんかまったく興味なし!! ってわり切っちゃうのだけど、そうではないところが難しくて微妙なところ。一番好きな人と結婚したい。と頑なに思いつつ、その夢願望が破れた時に初めて現実を知り、オトナの階段を1段くらい登ってゆく。

 そのイタいヨシカさんに共感する部分も多々あったりなかったり。なかなか毒のあるヒロインで面白かった。その彼女をめぐる二人の男子もね、まったく違うタイプで面白い。草食系と肉食系男子っていうのがね巧いなーと。自分的には「二」好きだよ~。いい奴じゃん! ってなるんだけどね。
 ただ、読んでいて、ヨシカさん、そんなに慌てて結婚とか恋愛とかしなくてもいいんじゃない? って思ったのも確か。「二」こと霧島クンに対する愛を挑戦と言ってしまっているあたり……それちょっと違くない? って老婆心ながら思ってしまった。
 でも女子やっているとヨシカさんの気持ちわかるなあーって部分もあるし。かなり感情移入して読んでしまいました。ちょっと軽いかなって思うけれど、サクッと読める作品でしたね。


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* by 藍色
最初から最後まで面白く読めました。
深くて細かい心理描写が素晴らしいです。
主人公の気持ちに深く共感しました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: 藍色様 * by 惺
ひさしぶりの綿矢りさでした。
かなり毒を含んだセリフもなかなか楽しめて。
TBありがとうございました。
自分もさせていただきました!

個別記事の管理2012-08-26 (Sun)

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傷痕傷痕
(2012/01/12)
桜庭 一樹

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 図書館にあったので即借り。最近作なのでいそいそと読了。以下BOOKデータベースより内容。

最愛の人を失った哀しみからの回復 この国が二十世紀に生み落とした偉大なるスターであり、「KING OF POP」と称された「彼」が急死した。彼を心から愛する娘「傷痕」の再生と自立を描く。

この国が20世紀に産み落とした偉大なるポップスターがとつぜん死んだ夜、報道が世界中を黒い光のように飛びまわった。彼は51歳で、娘らしき、11歳の子どもが一人残された。彼女がどうやって、誰から生を受けたのか、誰も知らなかった。凄腕のイエロー・ジャーナリズムさえも、決定的な真実を捕まえることができないままだった。娘の名前は、傷痕。多くの人が彼について語り、その真相に迫ろうとする。
偉大すぎるスターの真の姿とは?そして彼が世界に遺したものとは?―。


 いろいろと噂になっていたので内容はサラッと知ってはいましたが、うーん、まさにその通りであったし、ここまで肩すかし食った作品も最近ではやたら珍しい。
 なぜに「彼」を素材にしたのか? そのところの意味・意図がまったく掴めず。タイトルが「傷痕」なので娘に焦点をあてて展開するストーリーなのかと思ったら、それとも微妙に違うし。なんだか多人数視点の「彼」を巡るエピソードの羅列といった印象がぬぐえなかった。
 必定、起伏の富んだ展開は望めず、多角的に見た偉大なスターの印象をただ述べただけの小説という、正直薄っぺらな内容だったなあと。

 一体どうした? 作者サン? と疑問を投げかけたくなるようなストーリーで。ちょっとあ然。
 元ネタである「彼」のファンなら楽しめるの? いやそうでもないだろ……と想い逡巡しながら読んだので、うーん楽しめなかったなあ。
 タイトルはかなりインパクトありましたけどね。作者サンお得意のネーミングで。その「傷痕」もかなり毒と魅力あるキャラなのかなと期待していたのに…いやあ、実に残念な結果に。
 とまあ、自分的にかなり厳しい感想になってしまって自分でビックリ。まあ、読書の感想などは人それぞれ・楽しめるツボ&ポイントも各人の好みがあるので、これはあくまで個人的な意見なのですけどね。
「少女には向かない職業」を購入しているので、そっちに期待するかな! ←コラコラ! 


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* by レナ
私も以前読みましたが、同じような感想です(^-^;

マイケルが好きなので、なおさら残念でした。タイトルの響きに期待していたのですが・・・。

Re: レナ様☆ * by 惺
こんばんは!
ホントにもうビックリなストーリーでした。
残念感ハンパないというか、個人的に。
やはりマイケルを日本人として捉えるのには無理があったような…。
傷痕とどっちが主役なのかなー? と思ったり。
なんだかとっても複雑な心境にさせられる作品でした。

個別記事の管理2012-08-25 (Sat)

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 いつも思うのだけれど、ジャケ画の三原ミツカズ氏のイラストはとても個性的だよね。
 本屋に行っても一発でわかってしまうよ。地元本屋ではなぜかファッション誌ではなく、アニメ・ホビー系雑誌のコーナーにあるのだわ。内容良く見てよー!
 やっぱバイブルはゴージャスですね、中身も値段も(泣)。
 さすがファッションの世界はもう秋! 毎日暑くて汗ダラダラ流していようが、誌面の中はもうしっとり落ちついたオータムファッションの数々。素敵です。
 Baby, The Stars Shine Bright Angelic Pretty  は相変わらずかわゆい&ゴージャス。Innocent World は秋の新作プレゼントだし。個人的にはモデルの翠チャンが好きです。←どうでもいい。

