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個別記事の管理2013-01-12 (Sat)
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 何かと話題の書らしく。阿川佐和子さん…お名前は知っているけれど、著作も読んだことなければ映像も拝見したことなく。期待しながら読了。以下BOOKデータベースより内容。

頑固オヤジから普通の小学生まで、つい本音を語ってしまうのはなぜか。インタビューが苦手だったアガワが、1000人ちかい出会い、30回以上のお見合いで掴んだコミュニケーション術を初めて披露する―。

Ⅰ 聞き上手とは / Ⅱ 聞く醍醐味 / Ⅲ 話しやすい聞き方

 マニュアル本・ノウハウ本かと思っていたら違ってた。そういう内容を期待して読んだらかなりハズレかと思うけれど、ひとりのタレントのエッセイのようなものとして読めばなかなか面白かった。
 まあ、端的に言っちゃうと、阿川女史が今まで対談orインタビューしてきた方々のエピソード披露といった内容だね。語り口は軽快で読みやすいのがなにより!
 阿川女史の個人的イメージとしてはインタビューなんてなんでもござれ、なんでもこなしちゃうよん! 的だったのだけど、実はそうではないという。
 下準備に苦労し、緊張しやすいとか。失敗談は数知れず…という。まあ、多少謙遜はあるにしてもそれなりの苦労はあるらしく。
 対タレント同士の体験談なので、一般人の自分にも何か日常生活に役立つコツなどはあるのだろうかと思いながら読んでいったのだけど、なるほど参考になる点がいくつか。

段取りを完全に決めない
 完璧に会話の進行表を作っても所詮、会話は生もの。自分の思惑通りには進まないので無駄ということ。「会話は生もの」という表現に目からウロコ。そうだよね。話題が途切れる事を恐れて事前ネタを仕込むよりも、相手の話を良く聞き、咀嚼すれば自然と会話のネタは途切れないとのことで。これは自分、肝に銘じたい。
安易に「わかります」と言わない
 これ、自分はたまにやってしまう。すぐに「わかるわかる~!」って言っちゃうんだよね。実際共通体験をしたことなく、語り手のホントの気持ちとかそうわかってもいないのに。
 安易に人の気持ちに共感しているかのような言葉は控えるべきだとつくづく思った。逆に自分がそう受け答えされたら、「ホントにわかってんの?」って思うしね。自重。

 まあ、読んでみて思ったことは、こういったことはマニュアル本などを参考にするのではなく、自ら体験・経験したことを糧にするしかないのかと。
「喋る」ことが重要視されがちな現代だけど、「聞く」ということも人間関係を築くにおいて大切な要素なのだなということを改めて認識できたというか。この本を読んで何か学べるかどうかといったら─どうかなあ…エッセイとしてサラッと読んでも面白いし、なるほど、日常生活に取り入れることもできるなあと思うところもあるし。話題の書という割には、なかなか微妙なカンジの1冊でありました。

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