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個別記事の管理2013-03-28 (Thu)
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文学と悪 (ちくま学芸文庫)文学と悪 (ちくま学芸文庫)
(1998/04)
ジョルジュ バタイユ

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わたしたちは世界史がつい先程まで「善」の通俗化としての残忍な悪と「悪」の通俗化としての残忍な善にとりかこまれていたのだということを忘れるべきではない(解説より)。
―文学にとって至高のものとは、悪の極限を掘りあてようとすることではないのか…。エミリ・ブロンテ、ボードレール、ミシュレ、ウィリアム・ブレイク、サド、プルースト、カフカ、ジュネという8人の作家を論じる。


エミリ・ブロンテ / ボードレール / ミシュレ / ウィリアム・ブレイク / サド / プルースト / カフカ / ジュネ

 スミマセン。最初に謝罪しておきます。はっきり言ってこの作品、自分には難解すぎました。
 初・バタイユだったのでかなり期待・楽しみにして読んだのですが…内容半分も理解できませんでした、ハイ。
 想像ではバタイユによる、8人の有名作家が描いた作品の「悪」を分析・解析・解説してゆくものだと思っていたのですが…読解力不足が悲しい…。
 まあ、自分なりに気になった作家の理解できた部分まで感想書いてみたいと思います。

エミリ・ブロンテ
■エロチスムとは、死を賭するまでの生の賛歌である
うーむ。雰囲気的には素晴らしい言葉だと思うが、意味としては自分的に理解不能。
しかし、この言葉、エミリ・ブロンテの名作「嵐が丘」のテーマとしては近いものがあるなと。あの作品はまさにヒースクリフを「悪」と捉え、キャシーを情熱あるいは生と死の象徴とし、彼等ふたりを「愛」として描いた作品だと自分的に解釈しているので、ふたりが醸し出す愛情=エロチスムはまさに死を賭するまでの生の賛歌であるという言葉がぴったりかと。
 バタイユさん、かなりエミリ・ブロンテを絶賛されています。短い生涯で隔絶した土地に住んでいながら、あんなにも凄まじい「悪」を生み出し描ききったことへの称賛惜しまず、でした。

ボードレール
■人間は、みずから自分を断罪するのでないかぎり、自分を徹底的に愛することはできない
名言ですが、やはりイマイチ…すみません。
このボードレール論にはバタイユはかなりページを割いて詳細に述べてます。参考文献?として引き合いに出されているのがサルトル。彼の論述を通してボードレールの「悪」について(おそらく作品)述べているのらしいけれど、いかんせんそのサルトルの論述自体がわからんので如何ともし難い。

ミシュレ
まったく初めて知る作家で。その著作「魔女」という作品が当時発禁処分になったとかならないとかで、かなりいわくつきの作品であるらしい。その「魔女」を通して、善と悪、さらにはミシュレの生涯を論じている。らしい。

ジュネ
この作家にもバタイユはかなりページを割いてます。自分も「花のノートルダム」を読んだけれど、かなり衝撃的な作品だった。まさに「悪」を描いた作品であったし、この作家こそ「悪」を書くにふさわしいのではないかなあと。バタイユは「泥棒日記」の方を挙げ、前出したサルトルの著作「聖ジュネ」を通してジュネの作品から彼の生涯の「悪」についてまで詳細に論述。あまりに絶賛してるので「泥棒日記」が超絶読みたくなったし。

 総勢8人の作家たちの作品に潜む「悪」。
 「悪」があるからこそ小説は活きてくる。自分的にはそう思います。その「悪」を詳細に分析し論述しているバタイユ。ちょっと驚きでした。自分的印象は「かなりヤバい小説を書く人」だったので。
 徹頭徹尾、硬派で徹底した作家・作品研究論に圧倒されました。自分、読解力プリーズです。

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : バタイユ
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

半分挫折でした * by ゆき
私も図書館から借りて読んだのですが、全く理解できず・・・・・・挫折に近い状態になりました。
最初のエミリ・ブロンテから作品を読んだことがない私が読んだのが間違いだったかも。
『泥棒日記』は読みました。かなり面白かったですよん♪
それにしてもラインナップにあったカフカは「悪」なのでしょうか・・・・・・?

Re: ゆき様☆ * by 惺
こんばんは!
やっぱりそうですよね? コレわからないですよね?
よかった~自分だけじゃないんだ!
何が書いてるのかさっぱりわからず、どうしよう意味不明~><
ってなってたんですよ~。
ブロンテは好きな作家なのでなんとか読めたけど、
あとはもうお手上げ状態で…。
「泥棒日記」面白かったですか?自分も近々挑戦します!
カフカの悪はどうなの?ってカンジですよね。よくわかりません状態…です。

コメント







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