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個別記事の管理2013-01-27 (Sun)
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天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)天体議会(プラネット・ブルー) (河出文庫―BUNGEI Collection)
(1994/08)
長野 まゆみ

商品詳細を見る

 タイトルに惹かれて購入。作者サンらしいなあ…と期待して読みました。以下BOOKデータベースより内容。

水蓮との友情。兄との確執。自動人形と噂される謎の少年との不思議な出会い。そして少年たちをのせた船は、南へと出航したのか。兄を想う少年・銅貨をめぐって、星の少年たちの孤独を描いた、長野まゆみの“星の王子さま”―。

一、鉱石倶楽部 / 二、天体議会 / 三、変わり玉 / 四、天河プラザ / 五、水先案内

 各章のタイトル見ても、らしいというか独特のセンスというか。素敵。
 SFっぽい世界観は相変わらずで、登場するのは二人の少年。銅貨と水蓮。このネーミングセンスもさすが。
 ストーリーとしてはこの少年のたちの日常を淡々と描いているのだけれど、ちょっとした冒険とミステリアスな美少年との絡みが自分的には面白かった。その神出鬼没の美少年は果たして自動人形なのか、それとも既に亡くなっているのか? と気になるキャラ。

 登場するのはオール少年。しかもすべて魅力的で個性的。特に水蓮と銅貨の関係がとってもいいなと。ドライでありながら、まだ子供っぽさを残していて微笑ましい。さらに銅貨の、兄の藍生に対する複雑な想いが読んでいてちょっと切なくなった。その兄も父親に対する思慕と反発という、その年頃独特の葛藤が何気に描写されていて読まされた。ラスト、父の許へと旅立つ兄がちょっぴり子供っぽく思えたのも御愛嬌。ひとり残る銅貨も精神的に少しだけ強くなった気がして成長感じたしね。

 で、とにかく文章と描写が綺麗すぎて。透明感溢れる独特の世界観に圧倒! この作品、なんでも長野まゆみ版「星の王子さま」なのだとか。自分的には「銀河鉄道の夜」をイメージしたけれど。あの謎めいた美少年がカムパネルラっぽくて。少しノスタルジックな雰囲気もね、なんだか似てる。
 さらに、ここに登場する「鉱石倶楽部」っていう銅貨と水蓮御用達の店があるのだけど、これ、自分も行ってみたいよ! 出てくるメニューが超絶美味しそうだし!←どうでもいい。
 少年達の会話やガジェット。すべてにおいて完璧な長野ワールドにどっぷりと浸れる作品だと。いやいやいや、ホント素敵少年たちに癒されました、ハイ。

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 長野まゆみ
* Comment : (2) * Trackback : (1) |

* by 潤
わーい!天体議会、祝読了!!
長野要素たっぷりですよね!!
少年はもちろん、鉱石に天体に!
描写が『綺麗』は私も感じます。色を感じる。
漢字を多用してるのも初期作品の特徴で、それも大好きです。
ちなみに長野まゆみは宮沢賢治の影響を受けているので「銀河鉄道の夜」っぽいという読みは正解かも。

この水蓮&銅貨コンビでもう1作「三日月少年漂流記」というものがあります。
さらっと読めますのでぜひ。


Re: 潤様☆ * by 惺
こんばんは!
読了しました!素敵世界堪能しました!
まさに真骨頂的な感じですよね。
自分はあのミステリアスな少年がとっても気になって。
彼の正体は一体何だったのだろうかと。うん、ものすごく気になる。
「三日月少年漂流記」はぜひとも読んてみたい作品ですね!
あのふたりをまた逢えるのかと思うと楽しみ!



コメント







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天体議会
天体議会―プラネット・ブルー― 長野 まゆみ著(1994.8) 星の少年たちの孤独を描いた、長野まゆみの“星の王子さま”――。 …
2013/01/28 16:53  感ジル想イ。
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