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個別記事の管理2013-07-01 (Mon)
ご訪問ありがとうございます☆

 このブログ丸3年を迎えまして。ここまで続いたのも閲覧してくださる方々のおかげだと感謝しております。こんなに続くとは夢にも思わず。今となっては読書が生活の一部となりまして(恐ろしいことです…)、PCと切っても切れない身体になってしまいました(哀しいことです…)。

 ということで、日頃訪問してくださる皆さまへの感謝(に全然なってなくてまるで趣味全開なのですが)と、アクセス200,000HIT記念ということで、特別企画管理人によるさらに雑食本の感想を曝してゆこーう!を開催したいと思います。
 ゆえに、かなり趣味嗜好に走った本がザクザク(そうでもないか)登場する予定ですので、け、つまんねー!という方は速効スル―推奨です。

 というわけで、第1日目はコレ。

雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫)雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫)
(2008/07/10)
一穂 ミチ

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 中学受験も高校受験も失敗し、父の母校に進学する約束を果たせなかった志緒。今は、来年編入試験を受けるため、じりじりする気持ちを抱えながら勉強漬けの毎日を過ごしている。五月雨の降るある日、志緒は早朝の図書室で、いつも飄々としている担任・桂の涙を見てしまった。あまりにも透明な涙は、志緒の心にさざなみを立て―。静かに降り積もるスノーホワイト・ロマンス。

 ◆一穂ミチ作 竹美家らら画
 BLです。ボーイズラブです。
 以前中村明日美子さんのコミックをとりあげたけど、小説は初。いゃあ面白かったですよ~。
 実はこの作品のジャケ画を担当された竹美家ららさんがマイブーム。ららさんの同人時代のエヴァ(ンゲリオン)作品を読む機会がありまして。いやあ、伝説と語り称されているのも納得の名作でした、個人的に。さらに同人から商業誌に移られたということで、何か作品を読んでみたい!となりまして、リンクさせていただいている Lilyの贅沢日記 の管理人リリー様にお尋ねしたところ、こちらの本をご紹介されました。

 2008年発行。発表当時はかなり評判だったとのこと。(リリーさん談)
 BL界自体自分は疎かったのですが、なるほど納得の面白さだなと。さらりと読めるけどなかなか深い内容で。教師×学生というそんなに濃厚(!)カップリングではなく、どちらかというと爽やか切ない系。
 その教師である桂(30代イケメン)が若かりし頃に犯した過ちをずっと引きずっていて、時折見せる孤独な翳に高校生・志緒が次第に惹かれていく─というね。桂のトラウマ具合も納得できるし、彼の過去を思う志緒の心情も理解できるなあと。

 なによりこのふたりの会話が簡潔でありながら洒落ててスムーズなのが自分的に斬新だった。無駄なく、それでいてふたりの心情描写を巧みに表現しているのが、うん、一般文芸作ではなかなか無い新鮮さだったなあ。
 タイトルの付け方もひとひねりあってなるほど!と。
 清冽な印象のこのタイトルは北原白秋の短歌から。悲恋を歌ったとされるこの歌が隠れたスパイスとなっている。志緒の幼馴染である、ワキキャラりかの存在感もしっかりしてて。さらにふたりの仲をかき乱しながらも、さらに固く結びつける唯一の悪役っぽい栫もいい味出してたなあと。
 いわゆる年の差カップルになるのだけど、若い志緒に捨てられるかも…という不安を抱えながらも彼の幸せを願う、切ない桂の心情描写もうまく出ていたしね。初BLレーベルはかなり楽しめました。最新作にも挑戦してみたいゾと。

 で、もうひとつおススメしていただいたのがコチラ。

上海 (幻冬舎ルチル文庫)上海 (幻冬舎ルチル文庫)
(2012/09/06)
かわい有美子

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 幼い頃、天涯孤独の身を拾われたエドワードは、英国貴族の子息・レイモンドへの秘めた想いを胸に、主人に忠実な執事、そして兄弟のような幼なじみとして彼に仕えていた。しかし、歴史の歯車が二人を激動の渦に否応なく巻き込んでゆく―。東洋の魔都と呼ばれた大戦前夜の上海を舞台に描かれる珠玉の恋、書き下ろし短編を加えて待望の文庫化。

