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個別記事の管理2012-10-31 (Wed)
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 めっきり寒くなりまして…あっという間に10月も今日で終わりです。ホントに早いものです。
 あと2ヶ月で今年も終わりとか…早すぎでしょ! 信じられません(>_<)
 というわけで、10月後半に読んだ本です。

神保町公式ガイド Vol.3 (メディアパルムック)神保町公式ガイド Vol.3 (メディアパルムック)
(2012/10/13)
神田古書店連盟

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 毎年購入している神保町のタウン誌。年ごとにテーマが違って、今年は神保町の歴史がテーマ。あまり知られていない神保町の由来と歴史を知ることができます。神保町ファン(どんなだー!)必見の雑誌!

首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)首斬り人の娘 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
(2012/10/05)
ペチュ オリヴァー、Oliver Potzsch 他

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 ツイッターを始め自分の周りでかなり評判だった本。中世を舞台にした首斬り人(死刑執行人?)を探偵役とした、珍しいミステリー。ちと看板に偽り的な感じも…あわわ(>_<)

十蘭錬金術 (河出文庫)十蘭錬金術 (河出文庫)
(2012/06/05)
久生 十蘭

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 ジャケ画が素敵だよねー。独特な作風が特徴の久生十蘭。短篇集なのだけれど、バラエティ豊富なテーマに満足。フランスを舞台にした洒落たストーリーから戦時中を舞台にした名作まで、どれも楽しめた。

スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)スチームオペラ (蒸気都市探偵譚)
(2012/09/21)
芦辺 拓

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 初挑戦の作家サン。ストーリーはボーイ・ミーツ・ガールの清々しいラブロマンス?にミステリーありの大冒険活劇的な面白さだった。ラストの大どんでん返しに脱帽です。

  
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」 ツイ友サンからのご紹介本。村上春樹のファンタジーということで興味津々で読了。感動しました。村上作品の中で(そんなに読んでないけど)一番好きかもです。

ガールズ・ブルー〈2〉 (teens’ best selections)ガールズ・ブルー〈2〉 (teens’ best selections)
(2009/08)
あさの あつこ

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 前作から何年ぶりに読んだのか? ちょっと懐かしかったけど、読み始めたらすっと世界に入っていけた。ああ、そうだよ理穂~!って感じで。ただ、もうちょっと美咲との絡みが欲しかったかな。ほとんど独白シーン的だった。

ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]
(2012/10/25)
不明

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 自分的にシュミのゴシック特集ということでついつい購入。特集のみならず、新刊情報なども豊富で一石二鳥でした。

カルトローレ (新潮文庫)カルトローレ (新潮文庫)
(2010/12)
長野 まゆみ

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 こちらも長野まゆみ作品を読みたくて、何を読もう?とツイッターで呟いたら、複数のツイ友サンがおススメしてくれました。ゆったりと流れるストーリー。まるで映像を観ているかのような情景描写。癒しの1作でした。

クラウドクラスターを愛する方法クラウドクラスターを愛する方法
(2012/10/19)
窪 美澄

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 新作で話題とのことで購入。噂に違わず、感動が静かにじわじわきました。この作者サン、ちょっと屈折した人物を描くのがとても巧いなあと。サクッと読める感動作。同時収録のキャッチアンドリリースも面白かった。今度はまったく違うテーマ&作風で読んでみたいなあ。

 ということで、小説が7~8冊。雑誌類が2冊。前半も併せると16~17冊。こうやってみると、最近はツイ友さんのおススメ本が多いなあ。ハズレがないのでとても助かる&嬉しい!
 来月も読みたい本がかなり控えているので楽しみです。11月もおヒマなおりにはこのブログ、どうぞ覗いてやってくださりませー!


