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個別記事の管理2013-01-31 (Thu)
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 いやいやいや、もう1月も終わりとか! 早すぎるでしょー!
 この間年間ベスト本を記事にしたばかりだったのにー。もう明日から2月とか!!!
 いやあ、困ったもんだ。今年もきっと素早く過ぎゆくに違いない><。
 というわけで、今月読んだ本なのですが…自分今気がついたのだけど、今月前・後半に分けるのすっかり忘れてたわー。なので1カ月分まとめていきます! 超絶長い記事になりますが す み ま せ ん !

蛇行する川のほとり (集英社文庫)蛇行する川のほとり (集英社文庫)
(2010/06/25)
恩田 陸

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  密かな人気作と噂があったので読んでみた。噂に違わぬ1品でした。少女達の微妙な関係と感情が入り混じり、さらにミステリーが絡んで…と、上質の青春譚でありました。


ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)
(1976/10)
夢野 久作

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ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)ドグラ・マグラ (下) (角川文庫)
(1976/10)
夢野 久作

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  今月イチ!の作品だった!読むと精神崩壊するとかいろいろ恐ろしい前情報が流れ、ついったでもTLがかなり盛り上がった作品でありました。で、読んだ感想はというと、コレ名作じゃーん!とつくづく思ったのでした。皆読めばいいよ!ちなみに精神崩壊しませんでした。←あ、もともと崩壊しているからか!


珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
(2012/08/04)
岡崎 琢磨

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  うおお!このテの類似作…と言っていいのか? 美麗ジャケ画・日常ミステリー・探偵役は儚げな美女…という昨今ありがちな作品群の中では自分的にイマイチでした。珈琲の薀蓄はなかなか面白かったけどね。


乙女の密告 (新潮文庫)乙女の密告 (新潮文庫)
(2012/12/24)
赤染 晶子

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  これは…自分的にコメディとして読んでしまったのだけど…大昔の少女小説のパロディなのかと思って。ユニークな快作といった印象。


聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書)
(2012/01)
阿川 佐和子

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  実用書?かと思いきや、かなりエッセイ色が強かった1冊。阿川さんの語り口は面白くてするする読めた。けど、自分が実践するにはかなりハードルが高いかな…。


真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)
(2012/12/05)
大沼 紀子

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  人気作ですねー。今度ドラマ化されるようで。ついつい気になって新巻を買ってしまうのだけど、前作よりは好みなストーリーでありました。次作はいよいよ希実の過去が明らかに…的な展開で楽しみ!


プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)
(2011/09/22)
グレッグ・イーガン

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  ハードSFでしたー。しかもガチガチの! 自分にはハードル高すぎたんですが、それでも面白かった!古典SFしか読まなかったので、おお!これが最新SF作なのか!と驚いた1冊でした。また読みたい★


サエズリ図書館のワルツさん 1 (星海社FICTIONS)サエズリ図書館のワルツさん 1 (星海社FICTIONS)
(2012/08/17)
紅玉 いづき

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  ジャケ画が美麗ですよねー。うっとり。こんな素敵な図書館で働きたいものだ…←どうでもいい。 ゆったりまったりほんわか図書館ストーリーを想像していたら見事裏切られました。いい意味で、もちろん。近未来・電子書籍全盛の時代を舞台にしているというね。特別探索司書の肩書を持つワルツさんはとっても魅力的で、その彼女の秘密も今後明かされてゆくのかなー?期待の1冊^∇^


ゴシックハートゴシックハート
(2004/09/14)
高原 英理

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  こ れ は も う ! まさに自分のシュミ本で…/// 漠然とした「ゴシック」という意味を詳細に分析し解説した1冊。派生する文化や小説など多岐に渡るカテゴリーについても論述されていて自分的に大満足な著作でありました。


エディプスの恋人 (新潮文庫)エディプスの恋人 (新潮文庫)
(1981/09/29)
筒井 康隆

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  ひさしぶりの筒井康隆作品。七瀬シリーズ好きで…/// その完結編ともいうべき本作。日常ミステリーから後半一気にSF的展開になる構成にはビックリ&さすが!の一言。大御所の作品、堪能させていただきました。