 ◆かわい有美子作 竹美家らら画
 これは前作とはガラッと印象が変わって舞台は戦時中~戦後にかけての上海。
 異国情緒満点の、イギリスの若き貴族レイモンドとその彼に仕える中国人執事エドワードというカップリング。
 ワイルドなご主人様レイモンドと実直で控えめな執事エドワード。というシチュが萌え要素なのかなと。内容的には面白かったけれど、うん、※これは執事がメイドになっても良かったのかな…という印象で。なにもわざわざBLにしなくても成立する話かも…と思ってしまった。※しかし雰囲気は抜群。クライマックスの香港に日本軍が侵攻してよもやふたりが離ればなれになる─というエピソードにはハラハラドキドキ。このまま悲恋で終わるのか?とやきもきしながら読み進めたが、ラストがあまりにもあっさりとハッピーエンドだったので、ちょっと肩すかし。でもうう…再会できてよかったよー!と激しく感情移入してる自分におもわず照れ笑い。自分的には黒いアーモンドの瞳を持った執事エドワードがえらい気に入ってしまったのだ★

※ここの部分、やはり自分の読みこみのなさが露見してます!以下のリリーさんの見解を読んだらなるほど!と。

★執事さんだからいける話なんじゃないかと思うんです。これでエドワードが女だったらもっと早い段階で嫁に出されるか、もしくは逆に堂々と愛人として囲われるかのどちらかになっただろうし、エドワードがレイモンドを訪ねて海を渡る際も身体を売るとか誘拐されるとか、とにかく生臭いことになってそうです。★

 確かに!嫁に出される&愛人として囲われる…あり得る話だ、充分に。やはりBLであるからこそ純愛を貫きとおせるのですね。さすがです、リリーさん。もっと自分も精進せねば!

 両作品共、竹美家ららさんの美麗イラストがかなりストーリーを盛り上げていて。大切な要素なのだわと実感。
 で、その竹美家ららさんのオリジナルコミック。

ア・プレイス・イン・ザ・サン (ディアプラス・コミックス)ア・プレイス・イン・ザ・サン (ディアプラス・コミックス)
(2003/01/01)
竹美家 らら

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いとし、愛しと言うこころ (バーズコミックス ルチルコレクション)いとし、愛しと言うこころ (バーズコミックス ルチルコレクション)
(2001/12)
竹美家 らら

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 ↑ヒィー書影がでかくならんーーー!

 もうなんたってかわゆい絵柄と確かな技術。ストーリーはちょっと不思議系。ベースはBLなので男子キャラが魅力的なのはあたりまえ。オトナな男性も素敵だが、特に少年の可愛さは絶品かもね。

 ということで、自分的にはかなりお気に入りの竹美家ららさんの著作を堪能しました!
 リリー様、ご紹介いただきまして、本当にありがとうございました。
 リリー様のブログ、メインはBL作品なのですが、それ以外にもとても素敵な作品をご紹介されていて。文章の巧みさと面白さはまじたまらん!です。

 一日目、かなり濃くてスミマセンでしたー!
 でも好きなモノは好きなのよー。一般文芸も外国小説もBLも同人誌も自分にとっては等価値でして。
 さて、一週間続くのかなー? と我ながら心配してます。
 
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Theme : ボーイズラブ * Genre : 本・雑誌 * Category : ★BL
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

200,000HITおめでとうございます。 * by まいまい
200,000HIT記念がBL本なんてさすがです!
この題名で「あら北原白秋」と、思ったら
こう来たか(笑)

たしかにジャケ画、美麗ですね。
竹美家 ららさんもチェック、チェック。

いつも幅広い紹介をありがとうございます。
これからも頑張って下さい。
楽しみにしています。

Re: まいまい様☆ * by 惺
こんばんは!
まいまいさん!ありがとうございますー!嬉しいです!
BL本、今なにげに話題&人気ですよね。
ファンになってしまった竹美家ららさんがそのジャンルの方だったので、
もうこれは読まねば!と(笑)

タイトルを見ただけで、白秋ってわかるところがさすがのまいまいさん。
自分は全然知りませんでした…恥ずかしー。
内容も思っていたよりとても素敵で読ませてくれました。
機会があれば是非是非。

とても嬉しいお言葉ありがとうございます。
このブログのおかげでまいまいさんともお知り合いになれたので、
これからも自分のペースで楽しく続けていきたいと思います。
コメントとっても嬉しいです。

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