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Theme : こんな本を読んだ * Genre : 本・雑誌 * Category : ★ひとやすみ ~駄文です~
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個別記事の管理2012-10-30 (Tue)
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 最新刊で、評判もなかなかと噂なので購入。ジャケ画も良いカンジ。以下BOOKデータベースより内容。

「輝くような人生の流れに乗るためのボートは、どこにあるんだろう」。
誕生日を間近に控えた大晦日の朝、3年間一緒に暮らした彼が出て行った。
その原因は……

 面白かったです。
 ただ面白いだけじゃなくて心に静かに沁みてくるというか、ラストに向かうにつれてじわじわとくるというか。
 ヒロイン紗登子の一人称語りで物語が展開してゆくのでストーリーとしてはシンプルな印象。登場キャラも少ないのでサクサク読めてしまう。
 29歳。彼と同棲しているけれど、ふとしたきっかけで喧嘩をし、彼が部屋を出て行ってしまう──結婚という言葉がチラつくけれど、イマイチふんぎりがつかない紗登子の心情がよくわかる。誰かにいてほしいけれど、反面独りでいたいという二律背反の複雑なヒロイン像が面白かった。

 読んでいて思ったのが、紗登子は男女の愛情よりも家族の愛情に飢えているということ。
 寂しいから、相手が自分に言いよってくるから。そんな刹那的な想いでその時々の恋人と付き合っているけれど、自分が真に欲している物は別にある──ということが、紗登子は気づいていないんじゃないのかな。もしくは漠然と気づいているけれど認めたくないとか。生きることに不器用で、他人に甘えることが下手なヒロイン像というのがとってもよく描かれているなと。

 物語は年末から年始にかけてのほんの数日間の出来事なのだけれど、実に濃い時間を感じさせてくれる。紗登子の家族に対する(特に母親)長年の確執と歪な心情が、ゆっくりと時間をかけてほぐされてゆく(ように思えた)過程が淡々と描かれていて、とてもいいなと。

 読んでいて自分的にお気に入りのキャラがいるのだけれど、それが紗登子の義理の父と克子おばさん。義理の父親は紗登子とまったく血縁関係がないけれど、物言わぬ優しさや気を遣いすぎて不器用だけれど、義理の娘に対する愛情がひしひしと感じられて良いなあと。
 で、この作品中でとても重要な人物だと個人的に思っている克子おばさんは、まさに紗登子の心の拠り所だと。 母親と自分との関係を改めて考えなおさせてくれるきっかけとなるキーパーソン的な人物なのだなと思った。克子おばさんとの何気ない会話て紗登子が癒されていくのがよくわかるし。

 クラウドクラスターって最初は一体なんだ? と不思議だったのだけれど後半でその正体がわかって納得。それは母親であり家族であるのだと。←あ、ネタバレか。失礼!
 一番近い人間関係を築く「家族」。だからこそやっかいで難しい。けれど一番愛しいものなのだと感じさせてくれる作品。で、気になったのが、紗登子の弟。読んでいて彼が一番可哀そうだったんじゃ…って思えて。彼のその後が知りたいな。


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個別記事の管理2012-10-29 (Mon)
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古本まつり1

 行ってきました、神田古本まつり
 自分はてっきり神保町古本まつり。かと思っていたら違ってたのね…←どうでもいい。
 土曜日(10/27)から開催されていて行きたくてうずうず。実は初参戦という…(>_<)
 混雑もあまりなく、満喫してきました!

古本まつり2

 と、言いつつ。まずは腹ごしらえとどこから攻めるか戦略を(笑)。
 神保町のランドマーク三省堂書店の裏通りにある老舗喫茶店ミロンガ。昭和28年開業というレトロなムードが満喫できる貴重な喫茶店です。店内ではアナログっぽいタンゴがBGMとして流れ、もうもうそこだけ別世界。

古本まつり5

 オーダーしたのは珈琲酒と温野菜サラダ。
 到着早々昼から酒かよ! と自分でもあきれながらも、コーヒーのお酒という物珍しさもあってついつい呑んでしまいました。焼酎のコーヒー割りという、もちろんコーヒーの香りと味が楽しめる稀有なカクテルでした。うます!