ねじの回転 (光文社古典新訳文庫)ねじの回転 (光文社古典新訳文庫)
(2012/09/12)
ヘンリー ジェイムズ

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  これはまさかのゴシック作品? と読んでいて嬉しい驚き。予備知識なし、著者さんもまったくお初という1冊で。幽霊譚ともとある女性の混乱した精神状態下における手記とも読める、なんとも不思議な作品。いろいろな解説本がでていることにビックリ。エヴァ並みの考察本があるのね!みんな「謎」が好きなのね!としみじみ。←なんか違う。 


妊娠小説 (ちくま文庫)妊娠小説 (ちくま文庫)
(1997/06)
斎藤 美奈子

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  これも久しぶりの斎藤美奈子さんの本。タイトルからしてユニークというか人を食ってるというか。国内における「望まない妊娠」を取り扱った小説について語る語る! 詳細解説あーんど分析にもう目からウロコ。なんでこんなに「妊娠」にこだわるのか、そこのところはイマイチ不明なのだけど、終いにはそんなことどうでも良くなってくるほどの面白さ。毒を吐きまくる著者さんの文章は一見の価値アリ!


天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)
(1994/08)
長野 まゆみ

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  もうもうあの独特の長野作品がみっちりこの一冊に詰まってる!と言っても過言ではない。鉱石・少年・星空。この3つのアイテムというかガジェットが巧く絡んで濃密で透明な長野ワールドに連れて行ってくれます!自分的印象は「銀河鉄道の夜」。これで決まり!


一流役員が実践している仕事の哲学一流役員が実践している仕事の哲学
(2013/01/17)
安田 正

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人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方
(2013/01/17)
柳内 啓司

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  この2冊はクロスメディア・パプリッシング様からの献本でした。この駄ブログを通じて献本の打診を頂き、ホント有難いというかもったいないというか。ありがたく読ませていただきました。ビジネス本はめったに購入しないのでとても勉強になるし、少しは仕事にも役立てることができるかなと。簡潔・端的な文章と内容で考えさせられながら読了しました。

 以上16冊。今月は小説から新書・ビジネス書とバラエティ富んだ読書ができて良かったなあ。
 特に「ドクラマグラ」は感動したし。上巻がね、かなりしんどいけれど(ここで挫折する方が多いのだそうだ。自分も何度かくじけそうになったし。特にあのチャカポコチャカポコ)、頑張って下巻までたどりつくと、後はもう感動の謎解きと母と子の真実の「愛」がひしひしと伝わって来る来る! なので、もしお読みの方がいたら頑張ってくださりませー!

 ではでは来月もおヒマなおりにはこの駄ブログ、ぜひとも覗いてやってくださりませ。リアルがちと忙しいので更新が毎日という訳にはいかなくなってきた昨今ですが、まあマイペースで楽しく読書していきたいと思います^∇^ インフル流行っていますので、皆さまお身体ご自愛のほどを。
 長くてまとまりの無い(ウザッ)文章、最後までお読みくださりましてありがとうございました。

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Theme : こんな本を読んだ * Genre : 本・雑誌 * Category : ★ひとやすみ ~駄文です~
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はじめまして。 * by 読書ログ
私は「読書ログ」という読んだ本の管理やレビューを書くサイトの運営をしています。

ブログを拝見したのですが、ぜひ読書ログでもレビューを書いて頂けないかと思い、コメント致しました。

トップページ
http://www.dokusho-log.com/

こちらでメンバーたちのやり取りの雰囲気がご覧になれます。
http://www.dokusho-log.com/rc/

読書が好きな人同士、本の話題で盛り上がっています。
もしよろしければ遊びにきて頂ければと思います。

よろしくお願い致します。

* by ひいち
こんにちはー☆
イチオシの「ドグラ・マグラ」。
息子のキンドルで入手しましたぁ(無料だった)^^v
読むの楽しみぃ~☆☆

Re: ひいち様☆ * by 惺
こんばんは!
ひいちサン、ドグラ・マグラに挑戦なのね!!!!
しかもキンドルとか!すごいなーいいなー★
ドグマグは最初がうーんと辛いので、それを切り抜ければ
じんわりと感動が(あくまで自分はね笑)
さすがの奇書なので一読の価値はあるかもです。
楽しんでねー!

Re: 読書ログ様 * by 惺
はじめまして。
お誘いありがとうございました。
早速登録させていただきました。
よろしくお願いします!