RUNE collection reopen!
 あの内藤ルネのグッズ特集と言ったカンジ。自分的に内藤ルネというと、1960年代的な華麗な絵柄のイラストレーターというイメージなのだけど。ぬりえとかノートとかの誌上プレゼントという豪華特集。中原淳一といい、かつてのイラストレーター達が再評価されているのはとても嬉しい。
お姫様になる為の教則本
 今田美奈子様を先生にお迎えしてのマナー特集とでもいいましょうか。自分的にとても縁遠い存在の今田美奈子。スウィーツの印象しかないのが悲しい…。
 で、まずはその今田美奈子さんのプロフィール紹介から始まって、身だしなみ、挨拶、対人時の礼儀、食事のマナー等々のご指南披露。ううむ、ゴージャス&ブリリアント! ちなみに生徒役は声優の田村ゆかりサン。ロリィタファッション好きで有名なのだとか。
宝野アリカ様お姉さまの、31の秘密を教えて☆
 個人的に好きなのですね、宝野アリカ。まずはその独特なメイクの方法!「白あり」と「黒アリ」とでメイクの仕方を分けているのだとか。ふーむ。曲と同じだね。その他、これもまた凝りに凝りまくったCDジャケット秘話なども掲載。これはゴージャスだよ、貴重だよ!江戸村で撮影したとか、貴重なコメントもアリ。

 等々、主だった特集ページはこんなカンジで。
 さらにお楽しみの中村明日美子さんのマンガは今回で最終回とのこと! うーん、残念(>_<)
 今回は「アリス」がモチーフの幻想的な話だよん!
 このバイブルでの作品を集めた ~Aの劇場~ は8月27日発売予定とのこと! 楽しみすぎる…ってその前に発売日忘れないようにしないと! 
 とまあ、次の発売予定日は11月24日とのこと。今度は冬のファッションだね。早いなあ…ホント。


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個別記事の管理2012-08-24 (Fri)

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思い出を切りぬくとき (河出文庫)思い出を切りぬくとき (河出文庫)
(2009/11/04)
萩尾 望都

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 ジャケ画で迷わず購入してしまった。萩尾望都サンってかなりエッセイを書いていらっしゃるのね。ビックリしました。以下文庫裏表紙より内容。

萩尾望都、漫画家生活40周年記念! 20代の頃の貴重なエッセイ27本を収録。
──例えば20年前の日記を読みかえした時、自分の青臭さに、てれるでしょう。
実に私もそうで、若いというか物知らずというか幼いというかピリピリイライラしてるというか、困ったものです。
四畳半と六畳の二間の下宿に住んで、黙々とマンガを描く日々でした。(「まえがき」より)

①のちの想いに
②風をおどるひと
③初めてのものに
あとがき


 かなり面白かった! 20代後半に発表されたエッセイとのことだけど、文章巧すぎてとても20代の人間が書いたようには思えない。
 読了した印象では、やはり頭がいいな、頭の回転が速いなあということ。文章が巧いというのもただ単に技術的に巧いのではなくて(それも含んでいるけれど)、わかりやすくて面白いということ。今まで読了したエッセイ等はどちらかというと硬い印象だったのだけど、今回はものすごくサバけていて親しみやすい。編集者との内輪話的なものや、トーマの心臓誕生秘話とか、ミステリー描くのが実は苦手とか、キャラに名前つけるのも実は苦手とか(笑)、爆笑モノのテーマがずらりと並んでいて大満足!

①のちの想いに
 まあ、いろいろな秘話がメイン。
 前述したトーマの心臓誕生にまつわる苦労話とか。なかなか人気でなくてかなり苦戦したトーマ。
 ミステリーを描くにあたっての構成秘話。萩尾センセ、ミステリーに関してかなり勉強されてます。どう構成したらミステリー作品として成り立つのか。多角的に分析していてさすがの創作者! と尊敬。
 さらに、日本語についての論述が。題して「日本語は論理的なのか」というものすごく真面目そうなタイトル&内容。
 自称直感型人間の萩尾センセが、他人との対話がどうしてうまくいかないのか詳細に分析。あらゆる書物を読んで研究しているところがね、既に直感型人間とは言えないような気がするのだけど。充分論理型人間だと思いましたね。疑問に感じたことを徹底的に調べ上げるその根性が素晴らしい。
②風をおどるひと
 萩尾センセお気に入りのモノ・人などについてあれこれ。
 当時モーリス・ベジャールがお好きだったようで。この方の作品に対する想いがアツく語られてます。バレエから能まで。その多趣味さにさすがだなと。
③初めてのものに
 お気に入りのモノについてのあれこれ。萩尾センセの趣味などが垣間見られてなかなかおいしい章でした。
 かなりな酒豪らしく、そのことにまつわるエピソードも結構爆笑モノ。作品のネタに「酒」を使う時には必ず呑んでから! と誓い?をたてられているのには驚き。そのせいで酒豪になってしまったとか。他にも紅茶・コーヒー・ピカソ美術館等々にまつわる秘話が満載!