古本まつり4

 酒呑んだせいかブレた画像ですが(笑)。ところどころに簡易案内所があって、ガイドマップがもらえる。
 これがあれば向かうところ敵なし!←ちがう。

古本まつり3

 創業明治20年という、こちらも老舗画材店文房堂
 このレトロな店構えが素敵です。マンガから油絵まで、画材ならなんでも揃うという品ぞろえ豊富なお店。
 自分はブックカバーを物色しました。種類もたくさんあって満足。今ならハロウィンカードや、クリスマス商品もちらほらあって、店内を見て回るだけでもとても楽しい。

古本まつり7

 あまり映りというか、アングル良くないですが…午後からはやはり人出が多くなってきて。
 土日に比べたら出店数は少なくなったと思うのだけれど、それでもかなりの数の店・店・店・人・人・人でした。

古本まつり6

 実はこの店に行くのが今回の目的だったりする。TeaHouse TAKANO
 1974年創業という、こちらも老舗の紅茶専門店。自分はここのババロアが大好きで、今日は久しぶりに食しました。画像見ても美味しそうでしょ? ババロア自体が懐かしい&珍しいし。優しい味と甘さでもうもう!紅茶はミルクティーをいただきました。

 ということで、古本まつりに行ったのにほとんど食ってばっかりじゃないかー!と自分に憤慨。
 しかし、ちゃんと↓に戦利品もあるのだ。写真撮るのめんどくさい(>_<)



■黒蜥蜴 江戸川乱歩 200円でゲットしました。素敵ジャケ画で一目ボレ。図書館で借りればいいじゃん!なんて無粋なこと言いっこなし 笑

 

■闇の左手 ル・グィン 300円でゲット。1978年版。ジャケ画は違うけど。

 とまあ、2冊とも半額以下で購入できました。が、圧倒的に「食」に走り過ぎ!
 しかし、お祭り気分も味わえて楽しい一日でした。


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古本ま祭り! * by はとこ
こんにちは!
古本祭り、行ってらしたんですねー!
私、いつも行きたいと思いつつ行けないので、とても楽しく拝読しました。
それにしてもババロア美味しそう~!
紅茶より珈琲派(どっちも好きですけど!)なので、こちらへは行った事がないのですが、次回神保町へ行ったら伺いたいですー。

Re: はとこ様☆ * by 惺
おはようございます!
楽しかったですよ~古本まつり!
実は初参戦で^^;
本を物色するのも楽しかったのですが、
自分は完全に「食」に走ってました 笑。
神保町、ホントに美味しい店がたくさんあって…。
神保町に行ったおりにはぜひ!

個別記事の管理2012-10-28 (Sun)
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カルトローレ (新潮文庫)カルトローレ (新潮文庫)
(2010/12)
長野 まゆみ

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 長野まゆみ作品を読みたくて、しかし著作が多くて何を読んでいいのやら…と途方に暮れてついったで呟いたら複数のツイ友さんがこの本をおススメしてくれました。ありがとうついった&ツイ友様!! ということで以下BOOKデータベースより内容。

きび色の沙漠、“船”での暮らし、謎の航海日誌カルトローレ。長野まゆみの新境地が白い世界にきらめく。作家生活20周年記念作品。

 内容短すぎ!! なるほど作家生活20周年記念作品だったのか。新境地なのか。と今さら知った。
 今まで読んだ作品とは全く違ったテイストで。読了したのがSFとか和物とかかなり劇的な作品が多かったのだけれど、これは正直癒しの作品でした。
 映像的というの? 時代も場所も判然としない、けれど沙漠を舞台にした青年たちの物語。
 冒頭の上空を旋回する鳥のシーンからもう映像的で、まるでロングショットの緩やかな展開の映画を観ているようだった。

 いちおう主人公は語り手のタフィ。謎の宇宙船(であると自分的に認識)<船>で生まれ生活していたが、その<船>が航行不能となったことで地上で暮らすこととなる。地上の生活に適応するために訓練を受け、無事プログラムを終了したタフィはとある沙漠に住みつくこととなる。
 そこで出逢うのが、その地区の担当官である青年コリドーと、水脈を発見することができる性別不明のワタと呼ばれる不思議な子供。さらにエルジンという青年も加わって、4人のゆったりとした時間が描かれてゆくという内容。

 タフィの正体は? 彼の仕事である謎の日誌「カルトローレ」とは一体何か。といったカンジで作品中に謎がたくさんちりばめられているのだけれど、それが解明されることは一切ない。そもそも謎解きがメインのストーリーではなくて、主にタフィ・コリドー・ワタの3人のキャラたちが繰り広げるささいな事件や何気ない日常描写がメインなのかなと。
 特に彼等が作る料理の美味しそうなこと! 垂涎モノですね、コレは。リアリティありすぎて実際本当に作れるんじゃないの?って思うくらい。その部分を読むだけでも楽しい。

