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個別記事の管理2012-10-27 (Sat)
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ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]ミステリマガジン 2012年 12月号 [雑誌]
(2012/10/25)
不明

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 ついシュミで…こんな特集をしてくださる早川書房様、自分的にです。
 まあ、少しずつ市民権を得ている(いや、もう既に得ているのか?)「ゴシック」または「ゴス」というカテゴリー&カルチャー。その主に書籍に特化した特集をしてくださっているということで即買い。←地元本屋には無くてさー(怒)、結局密林頼りでした。←どうでもいい。

ゴシックの銀翼

■「虚無への愉悦─フェイク・ゴシック」風間賢二
 これは自分的にものすごーく参考になった。いわゆる「ゴシック」とは何か? というガイド・評論で。
 自分なんかが安易に使っている「ゴシック」という言葉の意味とその由来を丁寧に解説。わかりやすくて面白い☆特にゴシック小説についての解説が良い良い!以下そのゴシック小説の要素の定義を引用。

1 閉じられた空間(古城や大邸宅、迷宮など) / 2 全体を覆う神秘と驚異 / 3 謎めいた予言や不吉な予兆、恐ろしい幻視 / 4 現実への超自然的な存在(悪魔や幽霊、怪物など) / 5 昂る情念と過度の感性 / 6 迫害される乙女 / 7 冷酷非道な悪漢 / 8 倒錯した性 / 9 死と暴力 / 10 不確かなアイデンティティ

とか。まさにゴシックあるある!的なお約束要素でつい笑ってしまった。鋭い!
 で、「オトラントの城」がゴシック小説の元祖とのことで。これは自分的に必読だな!

■私のゴシック体験
 千野帽子/三津田信三/三浦天紗子/今野裕一/種村品麻/天野昌直/朝松健
 上記の方々によるゴシックについての様々なご体験エッセイ。
 エッセイスト・作家・ブックカウンセラー・画廊オーナー様等いろいろな職種の方々によるエッセイはとても興味深い。挙げられたゴシック小説もものすごく面白そうだ。

■「ゴシック小説の家事使用人からメイド喫茶へ」久我真樹
 面白いコラムでした。頻繁にゴシック小説の舞台となる城・邸。そこに切っても切れない存在といえばメイド。ゴシック小説においてメイドが主要キャラとして重要な位置にいるということを知らしめるなかなか興味深い記事でした。いわれてみればなるほど!の見解。犠牲者となったり、犯人となったり。メイド恐るべし&侮れない!

■カンパニュラの銀翼 クロスレビュー
 読書予定の中里友香「カンパニュラの銀翼」。石井千湖・門賀美央子両氏によるレビュー。
 作者によるスピンアウト小説もあり。本作を読んでから挑戦してみるー!

■「戦慄!ゴシックちゃん❤」児嶋都
 ギャグです。自分的にどうしてもハズせなくて…笑えます。ゴシック要素を満載しながらの渾身のギャグセンスは脱帽モノ。

 などなどお腹いっぱいの内容でした。
 他に連載マンガ、高橋葉介の「夢幻紳士 新・怪奇篇」もなかなかのゴス度(意味不明)。ラプンツェルを素材にしたホラーチックな内容はさすがの巧さでした。
 次号2013年1月号はあの皆川博子の新作「アルモニア・デアボリカ」がご登場するとか。豪華!
 で、以下は今号で自分的にチェックチェックの本の数々。どれも面白そうです。あくまで個人的に~。

  ☆オトラントの城 これはそそられるー!

  ☆さあ、地獄に堕ちよう 横溝正史ミステリ大賞受賞作だそうで。なんだか痛そうだけど(痛覚のことね)面白そう。

  ☆アンドロイドの夢の羊 一瞬バカミスかと…。あの作品が元ネタだよね。

  ☆ダウトコール ラノベです。

  ☆失脚/巫女の死 「内容は最高である」という評に文句なく惹かれた 笑


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