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個別記事の管理2012-10-20 (Sat)
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 たまには趣向を変えて。 BGM でも聴きながら読み流してください!(聴きながらは読めないことに気付いた!スマン) しかし、それでも長くてウゼェ…と思われる方は華麗なるスルーを(笑)!
 今まで読んできた本の中で自分のお気に入りを振り返ってみたいなと、突発的・発作的に思いついてしまって。
 ブログを始めてかなり本を読みましたが、こんなに続くとはよもや思わず。自分が一番ビックリしてるんだけどね。もう生活の一部になってしまって何かしら読んでいないと気が済まないというか…(←そりゃヤバいだろ…ある意味病んでるよ…)まさにブログ名のとおり読書中毒状態だ。
 今まで読んできた本が一体何冊なのか? 数えたこともないのでまったくわからないけどその中でお気に入りの本を10冊選んでみました。(選びきれんのかなあ…)

甲賀忍法帖 山田風太郎

 これはもう外せない!
 中学一年の時に読んで以来自分的ベスト作。初めて読んだ時のあの感動と衝撃は○十年経った今でも色褪せず。
 もんのすごいリアリティある忍術の数々と、史実の隙を衝いた虚構の世界との見事なコラボ、さらにロミジュリ的な悲恋まで加わった、もうもう自分的に神!としか言いようのない作品!映画化・アニメ化・コミカライズされたけれど、やっぱり原作に敵う物なし!かな。

椿姫 デュマ
 
 これも高校生の時に読んで以来外せないなあ…。
 高級娼婦マルグリットと実直な青年アルマンとの超絶悲恋ストーリーなんですが。もうもう夢見る夢子だった当時の自分は読むたびごとにボロ泣きで…(今思うと青いしかゆいしまったくな…ってカンジだけど)。ただ単なる悲恋モノではなく、作者の社会的弱者(当時の娼婦さんはまさにそうだったようで)に対する暖かい視線にもなるほどなあ…と思って読んでました。これで悲恋モノが大好物になったのだ。

NO.6 あさのあつこ
 
 ブログを始めてから超絶好きになった作品ですね~。何度も好きだ好きだとほざいているので、いい加減ウザッと思ってらっしゃる方すみません(汗) しかし語らせてください!
 短い文章の中に凝縮されたキャラ達の心情や心理描写にビックリしたし、ページをめくるたびにワクワクドキドキする楽しさとか興奮とかを久しぶりに思い出させてくれた作品でもありました…なんて真面目くさって語ってるけど、要は紫苑とネズミが好きすぎて萌えすぎて困ってるんだよー!

開かせていただき光栄です 皆川博子
 
 ツイ友さんからご紹介いただいた本としてとっても印象深い作品。
 グロテスクでありながらユーモラス。そして耽美とどめは本格ミステリー。ふたつのエピソードが交互に進行し、息をもつかせぬ華麗な展開(笑)。主要キャラであるエド&ナイジェルに萩尾望都作品のキャラを重ねて読んだりと、なかなか奥深い読みのできるお気に入りの一冊になりましたねー。

蒼穹の昴 浅田次郎
 
 安定の浅田次郎作品。これはもう自分的に大好きな時代(中国清朝末期)を描いていたからそれだけでもポイント高い!
 3人の主役キャラ達のたどるそれぞれの運命……一人は滅びゆく清朝に、一人は日本亡命、そして最後の一人は中国共産党へと運命を託すというラストがもうもう巧いなあ~とひたすら感動した覚えが。やはり涙腺崩壊のボロ泣き作品でした…の割には主要キャラ3人の名前をすっかり忘れているという…はて? 
 李鴻章おぢさんがものすごーくカッコよかったのは覚えてるんだがなあ…。

月は無慈悲な夜の女王 ハインライン
 
 だいたいハインラインというと「夏への扉」だと思うのですが。自分もこれを読むまではそうでした。が! 読んだらコレが一番になりました。
 自分は革命譚とか劇的な展開っぽいのが好きらしいと感じ始めたきっかけの作品でもあり…。なんといっても今作は月の喋るスパコンであるマイクがもうもう最高です!そのマイクと心通わす人間の同志(名前忘れた~)との篤い友情が一番の胸熱・読みどころだった!
 月人類がマイクの指揮の下、一致団結して地球から独立を勝ち取ったのはいいが、突如としてそのマイクが機能しなくなってしまう…というラストに超絶物悲しさが…あ、ヤバい、ネタバレすまんです。

