04≪ 2017/05 ≫06
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2013-04-17 (Wed)
ご訪問ありがとうございます☆



 ワカマツカオリ様のジャケ画に吸い寄せられて図書館で借りてみました。以下BOOKデータベースより内容。

半分以上実話?? 借金返済サスペンス!
いっときは売れっ子作家となり、一千万円近くの貯蓄があった小説家の僕。しかし、諸事情により単行本の刊行が先延ばしになり、収入が激減。浪費癖も手伝って気がついたら、三百万円以上の借金を抱えていた! このまま僕は破産してしまうのか?!
うろたえた僕は稀覯本を売って日銭を稼ぐものの、元カノで資産家の娘・靴乃コ(かのこ)に、お寿司を奢ってしまうような自堕落な生活を改められず、同じマンションに住む、なぜか巫女姿の要容子(かなめようこ。職業は「高利貸しで魔法使い」)には、「お金を返せる目処がつけられないのなら、死ぬべきですね」と言われる始末。
唯一の頼みの綱だったクレジットカードも使用限度額を超え、いよいよ家賃の支払いもできなくなった僕は、出版社の担当編集者たちに泣きつき、文芸誌で小説の連載をさせてもらうことになる。が、震災をテーマにした小説を引き受けたところ、まったく書けなくなってしまった。
家賃25万円。カード返済額毎月20万円以上。なのに、月収20万円+労働意欲、ほとんどなし。このご時世に、この自堕落っぷり!ほとんど実話(?)のドロ沼借金返済小説。


 前回「幼年期の終り」という名作を読んだ後なのでものすごいギャップに陥りまして…好きな作家さんなのですけどね、嶽本野ばら氏。
 今作は一体どうした? と首をかしげたくなるほどの内容。あのお耽美・軽快なギャグ・独特の世界観はすべて払拭されまくっていて…うーん、本当に借金返済のために書いた作品なのかな?と勘繰ってしまったほど。

 多分(ホント多分ですよ)ご自身をモデルにしてるんじゃないかなと。全部とは言わない、1/10くらいは。なので借金描写はかなりリアリティあったし、作家さんの収入・報酬状況もかなり詳細に書かれていたので、へぇーなるほどこうなってんのか!と珍しく感じたりもしました。

 が!
 内容的にははっきり言って残念の一言。
 まずメインキャラである作家「伯爵」がね、甘いよ~。人生ナメてる?ってくらい甘い!
 破産にまで追い込まれた財政状況なら、月25万もするマンションなどに住んでちゃダメじゃん! で、書けないから外で働こう!という心構えは良いのだけど、コンビニでしかも週3日という割と楽な勤務条件すら躊躇する(焼け石に水だからか)有様…。さすがに金持ちお嬢様の元カノ・靴乃コに金の無心はしなかったけど(当たり前か)。で、どん詰まりになった彼が取った最終手段がナント!今まで世話になった担当編集者に仕事を泣きつくというね。
 この編集者と伯爵の焼肉食しながらのシーンがね、もうタルくて仕方ない。内輪話を聞かされているようで正直ポカーン状態。妙な(失礼)萌え系女子編集者も登場してくるし、はっきり言ってカオス。

 で!
 なんだかんだ言ってラストはハッピーエンドなのだけどね。そのラストもえ?っていうオチ。一応前半部分に前振りというか伏線が張ってあったのだけど、何故にここで突然殺人事件(正確には未遂となるの?)が発生するの?とやはり置いてけぼりでして。
 自虐ネタなのかなあ…と思ったりもして。なんだかとても不思議な読後感でございました…複雑。

人気ブログランキングへにほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへblogram投票ボタン
いつも応援ありがとうございます☆
関連記事
* Category : 嶽本野ばら
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。