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個別記事の管理2012-12-18 (Tue)
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本屋さんで待ち合わせ本屋さんで待ち合わせ
(2012/10/06)
三浦 しをん

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 三浦しをんの書評集と聞いて借りてみました! うーん、ナイスなタイトルとスカイエマさんのジャケ画に一目ボレ^∇^ 以下BOOKデータベースより内容。

口を開けば、本と漫画の話ばかり。2012年度本屋大賞に輝く著者が本と本を愛するすべてのひとに捧げる、三浦しをんの書評とそのほか。

一章 口を開けば、本の話と漫画の話
二章 愉しみも哀しみも本のなかに
三章 本が教えてくれること
四章 読まずにわかる『東海道四谷怪談』
五章 もう少しだけ、本の話 


 面白かったです。各メディアで既出の書評を集めたものらしいですが、さすが作家さんの書評はグイグイ読ませるし深い! 取り上げられている作品ももちろん「通」というか、ひとクセもふたクセもある面白そうなものばかり。自分がとんと興味無いジャンルの作品なども、あの、エッセイでおなじみの語り口で(さすがにずっと薄められているけどね)爆笑&ホロッとさせられて一気読みでした。書評集なんだけど、ぜーんぜん堅苦しくない。読みやすくてグッとくる。それでいてその本がどうしても読みたくなってくるというさすがの書評の数々。すごいなー!

一章 口を開けば、本の話と漫画の話
 これはまさにエッセイ調で語られる作者の読書にまつわる体験談。
 小学校の頃の友達の愛読書がなんと「女工哀史」だったとか(渋すぎだろ~)! で、影響されて読んだら超絶感動したとのこと。

情熱に満ちた本との出会いはいつでも、情熱を持った読み手に導かれて生じる。

まさに至高の名言かと。自分も自分以外の方に薦められる本って良いものばかりだもんな。
二章 愉しみも哀しみも本のなかに / 三章 本が教えてくれること
 ここからがこの本の真骨頂! 作者の読書体験が一目でわかる(ウソ)、読了本の数々のご紹介&評。
 バラエティに富んでます。さすがだな、と思ったのが、話題作・流行作が一作も入っていないこと。ご自身の職業柄なのかと思いつつ、マニアック本好きの自分としてはかなり興味深かったなー。
 とにかくなんでも網羅してそうな勢いで。驚いたのがゲッツ板谷氏の本が入っていること。超絶読みたくなったよ。
 さらに書評のタイトルもね、爆笑モノが多くて。例えば──
切ないおかめ顔王朝の心 ──「小袖日記」柴田よしき
愛と憎しみの諸行無常 ──「双調 平家物語」橋本治
すてき!まてまてか塾 ──「和算小説のたのしみ」鳴海風
驚きの野獣エピソード ──「江戸の下半身事情」永井義男
愛と観察眼が炸裂 ──「猫座の女の生活と意見」浅生ハルミン

 等々。これだけでも心わしづかみにされてものすごく気になるじゃないか!
四章 読まずにわかる『東海道四谷怪談』
 自分、この章読んで勉強になりました。なんせ、四谷怪談って忠臣蔵のパロディだったんだってね…全然しらなかった!
 ただの怪談かと思っていたら、実は江戸の庶民の生活を描いた人間ドラマだと知り…さすが三浦しをん渾身の書評はアツくてスゴい。
 ラストなんかも全くしらなかったけれど、ちゃんと仇討になっているのね、しかも幕引きもちゃーんと忠臣蔵になぞらえているとか。それを知っただけでもこの本読んで良かったかも…と思ってしまったのだ。
五章 もう少しだけ、本の話
 これは…もう三浦しをんのシュミ読書の話と言っても過言ではない。ぶっちゃけBL本のご紹介&評だよん!
 絶賛されている作品、どれも読みたくなってくるよね。このブログ初のBL本を取り上げてみようか…などと一瞬でも頭よぎったし(笑)。

 とまあ、こんなカンジで。面白くて一気読みしちゃったけど、紹介されている本はかなりの量だと、巻末のリストみて呆然! 
 自分もぜひぜひ参考にさせていただきたいです、ハイ。

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Theme : 書評 * Genre : 本・雑誌 * Category : 三浦しをん
* Comment : (2) * Trackback : (1) |

いいコメント * by タケゾウ
≪自分、この章読んで勉強になりました。なんせ、四谷怪談って忠臣蔵のパロディだったんだってね…全然しらなかった!
 ただの怪談かと思っていたら、実は江戸の庶民の生活を描いた人間ドラマだと知り…さすが三浦しをん渾身の書評はアツくてスゴい。≫

 「忠臣蔵のパロディ」というのは、面白い表現ですね。内容が一言でイメージできる、いいコメントだと思いました。

Re: タケゾウ様 * by 惺
はじめまして、こんばんは。
「忠臣蔵のパロディ」というのは実は三浦しをんさんが作品内で書かれた言葉なのです。
四谷怪談を紹介するに、まさにぴったりの言葉ですよね。
まったく共通点の無いふたつの話なのだけれど、そういうつながり?があると
なんだか無性に読みたくなってしまいます。
ご訪問とコメント、ありがとうございました!

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2013/10/01 13:45  粋な提案
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