バレエ・メカニック 津原泰水
 
 作者さん共に好きになった作品。はっきり言っちゃうと話は結構難解。不条理設定がバンバン登場するのだけれど、幻想&耽美的でありながらSF、しかもサイバーパンクという設定が面白かった。
 とにかくこの作者の作品は自分の肌に合うというか好みというか琴線に触れる。衝撃的な出会いの1冊でありました。ガクブルで強烈。

白い薔薇の淵まで 中山可穂
 
 女性の同性愛をテーマにした作品。中山可穂も一時期ハマって読んでたなあ。この方の作品も自分はとても好きで。特に今作は読了後に感動しまくって動機と興奮がしばらく止まらなかった(別に病気持ちではありません)。
 特異なジャンルなので読者を選ぶと思うけど(今はそうでもないのかな?)、読まず嫌いはホントもったいない作品だと。恋愛に性別は関係ないのだなあと思わせる作品。あくまで恋愛ね。結婚となるとまた話は難しくなってくる。

ロリータ ナボコフ
 
 これもかなり衝撃的だった作品。タイトルから連想する自分の色眼鏡具合を反省したね。
 テーマと内容はかなりエキセントリックで衝撃的だけれど、これはナボコフがいかに優れた技巧的作家だったのかを証明する作品でもあるのかなと。隠された比喩・アナグラム、風俗小説ともミステリーともロードノベルとしても、いかようにも読める稀有な作品だと。しかし、巻末の解説抜きに自力で読むのは至難の業でした。ジャケ画が好きです~。

狼の紋章 平井和正
 
 
 うっわー!レトロすぎてすんません。書影も既に無しとは!悔しいから下にコミカライズの方も貼っとく。しかし知ってる人いるのかな?
 学生時代に友人(♀)から紹介されて読んだ本。手に取った瞬間「古~~い」と思って馬鹿にして読んだ自分を呪いました。
 人間と同じで本も見た目に誤魔化されちゃいかんなと。そりゃ設定なんかは恐ろしく時代を感じさせるけど、紡ぎだされるストーリーは色褪せてないぞ!と。今でいうラノベの元祖となるの?平井和正先生? 満月の夜になんと狼に変身してしまう少年・犬神明のあのクールさというかストイックさにもう当時の青かった自分はメロメロでした。自分の身を犠牲にしてまで愛する青鹿センセを助けにゆくその勇姿…年上の美人教師とクールなイケメン少年というシチュエーションにも当時は激しく萌えたんだな、今思うと。

 ふう~つかれたし! 
 自分で思いついた好きな作品をつらつらと挙げてみたのだけど、まだまだたくさんあるし。それにしてもやっぱり若いころに読んだ本て後々まで印象に残るものなのねとしみじみ。
 皆さまもご自分で大好きな作品ってきっとありますよね。自分にとって忘れられない大好きな作品って大切にしたいものです。心の財産というか。
 などと、またも駄文・悪文で大変失礼いたしました。そしてここまで読んでくださった奇特な方。長々とホントにありがとうございました。


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個別記事の管理2012-10-19 (Fri)
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スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)
(2012/09/21)
芦辺 拓

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 初・芦辺拓作品でした。タイトルとジャケ画に惹かれて読了。以下BOOKデータベースより内容。

毎朝配達される幻灯新聞が食卓に話題を提供し、港にはエーテル推進機を備えた空中船が着水・停泊。歯車仕掛けの蒸気辻馬車が街路を疾駆する―ここは蒸気を動力源とした偉大なる科学都市。
進路に頭を悩ませる女学生エマ・ハートリーは、長旅から帰還した父を迎えに港への道を急いでいた。父が船長をつとめる空中船“極光号”の船内で不思議な少年・ユージンに遭遇したエマは、ひょんなことから彼と共に名探偵ムーリエに弟子入りし、都市で起きる奇妙な事件の調査に携わることになる。蒸気機関都市を舞台に贈る、少年少女の空想科学探偵譚。


 爽やかな読後感でなかなか面白かった。
 舞台となる世界は蒸気万能の科学都市。そこに住む空中船の船長を父に持つエマ・ハートリーは超元気な少女。その彼女がふとしたことで父の操縦する船内で不思議な少年・ユージンと出会ったことで想像もつかない事件と冒険に巻き込まれることとなる──。
 というのが大まかなあらすじ。好奇心旺盛なエマがひょんなことで名探偵ムーリエに弟子入りし、様々な事件の解決に奔走してゆく件はミステリー小説のようで楽しませてくれる。密室殺人に不可解な死因。犯人は誰でトリックは一体何なのか?