惺様 * by 読書ログ
ご返信ありがとうございます。
会員登録していただいたのですね、嬉しいです。
今後ともよろしくお願い致します。

Re: 読書ログ様 * by 惺
ご丁寧にありがとうございます。
早速活用させていただいております。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

個別記事の管理2013-01-30 (Wed)
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人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方
(2013/01/17)
柳内 啓司

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 前回 【一流役員が実践している仕事の哲学】 に引き続き クロスメディア・パブリッシング様 からの献本。2冊もありがとうございます!以下BOOKデータベースより内容。

ピーター・ドラッカーは、本業以外にもう一つ別の仕事を持つ「パラレルキャリア」という生き方を提唱している。
本書では、2枚目の名刺を使った働き方がなぜ今の時代に合っているのかに触れながら、2枚目の名刺で活動するのに必要なスキル、本業との両立のさせ方や、社外人脈の活かし方、本業へのメリットなど、成功させるためのヒントを著者の体験を交えて具体的にご紹介。人気ブロガー“はあちゅう”や、若手起業家“家入一真”など、2枚目の名刺を使って活動している人へのインタビューも多数掲載している。仕事以外にもやりたいことがある人や、起業・副業を目指している人に、オススメの1冊。" 2枚目の名刺を使って自分のやりたいことを実現するためのヒントが、惜し気もなく詰まっている。


第1章 2枚目の名刺で活動するメリット
第2章 2枚目の名刺を成功させるヒント集
第3章 これから世界で起こること、そんな時代に合った働き方


「2枚目の名刺」とは端的に言うと、本業以外のお仕事又は活動という意味なのかと。副業とも言うのかな。
 それを絶賛おススメしているのが本書。「パラレルキャリア」とも紹介されてます。「並行職業」なるほど!言い得て妙かも。

 メインの仕事の他に自分の興味ある事を無理なく小さく始めてやりたいことを叶えてゆく活動──これが2枚目の名刺ということで。最初は趣味の範囲内でも全然OKなのだけど、それが次第に深まり、人脈も広がってゆくうちにビジネスへと発展してゆくケースが多々あるとのこと。本業に支障をきたさない程度の活動に抑えることがポイントのよう。
 その2枚目の名刺を持つことのメリットがいくつか挙げられていたのでご紹介。
 
■あなたの夢を「小さく」始められる
 生活に余裕をもって続けられる。すぐに利益をださなければいけないというプレッシャーがない。
■スキル・知識・収入を本業に活かして収入がアップする
 自らお金を稼ぐという経験は、ビジネス感覚を鋭くさせ、本業の方でも役に立つ場面が多く出てくる。
■会話のネタが増え、チャンスも増える
 2枚目の名刺を持って活動することは、沙漠と北極を往復できる人間になるということ。←わかりにくい比喩だけど、両方の世界を知ることができるという意味あいなのではないかと。
■2枚目の名刺の活動が、本業に活かされる
 革新的な発想を身につける上で大切なのは、自分の専門領域外からのインプットです。
■「生きがい」リスクを分散できる
 「生きがい」を本業とは別に持っておくと、会社に依存しなくなるので、会社に対して不平不満をぶつけるようなこともありませんし、精神的に安定して、本業でも高いパフォーマンスを出せるようになる。
■多様な価値感の人たちに出会える
 「自分とは異質なものとの出会い」は、あなたに活力を与える人生のガソリンになります。

 等々、なるほど!と思える内容がかなり網羅されてます。まあ、実際2枚目の名刺を持つべく活動を開始して、収入を得るまでにかなりな努力が必要なのだとは思いますが、個人ではなく複数で活動するという手段もあるので、なかなか説得力のある内容だと思います。
 本業にギチギチに縛られず副業で別世界・別業種に分け入ってみる。それもアリなのではないかと。自分のことで恐縮ですが、本業以外にこの拙ブログを運営していることで気晴らしになったり、本業で少しは役に立ったりもする(本業が図書館ゆえ)ので。で、たまにこのように企業様から献本を頂いたりと嬉しいメリットもあるので、2枚目の名刺を持つことに自分は賛成かな。←あくまで個人的見解。

 巻末には実際2枚目の名刺をお持ちになる方々のインタビューなどもあり、とても内容充実の1冊でした。読みやすかった!

