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個別記事の管理2010-05-25 (Tue)

ご訪問ありがとうございます☆

のぼうの城のぼうの城
(2007/11/28)
和田 竜

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 久しぶりに時代小説を購入しました。読了後じわじわと感動が押し寄せる~!
 忍城モノは山田風太郎の「風来忍法帖」で唯一知っていましたが、同じ題材を扱っていながら、そちらとはまた違う余韻と感動。以下ウィキよりあらすじ。

周囲を湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。領主・成田家一門の成田長親は、領民から「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼び親しまれる人物であった。
天下統一目前の豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城せんとしていた。豊臣側に抵抗するべく、北条氏政は関東各地の支城の城主に篭城に参加するよう通達。支城の一つであった忍城主の氏長は、北条に従うように見せかけ、裏で豊臣側への降伏を内通し、篭城作戦に参加していた。
「武州・忍城を討ち、武功を立てよ」秀吉にそう命じられ、石田三成は成田家が降伏しているとは露知らず、戦を仕掛けんとする。城はすぐに落ちるはずだった。開城か戦か、成田家に遣わされた軍使が問うと、総大将の長親は「戦」を選択。当主・氏長より降伏を知らされていた重臣たちは混乱するが、かくして忍城戦は幕を開ける。
総大将たる長親には、将に求められる智も仁も勇もない、正にその名の通り、でくのぼうのような男。主だった将兵は小田原へ赴いていた。三成率いる二万超の軍勢に、百姓らを徴発して二千強の成田氏。果たして勝機はあるのか。


 でくのぼう呼ばわりされるのんびりゆったりな城主と、ワキを固める個性豊かな臣下達の掛け合いがオモシロい。冒頭の各キャラ紹介部分は半分居眠りしながら読んでいたけど、長親が開戦を布告したあたりからシャキッと目が覚め、そのまま一気に読了。
 臣下や農民達が「仕方ねぇな~盛りたててやっか~」的なノリにさせてしまう、この長親のキャラに激しく感情移入。なんたって開戦の動機が、ほのかに想いを寄せる姫を、秀吉の側妾にさせないためっていうのも、カッコいいじゃないすか~! のぼうだなんて、いやいや立派なオトコだよ~!

 そして対する石田光成もあっぱれな敵役でした(水攻めフェチは怖いけど)。正々堂々と武士のプライドを賭けて闘い、敗北したならば潔くそれを認める。ある意味、総大将同士の男と男のガチンコ勝負を見た感じでとても気持ち良かった!
 クサイ言い方ですが、戦を通して芽生えた友情ってヤツですかね? 敵ながらあっぱれ! みたいな。

 さすが話題にもなり、映画化もされるという作品。納得です!
 山田作品が忍者を扱った動のエンタメとするなら、和田作品は静のエンタメといえるかなァ。
 さりげな~くラブロマンスも入ってたりして、作者サマのサービスにちょこっと喜んでしまいました~! 加えて坂東武士の底ヂカラも充分に見せてもらいました。
 


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Theme : 読んだ本。 * Genre : 本・雑誌 * Category : 和田竜
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

No title * by のびんこ
こんばんわ~

気になっているのにまだ読んでいないのですが、やっぱりおもしろそうですね!!
惺さんのレビューを読んで、やっぱり読もう!と思いました。

>さりげな~くラブロマンスも入ってたりして
そんな感じなんですか?!
なんか、意外。
楽しみです。

Re: いらっしゃいませ☆ * by 惺
> のびんこ様e-398

ラストあたり、ほんっのかすかな? 三角関係チックな場面アリです。
酒巻 靱負というイケメン系のキャラが出てくるのですが、彼が憎らしいほどイイヤツです。
もし、お読みになるのでしたら、是非チェックしてみてくださ~い!


先日はありがとうございました^^ * by 美夜。
こんにちは!
先日はこちらのブログに遊びに来て下さいまして、ありがとうございました。

「のぼうの城」と同じく忍城攻防戦を扱った作品に風野真知雄著「水の城 いまだ落城せず」という本があります。
のぼうよりは少し硬い雰囲気(といっても歴史物としては軽いと思いますが)で、私はそちらの方が好きだったりします。
機会がありましたらぜひ♪

美夜。

Re: いらっしゃいませ☆ * by 惺
>美夜様e-398

忍城舞台にした作品、他にもあるんですね~!
風野真知雄の名は知っていましたが、作品読んだことがありませんでした。
読んでみたいと思います☆

美夜サンは歴史モノ詳しそうですね。他にもおススメありましたら教えてください。
またお邪魔させていただきますね~!


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