 エマにとって事件と共にもう一つ解決しなければならないのが、ミステリアスな少年・ユージンの正体。なんとかして彼のしっぽを掴もうと頑張る彼女の奮闘ぶりも読んでいて微笑ましいし、憂愁の少年ユージンもなかなか魅力的なキャラ。この二人の出逢いからしてなかなか王道的な展開なのだけど、それもまたこのストーリーの重要なカギなのよね。
 ミステリー的にはどうなのかな? それよりも余すところなく展開される科学的蒸気の世界。その描写はさすがに徹底していて完璧(に自分は思える。SFっぽいのど素人だし~)。18・9世紀あたりのイギリスを彷彿させるのだけれど、そこもまた重要なラストのオチに関わってくるという…読了後おもわずニヤリとしてしまったし。

 自分的にはミステリーというよりもどちらかというとSF。そして少年少女のかわゆいラブストーリーとして読んだ。中盤まではいろいろなガジェットがちょっとうるさいかなあ…と読みづらかったのだけど、怒涛のラストはすごかった。まさかまさかの大どんでん返しというか、ええ!こう来るのかー!!という超SF展開に驚いた。
 連続殺人事件のトリックもそうくるのか!とあ然茫然。なぜに蒸気の世界を舞台に選んだのかその意味も充分にわかりました。
 キャラがたくさん登場してイマイチわからなくなったりするけれど(自分的に科学者さんたちが混同しまくった 泣)、皆愉快で魅力的。なんといっても語り手のエマのキャラ造形が成功してると思う。少年に変装もしてくれちゃうしね、サービス精神旺盛!←ちがう!

 この作品を一言でいうならば…対極? ひらがな? 日本語? うーん。電気? あ、ネタバレになっちゃうか。蒸気の世界で繰り広げられる大活劇。面白かったでーす。


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* by igaiga
同じ本でも惺さんがレビューすると綺麗になるな~と感心いたしました。
確かに「蒸気の世界」なのですよね(^^)
頑張るエマが可愛かったです。
そして、ラスト・・・確かにそうなんだけど~(笑)
エマ・ハートリーだっけ。
まぁ確かにフルネーム覚えやすいです(´∀`)

Re: igaiga 様☆ * by 惺
こんばんは!
ラストにビックリ∑(゜∀゜)
あのお名前の漢字化?にも腰抜かしました 笑
すごいなあ…とひたすら感動しつつ、エマとユージンのほのぼのカップルにひとりニヤニヤ。
自分はigaigaさんのように簡潔で楽しいレビューが書きたいです~(>_<)
どうしても長くなる文がウザッてなりますね…ないものねだり 苦笑
芦辺作品面白かったので他も読んでみたいな~。
何かおススメあったら教えてくださーい♫

個別記事の管理2012-10-17 (Wed)
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十蘭錬金術 (河出文庫)十蘭錬金術 (河出文庫)
(2012/06/05)
久生 十蘭

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 気になる作家久生十蘭。以前読んだ「十蘭レトリカ」が印象的だったのでまたも挑戦。ジャケ画に惚れました。以下BOOKデータベースより内容。

東西、古今の「事件」に材を採った、十蘭の透徹した「常識人」の眼力が光る傑作群。
酷薄の観察「彼を殺したが…」、亡命ロシア人の暗殺計画「犂氏の友情」、山田風太郎を唸らせた「勝負」、ドキュメント「プランス事件」、実際の犯罪か「悪の花束」、勇敢なる二等航海士「海と人間の戦い」、白瀬矗追悼?「南極記」、S19年によくぞ発表「爆風」、熱いものがこみ上げる「公用方秘録二件」、アジアの挺身「不滅の花」、以上。


彼を殺したが…… / 犂氏の友情 / 勝負 / プランス事件 / 悪の花束 / 海と人間の戦い / 南極記 / 爆風 / 公用方秘録二件 / 不滅の花

 面白かったし、久生十蘭の非凡さ(自分がこんなことを言うのは大変おこがましすぎるのだけど)というか天才ぶりを充分に堪能できる短篇集でした。
 事実・史実を基にし、そこから膨らませたストーリーの妙。素晴らしいです。フランスに滞在経験があるとのことなので、異国情緒溢れる作品から大戦中・自然との過酷な戦い・時代物等々、さまざまなシチュエーションにおける「人間」を捉え描いた秀逸の作品群でした。