 自分的にとても気になった&気に入ったキャラがワタ。このキャラも性別不明だし、なにかと謎めいているのだけれどそこがまた良いかなと。
 まるで空気のように存在して、けれどタフィやコリドーにとってはなくてはならない大切な存在となっているのも確か。不思議な魅力のキャラだなと。長野作品のこういうミステリアス系のキャラって良いなあ…。
 読みはじめた時は完璧SF展開を予想してました。萩尾望都の「マージナル」みたいな。管理された実験都市に生活するタフィ、それを監視するコリドー・ワタみたいな。でも全然違ってた(笑)

 あ、で、気付いたのが「」←こういう会話文がないこと。それなのに誰のセリフかわかってしまうところが、さすが職人芸! ものすごく感心しました。流れるように読めてとてもよかったかも。
 ヨーロッパ映画を観ているような(ゴメン、ちょっとアバウトかも)雰囲気の作品。ゆったりと時間のある時に静かに読むのが良いかもね。とても癒されますよん。ジャケ画もとても素敵だし。


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* by 潤
惺さん、おこんばんわ!
祝!カルトローレ、読了!!

とっても穏やかな世界ですよね。まさに癒し。
掴みどころがないんだけどそれもいいみたいな。
映像的とは言い得て妙。確かに人物のみならず風景とか全体的なイメージが頭に浮かびます。
きび色の優しく柔らかな感じ。
私もワタの不思議な雰囲気に惹かれました!

Re: 潤様☆ * by 惺
こんばんは!
読了できました、カルトローレ!
潤さんにもおススメいただきホントありがとう☆
面白かったですよー。
素敵ですよね。いろいろな作風持ち合わせてて長野さんって多才。
この作品は読みながら脳内に映像がくっきりと。
特にワタが青い衣を被って沙漠の中を角牛(だっけ?)引きながら歩いてくるところとか。
料理の描写も美味しそうだったし 笑
きび色なんて素敵表現にもやられてしまった。
次はメルカトルに挑戦予定です!きっと潤さんは読了済みですよね。
ブログにお邪魔したらレビュー読ませていただきます。

個別記事の管理2012-10-27 (Sat)
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ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]
(2012/10/25)
不明

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 ついシュミで…こんな特集をしてくださる早川書房様、自分的にです。
 まあ、少しずつ市民権を得ている(いや、もう既に得ているのか?)「ゴシック」または「ゴス」というカテゴリー&カルチャー。その主に書籍に特化した特集をしてくださっているということで即買い。←地元本屋には無くてさー(怒)、結局密林頼りでした。←どうでもいい。

ゴシックの銀翼

■「虚無への愉悦─フェイク・ゴシック」風間賢二
 これは自分的にものすごーく参考になった。いわゆる「ゴシック」とは何か? というガイド・評論で。
 自分なんかが安易に使っている「ゴシック」という言葉の意味とその由来を丁寧に解説。わかりやすくて面白い☆特にゴシック小説についての解説が良い良い!以下そのゴシック小説の要素の定義を引用。

1 閉じられた空間(古城や大邸宅、迷宮など) / 2 全体を覆う神秘と驚異 / 3 謎めいた予言や不吉な予兆、恐ろしい幻視 / 4 現実への超自然的な存在(悪魔や幽霊、怪物など) / 5 昂る情念と過度の感性 / 6 迫害される乙女 / 7 冷酷非道な悪漢 / 8 倒錯した性 / 9 死と暴力 / 10 不確かなアイデンティティ

とか。まさにゴシックあるある!的なお約束要素でつい笑ってしまった。鋭い!
 で、「オトラントの城」がゴシック小説の元祖とのことで。これは自分的に必読だな!

■私のゴシック体験
 千野帽子/三津田信三/三浦天紗子/今野裕一/種村品麻/天野昌直/朝松健
 上記の方々によるゴシックについての様々なご体験エッセイ。
 エッセイスト・作家・ブックカウンセラー・画廊オーナー様等いろいろな職種の方々によるエッセイはとても興味深い。挙げられたゴシック小説もものすごく面白そうだ。

■「ゴシック小説の家事使用人からメイド喫茶へ」久我真樹
 面白いコラムでした。頻繁にゴシック小説の舞台となる城・邸。そこに切っても切れない存在といえばメイド。ゴシック小説においてメイドが主要キャラとして重要な位置にいるということを知らしめるなかなか興味深い記事でした。いわれてみればなるほど!の見解。犠牲者となったり、犯人となったり。メイド恐るべし&侮れない!

