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個別記事の管理2013-06-18 (Tue)
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残月 (ハルキ文庫 た 19-10)残月 (ハルキ文庫 た 19-10)
(2013/06/15)
高田 郁

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 やっとですね。あやうく発売日購入を忘れてしまうところでした。6月15日発売ということで(一部では14日発売だったの?)開店と同時に書店に駆け込みました。ふぅー買えてよかった! 以下BOOKデータベースより内容。

吉原の大火、「つる家」の助っ人料理人・又次の死。辛く悲しかった時は過ぎ、澪と「つる家」の面々は新たな日々を迎えていた。そんなある日、吉原の大火の折、又次に命を助けられた摂津屋が「つる家」を訪れた。あさひ太夫と澪の関係、そして又次が今際の際に遺した言葉の真意を知りたいという。澪の幼馴染み、あさひ太夫こと野江のその後とは―――(第一話「残月」)。
その他、若旦那・佐平衛との再会は叶うのか? 料理屋「登龍楼」に呼び出された澪の新たなる試練とは・・・・・。雲外蒼天を胸に、料理に生きる澪と「つる家」の新たなる決意。希望溢れるシリーズ第八弾。


 前作では、又次さんのショッキングな結末に非常に驚いたのですが……こう来るか! というもう予想の斜め上をいく怒涛の展開に、作者サンの掌の上でゴロゴロ転がされっぱなしの自分。又次さんの死にはたいそう心が痛みましたが、より一層ストーリー的に面白くなったような気がします。あくまで個人的に。
 で、今作。やっぱり面白いですよ。涙腺弱すぎる自分はもうボロ泣き! 4作共季節に沿った内容と料理の見事なコラボで唸りました。

残月─かのひとの面影膳
 タイトルロールのこの話。新盆を背景に今は亡き人を偲ぶ姿と想いをテーマに。
 又次はもちろん、澪のかつての想い人小野寺数馬の母・里津、つる屋主人・種市の娘おつる等。大切なかけがえのない人々を偲び交錯する想いの中、澪は新作料理に悩み迷った挙句なんとかして創り上げる。乾物をベースにしたその料理は「噛みしめ」て食することが大切なのだとか。
 「亡き人の思い出を噛みしめながら食す」「面影膳」というこれまた絶妙なネーミングに脱帽。作者サン、すごいッ!

みくじは吉─麗し鼈甲珠
 この話も好きだなあ。
 端的に言うと澪とあさひ太夫こと野江とのストーリー。待ってました! この幸薄なふたりの幼馴染の行く末がこの話のキモだと信じて疑わない自分なのでこのエピソードにはかなり喜びました!
 又次の死と火災のショックで伏せがちのあさひ太夫を元気づけようと、澪に引き合わせる源斉。しかし、立場上馴れ馴れしく幼馴染状態に戻ることが許されず、一料理人と太夫としてしか語り合えない辛さ。しかし再会したことで互いに元気を与えあい明日への活力漲るというね。澪が野江を見請けする! という斬新な展開の今後が非常に気になって仕方が無いのだよ。

 とまあ、新作なのでネタバレ回避であまり書きませんが、今作のテーマは 食は人の天。コレに尽きます。「食は人々の命を繋ぐ大切なもの」と源斉が澪に語るシーンがとても印象的。
 で、今作はとある2人のキャラの人生に大きな岐路が待ち受けていて。それは図らずも澪の人生にも多大な影響を与えることとなって、次巻以降、澪はきっと攻めの姿勢で人生を突き進んでいくような気がします。今作でかなり逞しくなったように感じられたしね。
 いつもながら、作者サンの読者を楽しませよう!という想いがひしひしと感じられる素敵な作品だと。ストーリーは言うまでもなく、登場する料理に関してもですね。皆斬新で美味しそうです。

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