彼を殺したが……
 怖いです。人間の嫉妬と憎悪と殺意を数ページで描写している見事さ。まさかまさかの展開に驚愕のイントロでした。
犂氏の友情
 舞台はフランス。とあるテロリストとの奇妙な友情。ユーモアを交えながらのある意味微笑ましい展開から意外なオチに。史実というか歴史を知っていたらラスト予想できたのかな。
勝負
 一番好きで印象深い作品。
 戦争の影が色濃くなる時代。高須と有本のふたりの青年と高須の妻。そして語り手。この4人が織りなす青春群像─というにはあまりにも複雑。
 特に高須と有本との根深い確執と葛藤に焦点を当てた男同志の友情と反駁の物語といっていいかな。
 戦争がなければこのふたりの間にこのような確執はなかっただろうにと思うと切なく虚しい。高須の生命を惜しまぬ潔さが深く余韻に残る。
悪の花束
 フランスが舞台。まるで翻訳ミステリーを読んでいるかのようだった。3つの短篇に共通するのは「変装」。不可解な殺人事件の謎を解いてゆく過程がなかなかスリリグで推理小説の謎解きのようで楽しい。
南極記
 外国人の視点による、日本人の南極到達の偉業を讃えたストーリー。記録小説風でありながら後からじわじわと感動が迫る。語り手の紳士的なバード大佐がとても良い。
不滅の花
 これもフランスが舞台。
 フランス内乱に身を投じた日本人の生涯とその墓を探し求める男のストーリー。内乱の悲惨さ、心ならずも異国に骨を埋めることとなったひとりの日本人への哀愁が胸に迫った。

 どれも充実の面白さでした。手を変え品を変え描く「人間」の姿。バラエティに富んだストーリーで時にクスッとさせられ、はたまた人間の醜悪さ高潔さを見せつけられる─そんな得難い1冊だと思う。名作。


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個別記事の管理2012-10-16 (Tue)
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首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2012/10/05)
オリヴァー ペチュ

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 なかなか面白いと噂を聞きまして挑戦してみました。作者のオリヴァー・ペチュ氏、今作がデビュー作とのことで。とても新人サンとは思えない本格重厚歴史ミステリーでした。以下BOOKデータベースより内容。

一六五九年。ドイツ南部の街ショーンガウで子供が殺された。遺体にあった奇妙なマークを見た住人たちは、魔女の仕業だと殺気立つ。そして産婆のマルタが魔女と疑われて投獄される。だが、処刑吏クィズルとその利発な娘マクダレーナは、彼女の無実を確信していた。
マクダレーナに恋する医者ジーモンとともに、二人は事件の真相を探りはじめる。しかし、そこに第二の殺人が起きる。街の有力者たちがマルタの処刑を求めるなかクィズルらは真犯人を突き止めることができるのか?ドイツ発のベストセラー歴史ミステリ。


 なんでも作者の祖先を題材にしているとか。首斬り人=処刑吏=死刑執行人だよね。その首斬り人を主人公に据えたストーリーがとても斬新だった。
 まだ魔女伝説が細々と息づいている17世紀を舞台に、田舎街ショーンガウで連続児童殺人事件が発生。容疑者である助産婦はすぐに捕まってしまい、なんと魔女の汚名を着せられてしまう。その助産婦の無実を信じて、首斬り人のクィズルが事件解決のために奔走し大活躍──というのがおおまかなあらすじ。
 その彼を手助けするのがクィズル自慢の娘・マグダレーナとその恋人である青年医師ジーモン。
 タイトルである「首斬り人の娘」というのがこのマグダレーナを指しているのだけれど、うーん、その活躍はイマイチかな?
 主役ばりの大活躍をするのかと思いきや実はそうでもなく…逆に彼女の恋人であるちょっと気弱なジーモンの方がクィズルと共に八面六臂の大活躍だったような。

 魔女狩りに悪魔、首斬り人に錬金術・ヴァルキルプスの夜等々、雰囲気あるガジェットがふんだんに登場して中世世界を充分に満喫。
 子供の連続殺人という悲惨な事件に対して、昔ながらの因習に囚われて魔女狩りを望む人々、科学的な調査・動機で事件を解明しようとする人々とまっぷたつに割れる田舎街ショーンガウ。
 冤罪による処刑が決定的な助産婦シュテヒリンを救出できる期限が刻々と迫る中、真犯人を追う探偵役のジーモンと助手役ジーモンのコンビがまたいい味出してます。
 首斬り人でありながら過去には傭兵であったクィズルは医学の知識も持ち合わせる武闘派。青年医師ジーモンはどちらかというと知性派。この真逆のふたりが懸命に犯人を割り出す過程は王道の推理劇だし、終盤の洞窟におけるクライマックスはこれまたスリリングな冒険譚となっていてまさに一粒で二度美味しい構成。さらにマグダレーナのちょっとした活躍も華を添えていてなかなか豪華な展開となってます。