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個別記事の管理2013-01-30 (Wed)
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一流役員が実践している仕事の哲学一流役員が実践している仕事の哲学
(2013/01/17)
安田 正

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 クロスメディア・パブリッシング様からの献本。以下BOOKデータベースより内容。

一般社員55万人、役職者1000人に聞いた「事実」です。
今、会社のトップにいるような人たちは、どんな哲学を持ち、どんな仕事をしているのでしょうか?
本書では、大手から中小企業まで一般社員5万人(会社全体では55 万人)、1000 人の部長以上の役職者(専務、常務、社長など)を相手にビジネスを行ってきたコンサルタントが、
実際の研修やアンケートを通して発見した「平社員で終わってしまう人」「部長止まりの人」「役員まで行ける人」の習慣、
そして彼らの持っている哲学について述べていきます。 たとえば、
「ごちそうをしてもらった翌日、平社員は90%がお礼メールをしない。
部長でも、80%がメールをしない。
しかし、役員クラスでは100%朝7 時にメールが来る」
のように、役員以上なら誰もがやっていることがあります。
その事実と理由を、全36 項目、余すことなく盛り込みました。
知識や教養としても、ノウハウとしても、自己啓発としても発見のある秀作です。


第1章 平社員と部長と役員の違い
第2章 三流の仕事 二流の仕事 一流の仕事
第3章 平社員で終わる人 部長止まりの人 役員までいく人


「仕事の哲学」…なにやらとても難しそうなタイトルですが、内容はものすごーく簡潔でわかりやすい。
 著者が出逢った様々なビジネスマン(トップから一般まで)を見て得た印象と事実を端的に述べてます。それぞれの章の中でさらに詳細なカテゴリがあり、ラストに的確な一文と著名人の一言が添えてあるのもインパクト大。
内容によってはビジネスシーンだけではなく、日常生活にも応用できそうな事例があったりと。
 例えば内容にもある
ごちそうをしてもらった翌日、平社員は90%がお礼メールをしない。部長でも、80%がメールをしない。しかし、役員クラスでは100%朝7 時にメールが来る
 というのがそれ。ごちそうしてもらったらお礼のごあいさつ。これは大人として常識かなと思うのだけどね。このように生活に密着した事例からビジネス特有の事例まであり、読んでいてなかなか勉強になった。

 本書のテーマはあくまでもトップビジネスマンの心がけ。「一流」になるにはどういう心のモチベーションであればいいのか?
 その実戦方法と具体例が豊富に記載されているので自分的には目からウロコだった。リアルトップビジネスマンはまさに仕事一筋。その仕事に対する意識の高さは尋常ではないな、と本書を読んで感心しきり。ある意味仕事をする上での意識の高揚法が書かれているのではないかなと思ったし。

 自分的にちょっと面白かったのが第一章 12 aboutおみやげ
平社員は、道すがら買う 部長は、有名ブランドの銘菓 役員は、包装紙で決める
 というのがね、ツボすぎて。著者はホント細かいところまで着眼しているなあと。

 堅苦しくなく、サクッと読めるビジネス書。インパクト強い言葉と共に著者独特のビジネスにおける心構えも堪能できてなかなかおトクな一冊でありました。

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個別記事の管理2013-01-27 (Sun)
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天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)
(1994/08)
長野 まゆみ

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 タイトルに惹かれて購入。作者サンらしいなあ…と期待して読みました。以下BOOKデータベースより内容。

水蓮との友情。兄との確執。自動人形と噂される謎の少年との不思議な出会い。そして少年たちをのせた船は、南へと出航したのか。兄を想う少年・銅貨をめぐって、星の少年たちの孤独を描いた、長野まゆみの“星の王子さま”―。

一、鉱石倶楽部 / 二、天体議会 / 三、変わり玉 / 四、天河プラザ / 五、水先案内

 各章のタイトル見ても、らしいというか独特のセンスというか。素敵。
 SFっぽい世界観は相変わらずで、登場するのは二人の少年。銅貨と水蓮。このネーミングセンスもさすが。
 ストーリーとしてはこの少年のたちの日常を淡々と描いているのだけれど、ちょっとした冒険とミステリアスな美少年との絡みが自分的には面白かった。その神出鬼没の美少年は果たして自動人形なのか、それとも既に亡くなっているのか? と気になるキャラ。

 登場するのはオール少年。しかもすべて魅力的で個性的。特に水蓮と銅貨の関係がとってもいいなと。ドライでありながら、まだ子供っぽさを残していて微笑ましい。さらに銅貨の、兄の藍生に対する複雑な想いが読んでいてちょっと切なくなった。その兄も父親に対する思慕と反発という、その年頃独特の葛藤が何気に描写されていて読まされた。ラスト、父の許へと旅立つ兄がちょっぴり子供っぽく思えたのも御愛嬌。ひとり残る銅貨も精神的に少しだけ強くなった気がして成長感じたしね。