 ご家族の話題があったのもなかなか興味深かった。特にすぐ上のお姉さまに関するエピソードがね、超絶笑った。
 作品の神秘性とご本人のざっくばらんさのギャップがまた良いのだけれどね。文章もマンガも読ませる萩尾望都。やはり比類ない才能をお持ちなのだわと感心して読了しました。美麗イラスト&内輪ギャグマンガも読めて、一粒で二度美味しい1冊でした!


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個別記事の管理2012-08-23 (Thu)

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世界幻想文学大系〈第20巻〉カシオペアのΨ (1979年)世界幻想文学大系〈第20巻〉カシオペアのΨ (1979年)
(1979/06)
紀田 順一郎、荒俣 宏 他

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 おや? 書影がないとは…ではではコチラでどうぞ!
 Twitterの国書刊行会の告知で知った作品。好きな作家・津原泰水氏おススメの作品ということで読んでみました。興味津々だったんだよね。以下国書刊行会サイトより内容。

カシオペア座のプサイ星系に属するスター星の驚くべき自然、その歴史・風俗・芸術・宗教。空想的社会主義やユートピア文学に連なり、近代SFの先駆ともなった壮大なスペース・ファンタジー。

 1854年発行されて以来永らく忘れられていたとのこと。あまりにもマイナーすぎる作品だけど個人的には好きだし、かなり貴重な作品でもあるかなと。
 現在の「SF」というジャンルが確立される前の、「未来小説」というジャンルにカテゴライズされていたそうで。相当昔に書かれた、宇宙を舞台にした小説なのだわ、と感心。なのでコ難しい理論などは皆無。どちらかというと、幻想系・文学的な宇宙小説として面白く読めた。
 で、まずものすごく凝った構成にビックリ。本筋の中に戯曲や詩篇が挿入されていて、それが巧くテーマに絡んでいてなるほどなーと。とっても劇的で冒頭から惹き込まれて一気に読んでしまった。

 語り手(これが一体誰なのかは作中ではどうでもいいらしい)がヒマラヤに旅行中に遭遇した隕石の落下。ガイドとして雇っていた現地人はいきなり降ってきたそれが命中して落命。そのガイドに落ちてきたのは隕石かと思いきや、実は謎の匣。語り手が不審に思いながらもその匣をこじ開けてみると、出てきたのは数冊の書物と数部の草稿。語り手は知識を総動員してその書物等の解読に挑み、数年かかって成功する。その書物に書かれていたのはなんととある星にまつわる一大叙事詩だったのだ──。

 その星は地球から遥か離れた距離にあるカシオペア座のΨという星に属している。語り手によって「スター」と名づけられたその星の悠久たる歴史と人類の物語が壮大に描かれてゆくという構成。
 読んでいて、ああこれはまるで聖書だなと。特に旧約聖書の人類創世の部分。アダムとイヴやノアの方舟、モーセのエクソダス(出エジプト記)等々。これらのエピソードがモチーフとなって、疫病と殺戮によってスター星をやむなく出ていかなければならなくなったスター人たちの母星回帰のストーリー。

 今でいう宇宙船のアバールに乗ってスター星を脱出したスター人。永住の地を求めて4つの星々をめぐる描写がまた面白い。それぞれの星の人間・風俗・生活などが詳細に語られ、作者のその奔放な想像力に驚きと共に瞠目。英雄や悪人が登場し、さながら人類の歴史をたどっているよう。スター人はさまざまな星をさすらいながらも、その本能と願いは母性であるスター星に帰還すること。
 何世紀も超えてようやくその望みを叶えたスター人達の子孫は、荒廃したかつての自分達の星の再興に腐心する。法・宗教・文化・芸術等々を一から創り上げ謳歌する。スター星は彼等にとってまさに長年夢見て手に入れた「楽園」であり「理想郷」なのだ。

 いろいろ解説を読むと、今作はいわゆるユートピア文学であるとのこと。ディストピア文学は読んだことあったんですけどね。初めて読みました、ユートピア文学。加えて未来小説というだけでも自分的にかなり斬新な作品でもありました。なにせ、登場人物は異星人ばかりだし。

読者の方々が別世界のこの物語によって現世の様々の悲惨を一瞬でも忘れるようなことがあればとねがいつつ。

 ラスト、作者の結びのこの言葉がとっても印象に残りました。この作品が書かれた当時、作者も何か現実世界で鬱屈を抱えていたのかしら? などと思いを馳せたりして。いろいろと想像力をかきたてられます。未知の作品のページをめくってゆく高揚感。これも読書の醍醐味。
 ううむ、こういう作品があるからマイナー作って好きなんだよね。知られざる埋もれた作品、まだまだたくさんあると思うけれど、ぜひとも読んでいきたいものだ。


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