■カンパニュラの銀翼 クロスレビュー
 読書予定の中里友香「カンパニュラの銀翼」。石井千湖・門賀美央子両氏によるレビュー。
 作者によるスピンアウト小説もあり。本作を読んでから挑戦してみるー!

■「戦慄!ゴシックちゃん❤」児嶋都
 ギャグです。自分的にどうしてもハズせなくて…笑えます。ゴシック要素を満載しながらの渾身のギャグセンスは脱帽モノ。

 などなどお腹いっぱいの内容でした。
 他に連載マンガ、高橋葉介の「夢幻紳士 新・怪奇篇」もなかなかのゴス度(意味不明)。ラプンツェルを素材にしたホラーチックな内容はさすがの巧さでした。
 次号2013年1月号はあの皆川博子の新作「アルモニア・デアボリカ」がご登場するとか。豪華!
 で、以下は今号で自分的にチェックチェックの本の数々。どれも面白そうです。あくまで個人的に~。

  ☆オトラントの城 これはそそられるー!

  ☆さあ、地獄に堕ちよう 横溝正史ミステリ大賞受賞作だそうで。なんだか痛そうだけど(痛覚のことね)面白そう。

  ☆アンドロイドの夢の羊 一瞬バカミスかと…。あの作品が元ネタだよね。

  ☆ダウトコール ラノベです。

  ☆失脚/巫女の死 「内容は最高である」という評に文句なく惹かれた 笑


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個別記事の管理2012-10-25 (Thu)
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ガールズ・ブルー〈2〉 (teens’ best selections)ガールズ・ブルー〈2〉 (teens’ best selections)
(2009/08)
あさの あつこ

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 1作目を読んだのがかなり昔で内容をほとんど忘れていたけれど、読み始めたらすぐに思い出した!以下BOOKデータベースより内容。

落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。
恋、友情、進学…タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。


 ヒロインである理穂の一人称語りで物語は展開。
 何か事件があるわけでもなく淡々と語られる理穂と友人達の日常。起伏あるストーリーではないので、ともすれば平坦で飽きるところなのだけれど、さすがあさのあつこ。印象的なフレーズと短い文章でテンポ良く綴られる物語は最後まで一気に読ませてしまう。
 18歳になった理穂と美咲。もちろん悩みは進路について。幼馴染の如月に友人のスウちゃんなど、個性的なワキキャラが彩を添えてくれる。その彼等も悩み迷いながらも自分の道を見出し、しっかりと歩んでいこうとするのがとても印象的。

 理穂の物憂い女子高生語りがなにより巧い。あさのあつこのエッセイか何かで読んだのだけど、このシリーズのネタ提供者は娘さんであるとか。なので女子高生の揺れる心情描写はお見事。
 野球をするために東京の大学に進学している恋人の睦月との微妙な関係や、親友である美咲との切っても切れない絆とか。あまり嘘くさく感じないのも良いなあと。ただ、今作美咲の登場シーンがあまりなくてちょっと物足りないかな。1作目は理穂と美咲の友情がもう少し濃密に書かれていたような気がしたのだけど、今作は完全に理穂の独白に近いものになってて、そこのところがちょっと残念だった。

 自分的に清原紘氏のジャケ画が超絶お気に入り。Anotherの方だったのね!と驚き。描かれるとても素敵な少女画に惚れ惚れ。このガールズ・ブルーのジャケ画はまんま理穂ってカンジがするしね。あさのあつこは少年を描くのに定評があるけれど、少女もなかなか良いかと。
 いやしかし。どうも自分的によしもとばななの「TUGUMI」と被ってしまうんだよね。
 理穂=まりあ(あんなに優しくないけど)、美咲=つぐみ(あの病弱でありながら強気性格とかそっくり)
 てなカンジに。どうでもいいですね、失礼しましたー!