 で、とにかく文章と描写が綺麗すぎて。透明感溢れる独特の世界観に圧倒! この作品、なんでも長野まゆみ版「星の王子さま」なのだとか。自分的には「銀河鉄道の夜」をイメージしたけれど。あの謎めいた美少年がカムパネルラっぽくて。少しノスタルジックな雰囲気もね、なんだか似てる。
 さらに、ここに登場する「鉱石倶楽部」っていう銅貨と水蓮御用達の店があるのだけど、これ、自分も行ってみたいよ! 出てくるメニューが超絶美味しそうだし!←どうでもいい。
 少年達の会話やガジェット。すべてにおいて完璧な長野ワールドにどっぷりと浸れる作品だと。いやいやいや、ホント素敵少年たちに癒されました、ハイ。

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 長野まゆみ
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* by 潤
わーい!天体議会、祝読了!!
長野要素たっぷりですよね!!
少年はもちろん、鉱石に天体に!
描写が『綺麗』は私も感じます。色を感じる。
漢字を多用してるのも初期作品の特徴で、それも大好きです。
ちなみに長野まゆみは宮沢賢治の影響を受けているので「銀河鉄道の夜」っぽいという読みは正解かも。

この水蓮&銅貨コンビでもう1作「三日月少年漂流記」というものがあります。
さらっと読めますのでぜひ。


Re: 潤様☆ * by 惺
こんばんは!
読了しました!素敵世界堪能しました!
まさに真骨頂的な感じですよね。
自分はあのミステリアスな少年がとっても気になって。
彼の正体は一体何だったのだろうかと。うん、ものすごく気になる。
「三日月少年漂流記」はぜひとも読んてみたい作品ですね!
あのふたりをまた逢えるのかと思うと楽しみ!



個別記事の管理2013-01-26 (Sat)
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妊娠小説 (ちくま文庫)妊娠小説 (ちくま文庫)
(1997/06)
斎藤 美奈子

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 好きな斎藤美奈子さんのデビュー作。以前から読みたいなーと思いつつ果たせず。ちょうどブクオフさんにあったので即購入しました!以下BOOKデータベースより内容。

『舞姫』から『風の歌を聴け』まで、望まない妊娠を扱った一大小説ジャンルが存在している―意表をついたネーミングと分析で、一大センセーションを巻き起こした処女評論。待望の文庫化。

Ⅰ妊娠小説のあゆみ / Ⅱ妊娠小説のしくみ / Ⅲ妊娠小説のなかみ

 もう面白くないわけがない! ということでまたも一気読み。
「妊娠小説」とかね、タイトルがかなり衝撃的だけど、内容はもちろん真面目でかつ、爆笑モノ。デビュー作とのことなので若干いつもの毒吐きがおとなしめ?と思いきや、中盤からは俄然エンジン全開とばかりにイっちゃってました。最高です。
 で、「妊娠小説」って一体何? と思いの方。自分も最初はどんな内容なんじゃい?と思っておりました。ご参考までにその定義を書いておきますが、

●「妊娠小説」とは、「望まない妊娠」を登載した小説のことである。
●「妊娠」を標準装備した小説はとりあえずすべて「妊娠小説」である。
●「妊娠小説」に関する以上の定義は途中で変わるかもしれない。

 つまりは「妊娠」をとりあげた小説すべてが当てはまるということで。しかし、家庭内・妊婦の年齢が若すぎる・高齢すぎるのはアウト!だそうで。微妙な線引きの上にある日本の文学作品の中の「妊娠小説」について詳細に丁寧に論述しているという内容なのだ。特に有名なのが「妊娠小説」の元祖でもあり、「妊娠小説の父」との栄えある称号を頂いた森鷗外「舞姫」。確かにねー主人公の太田豊太郎はヒロイン・エリスを妊娠させちゃうしね。
 さらに「妊娠小説の母」として挙げられたのが島崎藤村「新生」。これは未読なので詳細はわからないのだけど、「舞姫」と同等の「妊娠小説」の二大名作されているところに瞠目。
 この二作品を原点として、さらに時代を行くと三島由紀夫「美徳のよろめき」、石原慎太郎「太陽の季節」のやはり二大作も堂々たる「妊娠小説」としてカテゴライズされているとか。これはもう驚くしかない!

