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個別記事の管理2013-04-29 (Mon)
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図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦図書館が街を創る。 「武雄市図書館」という挑戦
(2013/03/28)
楽園計画

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 出かけたついでに寄った書店で見つけた本。最近ちょっとした話題となっているあの図書館について、堅苦しくない切り口で書かれた本だったので興味津々で購入・読了。以下BOOKデータベースより内容。

本書は、常に改革を目指してきた市長の挑戦と、それを支える人々の想い、それを実現しようという情熱をドキュメンタリー形式で綴ったものである。

◆「武雄市図書館」にまつわるいくつかの偶然と必然
◆序章 “ハコモノ"に命を吹き込む方法論
  対論 樋渡啓祐(武雄市長)× 山崎亮(コミュニティデザイナー)
◆第1章「武雄市図書館」という名のひとつの冒険
◆第2章「武雄市図書館」を創り続ける人々の肖像
◆第3章 書物が宿す光によって故郷を照らす試み
◆第4章 図書館のレーゾンデートルを探る道程
◆終章 図書館と企画会社の交点


 単行本でもなく文庫でもない。変形サイズのぱっと見、一瞬写真集かと思うほどのちょっとお洒落なデザインもなかなか。
 あのTSUTAYAの企画会社であるCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が管理運営する佐賀県の武雄市図書館をめぐって、図書館業界参入とその運営方針&可能性について書かれた1冊。どちらかというとCCC寄りに書かれた本なのかなあ…という印象。
 自分も図書館に関わる人間としてちょっと気になってはいました。一体どんな図書館で運営方針はどうなってるの?と。

 今現在、公共図書館は民営化が進んでいて都内に限って言えばかなり民間企業が参入してるんですよね。地方ではまだ自治体運営のところが多いかと思うけれど(自分の住んでいる所もそうだ!)、だからこそ、この武雄市の決断にはビックリしました。昔からの受託会社にさえ委託を渋っている自治体が存在しているというのに、新規参入のCCCを管理会社として指定した武雄市。
 市長さんの対談が巻頭にあるのだけど、ふむふむ、なかなか斬新な発想をお持ちの方だと。
 どこか民間企業からスカウトされたのかな?と思いきや、実はバリバリ「官」なお方で。総務庁におられたというプロフィールを読んで驚いた!

 武雄市図書館のベースとなっているのが「代官山 蔦谷書店」。それを図書館仕様にアレンジして創り上げたのがこの図書館なのだとか。
 雑誌販売・カフェの併設(図書の持ち込み可)・図書カードにポイントの導入・開館時間延長・検索にはiPad使用・独自の分類法──等々、とても画期的&斬新なコンセプトの図書館だなあと。そのノウハウは総て「代官山 蔦谷書店」だというね。
 ただ弱点もあるようで。最近読んだ新聞記事(確か)では蔵書数&蔵書内容が少し残念とのことで。最初から総てが完璧であるのはとても難しいこと。これから試行錯誤しながら発展改良されてゆく図書館なのかなあと読んでみてふと思ったり。
 こうやって1冊の本として紹介されたり、賛否両論あるにせよ話題になったりするということは、やはり注目の実験的図書館なのだなあと。

 「武雄市図書館」についてだけではなく、その他、自分的にとっても面白く読めたのが第4章。
「情報を集め共有し提供する場」としての図書館の存在理由・意義と歴史。施設とともに今後図書館はどのように進化してゆくのか。その未来像をふと考えさせられた。
 将来の図書館の在り方。ターニングポイントとなりそうな武雄市図書館について知りたい方にはおススメの本かなと。コレを読んだら自分も一度行きたくなってきた!

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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : ★図書館
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by まいまい
東京の公共図書館って民営化が進んでいるんですか?知らなかった!
5時には図書館が閉館してしまう地方都市に住んでいるとよその国の話のようです。
カフェのある図書館って羨ましいような気もしますが、
しんと静まり返る図書館独特の雰囲気も
捨てがたいなと思ってしまいます。
古い人間なのかな(笑)

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
そうなんです。自分も図書館勤めするまでは知らなかったんですが。
自分の住む地方都市は民営化に対して地元民の反対が激しくて。それでもやっと去年初めて民間企業による管理運営が始まりました。今後もサービスや人件費等考えると、民間委託というシステムもやむなし、なのかなあ。

それにしてもここの図書館はかなり斬新ですよね。
成功すれば新しい図書館の形として全国的に普及する可能性もアリかなと。
なんだか時代の変わり目を感じるというか。流れには逆らえないのかなと、ちょっと淋しい気もします。

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