 ただ、ちょっと冗長な感じがしたのは否めないな、自分的に。
 もう少しサクサクストーリーが展開してくれるともっと楽しめたのになあ…と少し残念な気が。マグダレーナとジーモンの恋の行方もイマイチわからなかったしね。ラストの盛り上がりにちょっと欠けた気がした。でも首斬り人でありながら正義の味方というクィズルのキャラ設定はすごく面白くて好きだなあ。
 シリーズ化とのことで、次作も楽しみ。今度はもっとマグダレーナがばんばん活躍してくれることを期待!
 重厚で中世の雰囲気たっぷりな本格ミステリーでした。読み応え抜群!


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* by ひいち
こんにちはー☆

中世の雰囲気・・・♪好きだから、読みたいなぁ。
でも、最近、軽いものばっかり読んでいて・・・
濃いの読めるかなぁ~あはは・・・(^。^;)

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは★

なかなか読みごたえありました!
タイトルほど「娘」は活躍しないけれど、
雰囲気はバッチリ♫
もしよかったらぜひどうぞ!

個別記事の管理2012-10-15 (Mon)
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神保町公式ガイド Vol.3 (メディアパルムック)神保町公式ガイド Vol.3 (メディアパルムック)
(2012/10/13)
神田古書店連盟

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 年に1回発行される自分的お楽しみ雑誌! 今年も入手しました。地元の本屋5店舗探しまわったけど、いずれも在庫なしもしくは未入荷と言われ…結局密林さんにお世話になりました。リ、リアル書店さん…(>_<) 
 で、今回の大特集は 神田神保町タイムトラベル 世界一の古書店街と書物のルーツを探る! 
…なんて魅力的な特集…(←あくまで自分的に。全然興味ない方はスルーしてください)。自分は過去に何度か神保町の名所旧跡をチラリと訪れたりしているので、こういう昔の神保町特集とかどストライクすぎてもう…。

神田神保町タイムトラベル
★その一帯は狸も出る原っぱ、「護持院原」だった。[江戸末期]
 「護持院」とは、かつてこの場所にあった将軍家の祈願・祈祷を勤めた寺院のことだそうで。火事で消失後、文京区に移転したそうです。その跡地が「護持院原」なんだって。辻斬りや仇討が横行した一帯とか…信じられないゾ!
★日本の「大学」の歴史は、この町から始まった。[明治]
 前述の「護持院原」に作られたのが、なんと東京大学! すぐに現在の本郷に移転したけれど、以降続々と大学設立ラッシュに見舞われたらしい。
★学生や教師を相手に、古書店が誕生した。
 「神田の古書街は明治時代の学校の出現と共に始まった」(野田宇太郎『東京文学散歩)とのことで、なるほど!
 さらに、神保町は江戸の出版文化の発展によってできた町ではなく、明治の近代化のなかで、急速に発展した学校教育の中心地にあったことが契機となって成立した町なんだって。学校と神保町とは切っても切れない縁なのだね。
★文豪・夏目漱石と岩波書店の『こころ』の関係[大正]
 あの夏目漱石さん、神保町にある小学校を卒業されたそうで。さらに、その小説内にも神保町が登場して、かなりこの街と縁があるとのこと。名作『こころ』もやはり神保町にあった岩波書店から出版されたという、かなり深いつながりがあるようです。
★神保町を破壊した関東大震災の爪痕。
 神田一体は壊滅状態だったらしく、作家の田山花袋が非常に嘆き悲しんだとか。しかし、そのご驚異的な力で再興・発展していったらしい。すごい!
★第二次世界大戦に翻弄される神保町。[昭和]
 出版物が統制下に入り(ヤな時代だねー)、東京も空襲にも見舞われたけれど、なんと!神保町書店街の主要な場所だけは奇跡的に焼失を免れたとか!
★戦災を免れた建物をめぐるタイムトラベル。
 これは貴重!現在も残る歴史的建物のスナップいろいろ。古書店街・山の上ホテル・学士会館にその他飲食店等々、貴重な建物が現存してくれているのはとても嬉しい&ありがたい!
 などなど、時代順に神保町という特殊な街の誕生から現在までをものすご~く丁寧に写真入りで紹介してくれる! 神保町ファン(笑)にはたまらん特集です!