 はっきりいって「妊娠」って文学的にはあんまりメジャーなテーマではないような気がしてた。しかし、村上春樹の「風の歌を聴け」も立派な「妊娠小説」だと断定するあたり、その定義と論述はかなり説得力あってもう脱帽。
 で、自分的にだんだんはっきりしてきたのが、それら「妊娠小説」に登場する男性キャラがなんともふがいなくて情けないヤツばっか!ということ。
 いくつかの作品を例に挙げているのだけど、どの作品の主人公(もちろん男性キャラ)の吐く台詞もとる態度もみーんな似たりよったりなのに驚き!女性からの「受胎告知 笑」に対する情けない反応とかね。男子にとっての「妊娠小説」は女子に捨てられる物語に対し、女子にとっての「妊娠小説」は男子を斬り捨てる物語云々っていうのに思わず納得してしまった。それほど類型的な作品が多くて、ある意味様式美なのかしらー? と新たな発見に興味深く読んでしまった。

 で、爆笑モノが、なぜ「妊娠小説」に登場する女性は中絶するのか? はたしてふたりは避妊していないのか? という疑問を提示し、それをクソ真面目に論証していくところがもうもう!素晴らしくて笑い死ぬかと思ったホント。
 で、結果として、やはり「妊娠小説」に登場するカップルの避妊率は低いということに。コラコラ!
 などなど、徹底した分析と論述。そして毒と笑いを含んだ絶妙な文章。そして絶妙な視点。妊娠に特化した小説の解説なんて誰も思いつかないし。
 紹介された「妊娠小説」は「舞姫」から発展して約100年分。その間、男女共妊娠中絶に関するストーリーの根幹はあまり変わってないなとつくづく思ったし。すぐれたユニークな評論であると共に、貴重なさまざまな「妊娠小説」の書評集としても読めた。面白かった!巻末にある「妊娠小説」の多さにもビックリだよー!

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ねじの回転 (光文社古典新訳文庫)ねじの回転 (光文社古典新訳文庫)
(2012/09/12)
ヘンリー ジェイムズ

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 図書館の新刊ということで借りてみました。何の予備知識なかったんですが、かなり有名作なんですね。知らなかった―! 以下BOOKデータベースより内容。

イギリスの片田舎の古い貴族屋敷。そこに、両親と死別してひっそり暮す幼い兄妹。二人の家庭教師として赴任してきた若い女性が、ある日見たのは、兄妹を悪の世界に引きずり込もうとする亡霊の姿だった……。
典型的な怪談のシチュエーションを用いながら、精緻な心理描写と暗示に富んだ文体で人間の恐怖を活写した、“心理主義小説"の先駆者ジェイムズの代表作である。


 いやいやいや、もっと現実的なテーマを題材とした小説なのかと思いきや、なんと! 実はゴシックテイスト溢れる幽霊譚だったとは!
 冒頭の謎の会合シーンから引きこまれて一気読み。クリスマスイブの古い屋敷に集まった複数人がそれぞれ怪談を持ち寄って披露する…という展開で雰囲気は抜群! その中の一人、ダグラスという男性が披露する手記を語り手である「私」が書き写したものとして出席者に披露される…という、ちょっと複雑な構成。

 その手記のヒロインは20才の若き家庭教師の「わたし」。雇われた主の男性からは一切の援助もせず金輪際関わりを持たないという条件で雇用される。
 赴任先は田舎の屋敷。そこに生徒である少女・フローラとその兄のマイルズ。ふたりとも天使と見紛うばかりの美しい子供達。そんな二人を教育できると知った「わたし」は当初充実した日々を過ごすが、ある日現実にはあり得ない男女の亡霊を見たことから恐怖の生活が始まる…という内容。

 いろいろと解説本があるんですね。まさに謎のオンパレードで。一筋縄ではいかない作品なのだと実感。一般的には亡霊に魅入られた美しい兄妹を救いだそうとする若き家庭教師の物語。なのだけど、一貫して家庭教師の一人称で描かれているので、はたしてすべて真実であるのか否か? 実は性的に抑圧された家庭教師の妄想であった──というのが最も多い説らしい。