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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 (新潮文庫 む 5-5)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 下巻 (新潮文庫 む 5-5)
(2010/04)
村上 春樹

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 一気に読了。今までの村上春樹作品の中で一番感動したかも。未だに余韻冷めやらず。文庫裏表紙より内容。

<私>の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した<私>は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。
残された時間はわずか。<私>の行く先は永遠の生か、それとも死か?
そして又、[世界の終わり]の街から<僕>は脱出できるのか?
同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。


 読了後、理不尽という言葉が真っ先に頭に浮かんだかな。
 「世界の終わり」というのは主人公である「私」の現実生活における生命活動の終わり(死)という意味だったのね。しかも他人(ここでは老博士)によって一方的に施される人生の終焉とかあまりにも理不尽過ぎて、しかも「私」があまりにもあっさりとその人生を受け入れてしまったことに哀しいやら潔いやら、とっても複雑な思いを抱いてしまったのだけど。

 並行して語られる2つのストーリー。
 「ハードボイルド・ワンダーランド」がひたすら死に向かってゆく話だとするならば、もうひとつの「世界の終わり」はある意味真逆の生(心の維持)への執念を描いた話なのではないかと。
 自己とは何か、を問い続けられているような気がして、この作品は自分探しの物語でもあるのかなあと。

 特に印象に残ったのはやっぱりラスト。自分的にきっとハッピーエンドになるだろうと思っていたのだけれど、意外にもアンハッピーエンド的でちょっとショックだった。「世界の終わり」で登場する「僕」と「影」。それはあたかも人間の二面性を象徴しているかのようで。「影」が自己愛であるならば、「僕は」他者へ捧げられる愛なのかなと思ってしまった。ひとりの人格のはずなのにまるでふたりの人格を備えているかのように葛藤する「僕」。自分の心を取り戻すか愛する人の為にその心を犠牲にするのか。「僕」が選択した究極の結論になんとも言えない感慨を抱いてしまった。

Wikipediaによると

完成した作品を妻に見せた所、後半部分は書き直したほうがいいと言われ全て手を入れた。特に最後のシーンは試行錯誤したようで、村上本人も「たまりまで行くのは出来ているのだがその後を何度も変えた」と述べている。(村上春樹全作品4「自作を語る」より)

とあるから別のエンディングも読んでみたかった気もする。

私は私自身以外の何ものかになることはできないのだ。
 「ハードボイルド・ワンダーランド」で一番印象的だった台詞。余命があと数時間と知った「私」が諦念と共にしみじみと語る言葉。そして、今まで気がつかなかった(見えていなかった)あらゆるものに対して新鮮な感動を覚えるというシーンにもじわじわきましたね。

 自分的にSFっぽく読んでしまったのだけど。でちょっと哲学的かなと思ったり。
 相変わらず食事の描写はとても美味しそうだし、音楽や書籍に関するディティールのこだわりは凄いなと。
 村上春樹作品の新たな一面を知った気がします。静かな余韻の残る感動作でした。 
 しかし、自分の駄文でこの感動を表現するのは至難の業!ものすごいジレンマで辛すぎる…泣


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* by まいまい
惺さんのレビューは相変わらず、すごいです。

「私は私自身以外の何ものかになることはできないのだ。」

このセリフ、忘れてしまっている。
これはやっぱり再読かしら・・。
最近の村上さんの作品にイマイチのれなくて
ノーベル賞とか言われると違和感があったのだけれど、このレビューを読んで、村上春樹イイ!と思っていた頃のことを思い出しました。

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
お褒めの言葉をいただきありがとうございます。
以前に比べるとダメダメだなあ…と思っていたので
そう言っていただけるとホント嬉しいです!

この作品、自分が今まで読んだ村上作品の中ではダントツですね。
特に下巻が。
なかなか掴みづらい作家サンだと思うのですが、
ここにきてやっとこういう作風の作家なんだ!
と慣れてきたカンジがします。
再読良いですね。ぜひぜひ!