本の街のニューウェーブ
 神保町の有名書店である三省堂書店&有斐閣トップの方たちのインタビューに、本の街のイベント情報など、旬な特集がてんこ盛り!
一度「神田古書店まつり」には行ってみたい! 今年は10月27日~11月3日まで開催されるとのこと。

出版天国ニッポン
 古本の装丁あれこれ。これは面白い!過去、こんなに様々な工夫を凝らした装丁があったとは!
巻子本・折本・折帖・粘葉装・列帖装・袋綴じ…等々、素敵で凝りに凝った昔ながらの装丁の数々。これは一種の芸術だよね。

 ああ、もう充実度ありすぎる面白特集&記事で書ききれない!
 興味持った方はぜひぜひ読んでいただきたい! これ読んだらまたも神保町に行きたくなったし。古書店まつり行ってこようかな。さらに豪華?な全158店掲載の嬉しい古書店MAPのおまけつき!神保町はある意味歴史を感じる街だよね。今号はその歴史について深く掘り下げてくれた特集だったな。買って損はないよ、まじで。


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個別記事の管理2012-10-14 (Sun)
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 ほんの1ケ月前まであんなに暑かったのにもはやすっかり秋の気配…今朝は超絶寒かったような気がします。
 読書にぴったりの季節となりまして、自分の許にも予約本がしこたま来て嬉しい限り。
 しかし! 皆ブ厚いモノばっかりで、しかも上下巻とか!! 頑張って読みます。面白そうなのばっかりだしね。
 ということで(←強引 笑)、10月前半に読んだ本です。

童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫)童話物語〈上〉大きなお話の始まり (幻冬舎文庫)
(2001/07)
向山 貴彦

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童話物語〈下〉大きなお話の終わり (幻冬舎文庫)童話物語〈下〉大きなお話の終わり (幻冬舎文庫)
(2001/07)
向山 貴彦

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10月最初は児童文学で攻めました! 感動作ということで期待して読んだのですが、まさに裏切らず。少女ペチカの成長物語で、妖精フィツと幼馴染のルージェンとの絆に泣いた。

白兎1 透明な旅路と (白兎 1)白兎1 透明な旅路と (白兎 1)
(2012/09/27)
あさの あつこ

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再シリーズ化? 全4作のうちの第1作目。死と生の間を彷徨う少年・白兎が魅力的。YAなのかなと思いきや、結構大人向けでもあるかな。次作にも挑戦したいなー。

置かれた場所で咲きなさい置かれた場所で咲きなさい
(2012/04/25)
渡辺 和子

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キリスト教信者である著者さんのエッセイ。なかなか印象的な言葉が多々ありましたねー。人間関係に躓いた時に読むと癒されるかもですね。

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
(2011/03/25)
桜庭 一樹

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いよいよⅦまでキタ! 今作はなんだかいろいろな意味でクライマックス的な内容で。ヴィクトリカの母親の詳細エピソードとか、波乱に富んだ次巻への予兆を感じさせられたりとか、読んでいてかなり面白かった。次で完結? 楽しみです~。

猫語の教科書 (ちくま文庫)猫語の教科書 (ちくま文庫)
(1998/12)
ポール ギャリコ、スザンヌ サース 他

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もうもう可愛いったら! 猫が人間とその家庭をどうやって自分のモノにするかの指南書であり、いわゆるマニュアル。語り手である雌猫ちゃんが超絶キュートで萌え死にます。

孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
(1987/06)
江戸川 乱歩

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かわゆかった前作とは打って変わって、今度は濃厚なミステリー&同性愛の世界へGO!! 江戸川乱歩の長編。初めて読んだけど面白い! あのおどろおどろしい独特の世界観等々、充分に堪能させていただきました。隠れた名作だよ、読んで損はないかも。

恋する文豪 海外文学編 (きゅんきゅんくる!教養 3)恋する文豪 海外文学編 (きゅんきゅんくる!教養 3)
(2012/07/19)
真山 知幸、 他

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タイトルと「きゅんきゅんくる!教養」というこのシリーズのコンセプトに負けました。海外のあの文豪達の華麗な愛の遍歴を美麗な作画で読めるというおトクな一冊。

専業女子専業女子
(2012/09/28)
ゴマブッ子

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ブログの書籍化本とは知らず。ゲイのゴマブッ子さまによる爆笑モノの恋のお悩み解決エッセイでございました。寄せられる悩みをバッサバッサと斬り捨ててゆくその豪快さ、好きだわー。

やさしさの精神病理 (岩波新書)やさしさの精神病理 (岩波新書)
(1995/09/20)
大平 健

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精神分析論。なかなか興味深く読めました。「新しいやさしさ」とは何ぞ?と著者である大平健氏が紹介する症例ケースを分析。人間関係を営む上でヒントになるような見解も多々あり。