 自分的にはちょっとそれはどうかな? って気も。やはり子供達と亡霊達はかなり親密な関係を築いていて(この部分もものすごーくセクシャリティ要素感じる描写なのだけどね。いわゆる性的虐待的な)、堕落の一途にあったんじゃないかなと。加えて、長年屋敷に住み子供達の面倒を見ているグロースさんと家庭教師の「わたし」がやけに緊密なところもちょっと違和感あったり。つまり同性愛的関係を匂わせる表現とか。
 深読みすると謎が次から次へと出てきてものすごく不思議な作品だなと。単なるゴシック作品ではないような。
 ラスト亡霊に憑かれていたと思われるマイルズは家庭教師によってその体内から亡霊を追い払うが、既に彼はこと切れていたという…この部分、「わたし」のマイルズへの激しい愛の告白と読んでしまったのだけれど…。

 さらに自分的に疑問に思ったのが、この話の紹介者ダグラス=マイルズなのでは?ということ。ダクラスには妹がいたし、その妹にも家庭教師がいて、彼は仄かに想いを寄せていたらしいし。で、自分をモデルとした創作話を皆に披露していたとか?
 などと、エヴァ並みに謎が謎を呼んでもうヤバいです。きっとこれが作者ジェイムズの罠なのだと思うのだけどね。面白いです。
 ゴシック小説と見せかけたホラー?そして心理小説。ものすごく不思議な読後感で1回読んだだけでは理解不能。本作だけでなく、ネット上の考察を併せて読むのもまた楽しいかも。

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* by まいまい
これは、気になっていながら読んでいない作品。
何だか怖そうだな~と。
昔、漫画家山岸凉子さんがイラスト入りでこの本を紹介されてたことがあって、たぶんそのせいですね。

でも惺さんが紹介されるとやっぱり興味がわきます。
幽霊?妄想?サイコホラー?おもしろそうです。

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんにちは!
自分もものすごく真面目な普通の小説家と思っていたら…。
全然違っていたのでビックリというか、おトクだったというか。
ホラー&サスペンスにみせかけて、心理小説なのだとか。
ものすごく謎っぽくて一気に読んじゃいました。
そんなに怖くはないですよー笑。
よろしかったらぜひ!

個別記事の管理2013-01-22 (Tue)
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エディプスの恋人 (新潮文庫)エディプスの恋人 (新潮文庫)
(1981/09)
筒井 康隆

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 久しぶりの筒井康隆。前に読んだ「七瀬ふたたび」が結構好きだったので、シリーズ最終作のこの作品も読んでみようかなと。あ、でも最初の「家族八景」は読んでないか。まあいいや。以下文庫裏表紙より内容。

ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉々になって──それが異常のはじまりだった。
強い"意志"の力に守られた少年の周囲に次つぎと不思議が起こる。その謎を解明しようとした美しきテレパス七瀬は、いつしか少年と愛し合っていた。
初めての恋に我を忘れた七瀬は、やがて自分も、あの"意志"の力の導かれていることに気づく。全宇宙を支配する母なる"意志"とは何か?


 面白かった!さすが大御所!といったカンジで。
 ヒロインは読心術を備えたテレパシスト(超能力者)七瀬。高校の事務員として社会に溶け込んでいる彼女がとある小さな事件をきっかけとして壮大な事件というか陰謀?に巻き込まれてゆく。
 ミステリアスで心の読めない少年・香川智弘の周りで次々と起こる怪現象の謎を突き止めるべく行動を開始してゆく──。

 という、最初はミステリーというかサスペンスタッチで展開してゆくので、グイグイと引きこまれてしまって一気読み。
 謎めいた香川少年がなんだかとってもヨロシクてね~笑。冷酷でありながら無垢という少年の魅力全開で。筒井氏、さすがの巧さだなあと。←ただの好み!最初、この智弘がテレパシストなのかと思っていたら違った。少年から果てはその父親にまで疑惑の目を向け、故郷の山深い村まで探索の手を延ばす七瀬。まるで何かに導かれるようにするすると謎を解明してゆく彼女が突如としてとある「存在」に気づいた時の驚愕がなんとも。
 自分の意志の遠く及ばないところで人生を操作されていると知った七瀬。智弘をその父親をそして自分を導き守護し操っているモノの存在たるや、もう超次元的。日常サスペンス&ミステリーから後半一気に宇宙的SF世界へとトリップさせてくれる作者のテクと世界観に驚いた!