個別記事の管理2012-10-22 (Mon)
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世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 上巻 (新潮文庫 む 5-4)
(2010/04)
村上 春樹

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 ツイ友さんから教えていただいた本。ひさしぶりの村上春樹。ファンタジーということで興味津々で読了。以下BOOKデータベースより内容。

高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。
老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。


 まだ上巻のみ読了なのでなんとも言えないのですが、面白いです。2つのストーリーが同時進行してゆくのね。なるほど!
 自分の予想では下巻でこの2つのストーリーが絡むor交錯するような気がして。一体どんなラストになるのか気になるし。
 でもって、ちょっと1Q84を連想しちゃったなー。特に「ハードボイルドワンダーランド」の方。語り手の私が天吾っぽい。得体の知れない「やみくろ」がリトルピープルかな? で、ふかえりが太った娘とか。
謎めいた老生物学者。その彼の依頼を受けた時から「私」は知らず知らずのうちに事件に巻き込まれてゆく──このミステリアスな展開が予想外だった。
 来るべき「世界の終わり」のキーパーソンとなる「私」。行方不明の老博士。その孫である太った娘と「私」の今後が一体どうなるのか期待値大。

 自分的にはもうひとつのストーリー「世界の終わり」の方が好みかな。
 「ハードボイルド~」とはまったく違う幻想的な作風で、まさに一粒で二度美味しいおトク感。
 一角獣が生息する世界に影を切り離され記憶を失くした「僕」はミステリアスな街の謎を解くことができるのか。そして「ハードボイルドワンダーランド」とどう絡んでゆくのかが気になるところ。

 村上作品は話の面白さでもグイグイと読ませるのだけれど、ディティールのこだわりも面白いよね。特に食事シーンなんかものすごく美味しそうだし。
 だんだん村上春樹ワールドに慣れてきたかなと。クセというか独特の個性がわかってきた感じがしますね。
 さて、ラストに向けて引き続き下巻いきます!


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* by ろに
初コメです。
世界の終わりと~は私の好きな本ベスト3に入るくらいのお気に入りです!今1Q84読んでるので、世界の終わりと~があっての1Q84だよなー!って思ってます。笑
村上作品は癖ありますよね。世界に入り込みすぎてしまって、読後に現実界に戻ってくるのにいつも時間がかかります…(ヽ´ω`)

* by まいまい
これは、村上春樹の長編の中では一番好きな作品です。ハードカバーは当時、パラフィン紙付きの函入り本で、素敵な装丁でしたねぇ。今思えば贅沢!今もあの装丁で売ってるのかな?でも、ずっと昔に読んだのでやっぱり細部は忘れちゃってます。なかなか果たせないけど、もう一度読みたいです。

村上ワールド全開だったことは覚えてます(笑) 下巻もぜひお楽しみください。オープンエンドみたいなのが多い村上さんの長編の中では自分的にけっこう納得できる終わり方だったと思います。

挑戦したい! * by 読書系女子
昔々、読んだのですが、意味が全く分からず、上巻だけしか読んでいなくてv-12

今なら読めるかなぁ~と不安たっぷりですが思ったりもします。

惺さまも読んでいることだし(しかも面白い、と!)、もう一度買いなおして読もうかなっ。

Re: ろに様☆ * by 惺
はじめまして、こんばんは!

>世界の終わりと~があっての1Q84だよなー!って思ってます。

なるほど!確かに!
ホントにそう思います。そうか!世界の終わり~の進化系か、1Q84は!
自分的には1Q84よりずっと読みやすくて面白いな~と思っているのですけどね。
ラストが一体どうなるのかとても楽しみです。
それにしてもこの作品、ファンが多いのですね。びっくりしました。
ご訪問とコメントありがとうございました!

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
まいまいさんのお好きな作品なのですね。
好きだ!と言う方がたくさんいらして、わかるなあ~と。
やっと村上ワールドに慣れてきたのでこの作品も楽しんでます。
ハードカバーは豪華な装丁だったのですね。うーん、拝んでみたかった!
ラストに向けてひたすら読み続けます!

Re: 読書系女子様☆ * by 惺
こんばんは!
村上作品は独特なので自分も読むまでは不安でしたが、
一度読み始めたら結構惹きこまれました。
読書系女子さんは村上作品読んでいらっしゃるので、
今なら絶対楽しめますよ~。
自分的に「世界の終わり」のストーリーの雰囲気が好きかなあ。
どんなラストになるのか超楽しみですフフフ…。

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