 …ということで、計10冊。後半は見事に小説無いね~。たま~に小説以外のジャンルの本を読みたくなってしまうのだよ。で、↓は雑誌とかマンガとかその他に読んだ本。

ダ・ヴィンチ 2012年 11月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2012年 11月号 [雑誌]
(2012/10/06)
不明

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充実のよしながふみ特集でした。自分はよしなが作品未読だったので、ちょっともったいない思いも。読んでいたらものすごーく楽しめたのかも。読書の参考になった本がいくつかあったのがとてもありがたや~。

NO.6〔ナンバーシックス〕(5)特装版 (プレミアムKC)NO.6〔ナンバーシックス〕(5)特装版 (プレミアムKC)
(2012/10/05)
木乃 ひのき

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フフフ…今回は特装版を入手したぞ!紫苑&ネズミがいよいよ矯正施設侵入し、怒涛のクライマックスに向けてまっしぐら!といった感じの充実巻でございました。

 後半はなかなか名作ぞろいというか、ブ厚い本ぞろいかも。ちと辛いかな(>_<) 初挑戦の作者さんもいるのでとても楽しみです!
 ではでは10月後半もおヒマなおりにはこのブログ覗いてやってくださりませ!


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やさしさの精神病理 (岩波新書)やさしさの精神病理 (岩波新書)
(1995/09/20)
大平 健

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 この本もダ・ヴィンチで紹介されていた本。そういえば今月号のダ・ヴィンチはかなり読みたい本がたくさんあったなあ。カテゴリー的には心理・精神医学関係になるのかと。以下BOOKデータベースより内容。

席を譲らない“やさしさ”、好きでなくても結婚してあげる“やさしさ”、黙りこんで返事をしない“やさしさ”…。
今、従来にない独特な意味のやさしさを自然なことと感じる若者が増えている。悩みをかかえて精神科を訪れる患者たちを通し、“やさしい関係”にひたすらこだわる現代の若者の心をよみとき、時代の側面に光をあてる。


 まず、著者の大平健氏は精神科医さんだそで、その著者のもとに訪れたさまざまな患者さんのケースを紹介していくという展開。
 意外と好きで、こういった精神医学的な書籍。もちろん専門知識など持ち合わせていないし、自分や家族がどうの~という訳でもなく。以前読んだ「平気でうそをつく人々」もかなり興味深い内容で、嘘をつく人々の心理というか症例が詳細に分析されていて怖いなと思ったと同時に、自分を戒めようと思ったりも。この書籍はというと、それほど重い・深刻な症例・病例のケースではなく、タイトルにもあるとおり最近若者の間で現れ始めた「新しいやさしさ」についての症例と見解を紹介しているもの。

 読了して感じたのは、「新しいやさしさ」ってなんか歪んでるなと。
 あ、この本の初版が1995年なので「新しい」というのもちょっと今では語弊があるのかも知れない。
 で、その「新しいやさしさ」というのが、自分や相手が傷つくことのないように「予防するやさしさ」なのだとか。言葉で傷つくことを恐れて他人と深くかかわることをしない。自分の意に染まぬことをされても敢えてそれを甘受することが「やさしさ」であるとか。
 例えば、親から小遣いをもらってあげることを「やさしさ」だと思ってる少女。
 それほど好きでもないのに、関係したからには相手は結婚してほしいと思っているにきまっていると考える男子の「やさしさ」。 ~本文p48より
 等々、どちらも相手の「気持ち」を推しはかろうとしていない、というのが著者の見解であるのだけど、確かにそれはやさしさとは言えないよなあ。
 自分にとって都合のよい言い訳? 押しつけ? 抑圧? のようなものを感じてしまってかなり違和感。

 対して、従来?の「やさしさ」は、相手が自分の気持ちを察してくれ、それをわが事のように受け容れてくれる時に感じられるもの。 ~本文p48より
 というのはなるほど納得できるけど。この、自分が普通に「やさしさ」だと思っている感情を、著者のもとに訪れる患者さんたちはとても苦手としているのだとか。つまり、自分の気持ちや心にまでずかずかと侵入してくるな、ということらしい。
 確かに共感する部分もあるなあと。「やさしさ」が押し売りになってはただのおせっかいになってしまうものね。
 しかし、そうでないちょっとした「やさしさ」に対しても鬱陶しいなどネガティブに思ってしまう人もいるとのこと。例として挙げられていたけれど、会社の上司&部下の構図がまさにそれだよね。部下は上司の話に対して必要以上に踏み込むことはなく、上司の過剰な「やさしさ」を防御するように沈黙してしまうとか。