 そしてタイトルからしてギリシア神話をモチーフとしたテーマにもしてやられたなと。母と息子の近親相姦でありながら実はそうでないという複雑でひとひねり効かせたちょっとエロいシーンにもさすが!と唸るしかなかった。
 で、今作で一番スゴいというか真骨頂なのが、ラストのどんでん返し。ここできちんと前作の「七瀬ふたたび」とリンクさせているというね。
 自分が到底抗うことのできない神のごとき存在に対し、自分自身の存在さえも疑う七瀬。今いる「私」は本当の自分なのだろうか?造られた自分ではないのだろうか?と思い逡巡し、彼女が下した鮮やかな決断が潔い。全知全能の神VS七瀬。という構図の意外さに圧倒された。かなり前の作品なのだけど、自分的にはあまり古さ感じなかったなー。

 「エディプスの恋人」っていうタイトルもね、智弘の母親か七瀬か?と考えさせられるところ。
 本当は今日読むハズじゃなかったんだけどね…最初チラ読みしはじめたら面白くて止まらず。さすが巨匠の作品だわ!と感心と驚きで読了でした!

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)
(2012/08/17)
筒井 康隆

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 で、その大御所筒井氏。
 ラノベを出版されていると最近知って。
 本屋で見かけて一瞬目を疑ったよー!!
 内容は賛否両論らしいですが…挑戦しようかどうしようか…うーむ。

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こんちわん♪ * by ゆき
この作品、私も最近読みましたよ~。ミステリーのような展開からSFへと一気に転換するのが流石ですね。
私は恋愛小説としての側面を見てしまいましたが、色々な読み方ができるのが面白いな、と。
SFの巨匠といわれるだけある作品ですね。

Re: ゆき様☆ * by 惺
おはようございますー!
おお!ゆきさんも読まれましたか!
昔の作品だけど、あんまり古さ感じなくて面白かった!
するする読めちゃうし、ラストのオチにもビックリで。

>色々な読み方ができる

ってまさにそのとおりですよね。
ホント、巨匠スゴイなって思いました☆

個別記事の管理2013-01-20 (Sun)
ご訪問ありがとうございます☆

ゴシックハートゴシックハート
(2004/09/14)
高原 英理

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 以前から気になっていた本。ゴシックや幻想文学が大好物な自分にとって大満足の1冊でありました。以下BOOKデータベースより内容。

死と暗黒、耽美と残酷に彩られたゴシック世界の全貌を、渋沢龍彦・中井英夫の後継が描く初の本格「ゴシック」評論。

1✝ゴシックの精神 / 2✝人外 / 3✝怪奇と恐怖 / 4✝様式美 / 5✝残酷 / 6✝身体 / 7✝猟奇 / 8✝異形 / 9✝両性具有 / 10✝人形 / 11✝廃墟と終末 / 12✝幻想

 「ゴシック」という言葉と意味について自分が漠然と抱いていた概念が的確に論理的に述べられていてもうもう目からウロコというか大満足というか。興味ない方にはまーったくどうでも良いマイナーカテゴリーなのだけど、それでも最近は若干メジャーになってきたかなと。ゴスロリに代表されるゴシックファッションなんかは著名なタレントさんなどにもファンがいるようだし。
 その「ゴシック」とはなんぞや? という疑問にその概念と歴史から詳細に論述し、文学からアート、マンガにアニメ・映画等、さまざまなカルチャーに波及している「ゴシック」テイストを紹介。これがまた的確で素晴らしいのだ。

 人形では四谷シモン氏、文学では澁澤龍彦・中井英夫はもとより、著者が大絶賛?というか推しているのが江戸川乱歩。著者曰く、乱歩はゴシックをよく理解しているとか。ご本人が自覚していたかどうかは別として。なるほどなあと。上記の12のカテゴリに当てはまる作品をだいたい書かれているような気もするし。アニメでは「デビルマン」に「エヴァンゲリオン」。こちらはキリスト教的終末思想がゴシックテイストなのだとか。
 というように、さまざまな「ゴシック」に触れていき、それに敏感に反応してしまう心=ゴシックハートということで、自分はまさにそれだ!

 本好きな自分にはゴシック文学に関する論述が面白かったなー。ゴシック文学のルーツというか典型的なテキストが「フランケンシュタイン」と「吸血鬼ドラキュラ」というのにも納得。面白いしね、この2作品。
 ということで今回は自分の完全シュミ本で失礼しました><。 個人的には大満足の1冊でして。「ゴシック」という言葉がとても気になる方、既に大好きだ!という方にはおススメの1冊かと思いますー!

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