 あえてコミュニケーションをとることをやんわり拒否しているのかと思うほど。お互いの領域を侵すことのないように気遣うのが「新しいやさしさ」なのかなと。うーん、なんか疲れる気がするなー。自分なんかは傷ついても喧嘩しても気が合わなきゃそれまでだな、と思ってしまうタイプなのだけど。反面職場の若い人とはなんとかしてコミュニケーションとろうとして必要以上に話かけたりして…きっと相手からはウザッと思われているのかもしれないけど…と、もしかしてこれが「つまらない話だけど聞いてあげているやさしさ」なのかなあ…などとふと思ったり。

 ううむ、今回もまったくまとまりのない文になってしまった。難しいよねえ人間心理って。あと人間関係も。なのでこういった本を読んでちょこっと勉強してみたりする。すぐに忘れちゃうけどね 笑。


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個別記事の管理2012-10-11 (Thu)
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専業女子専業女子
(2012/09/28)
ゴマブッ子

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 ダ・ヴィンチで見つけた1冊。先日行った某大型書店でも目立つ場所にばばーんと陳列されていたのである意味話題の書籍? 小説以外の本を読みたくて結構期待して読了。以下BOOKデータベースより内容。

女はきっつい。でも楽しい。
比べる、悩む、恋する、フラれる、頑張る、しくじる、凹む、忘れる・・・ 顔で笑って心で泣いてる、すべての貴女に――。
ベストセラー『女のしくじり』の著者が贈る、抱腹絶倒最強女子バイブル!
自分磨きに女子会、婚活、仕事に家事にSNS…全方向、24時間営業で気が抜けない、いまどきの「専業女子」という生き方を、ベストセラー『女のしくじり』のゴマブッ子が鋭く考察。
・毎日がモヤモヤしている。
・ついつい他人の幸せの粗探しをしてしまう。
・恋をめっきりお休み中だ。
そんな貴女に贈りたい、辛口指南×爆笑エッセイ集。

売特許は女優ぶること。/ の深い女です。/ の底力見せてやる。/ 供から大人まで、女は女。

 上↑の各章タイトルの頭一文字を組み合わせると「専業女子」になるんだよね。←どうでもいい。
 何の予備知識無く読んでしまったので最初はなんだこりゃ???と?←が脳内に飛びまくったし。
 ブログの書籍化だったのね、さらに著者のゴマブッ子さんはなんとゲイであらせられるとか! で、内容はというとまあ、恋に悩む女性達(20代~30代と少々年齢層お高め)を恋愛達人?のゴマブッ子さんが檄を飛ばしながら明るく楽しく軽~くバッサバッサと斬り捨ててゆくという。

 ゴマブッ子さん、ゲイであっても心は男子の部分が残っていらっしゃると思われるので、きっと半分男子視点の回答だろうなーと思っていたものの、実はそんなことはなく…性別飛んで結構第三者的な立場に立って冷静かつ納得できる名回答が多くて楽しめる。女心もわかってさらに男子視点で物事捉えられるという、稀有で貴重なコメントの数々。もとはブログ記事だったというから、お決まりのネット用語やゴマブッ子氏の造語「綺麗売り」→男性の前で上品にふるまうこと や、「前のめり子」→前のめり過ぎて男を遠ざけること 等々の他、おネエ言葉で怒涛のごとく綴られる爆笑コメント&アドバイスにもうあ然呆然。面白すぎるだろ!

 もちこまれるお悩みがまあ、恋愛諸問題や結婚にまつわるもの、もしくは結婚後の自分持て余し期の案件?が多いのだけれど、実に見事に悩みの本質を衝いて的確にアドバイスして(もしくは弄って)くれる。自称「モテないゲイ日本代表」のゴマブッ子氏の自虐的私生活ネタを時々取り込んでさらに爆笑度ヒートアップしたりとか。
 書籍化も何度がされているようで。なるほどわかる気がする。手軽に読めて面白い。さらに共感する部分もあるし。
 まあ、女子である以上「専業女子」は当たり前であって、ゲイであるゴマブッ子氏は専業ではないものね。「副業女子」? そんなこたぁどうでもいいのだが、現在「恋愛諸問題」でお悩みの方はこの本読むと一時的でも心のもやもやが吹き飛ぶかもね。そうじゃなかったらゴメン(なんで自分が謝るのか?)笑


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