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個別記事の管理2010-06-03 (Thu)

ご訪問ありがとうございます☆

感情教育 (講談社文庫)感情教育 (講談社文庫)
(2002/05/15)
中山 可穂

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 フローベールではありません。中山可穂です。フローベールの方も面白そうだったんですが、自宅には上巻しかなくて諦めました。以下文庫背表紙よりあらすじ。

前世から契りあった恋人はあなたですか? 今度こそ永遠に契りあうために、あなたはそこで待っていてくれたのですか? 那智と理緒。傷つくことにすら不器用な二人が出会ったとき、魂がふるえ、存在の根源をゆさぶる至高の恋が燃え上がる。

 ものすごく劇的なあらすじですが、内容はとっても淡々としています。
 まず第一章でヒロイン那智の生い立ちを。そして第二章では那智の運命の恋人である理緒の生い立ちを。そして第三章では二人が出会って恋に落ちて、修羅場があって別れて、そして再会するまでが描かれてます。

 中山可穂の初期作品のように、激しい暴走?感は全くありません。むしろ、ヒロイン2人の人間像が重厚な語り口でしっかりと描かれていて、かなり読み応えがアリ。
 おそらく理緒=作者サマ、那智=作者サマの当時の恋人がモデルになっていると推測できるので、人物像にかなりリアリティ感じるし、人間ドラマとしても充分通用する作品だと思う。
 とくに第三章で、二人で那智の行方知れずの母親を捜すエピソードなんか探偵小説顔負けで、後の「ケッヘル」にも繋がるものがあるなァと思ったし。那智が家庭を捨てて理緒と一緒になるために、離婚するしないの修羅場での二人の心理描写なんか壮絶で、ついつい食い入るように読んじゃうし。

 ただ、中山可穂好きな自分としては、ちょっとイマイチな作品なのです……。
 作者サンはやたらと運命の恋人っていうのにこだわってるけど、このカップルにそれほど(まったく)運命的なモノは感じないし、魅力も感じない。ちょっと自己陶酔入ってる~? 的な印象が拭えない
 作品としては、今までと少し傾向が違ってよく出来てるな~と思うけれど、はっきり言って作者の自己満足な小説じゃん? と思ってしまったのでした。
 まあ、あとがきにも「これは個人的な小説である」とことわってはいるけれど。

 う~ん、好きだからこそ厳しい目で読んでしまうのだろうか? 結構大絶賛ぽく書かれているんだけど、そうかなァ? の感が否めない~!
 とは言いつつ、毎度読んでしまう中山可穂。全作品読破まであともう少し! 頑張るゾ!


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Theme : ブックレビュー * Genre : 小説・文学 * Category : 中山可穂
* Comment : (6) * Trackback : (0) |

こんにちは! * by 伊織
ご無沙汰しております。
中山さん、ブロともさんの記事で珍しくも家族をテーマに書いてあるものがあるとレビューがありまして、今の積読本が片付いたら読みたいな~と思っています♪


自分的に中山さんの作品はコンディションがいいときを選んで読まないと、そのパワーに引き攣られてしまいそうなので、読むタイミングが重要な気がしてます^^;


Re: いらっしゃいませ☆ * by 惺
> 伊織様e-339

家族モノは多分「サグラダ・ファミリア」だと思います! ちょっと一風変わった家族モノなんですけどね~。

自分的に中山さんの作品はコンディションがいいときを選んで読まないと、そのパワーに引き攣られてしまいそうなので、読むタイミングが重要な気がしてます^^; ← コレわかります。読むのにえらくパワー使いますよね! 気力・体力充分の時じゃないと読んだ後何も出来なくなる自分ですe-263

コメントありがとうございますe-414 後ほどお邪魔させていただきますッ!

あれれ * by こはる
リニューアルしたんですね!

素敵v-353
おめでとうございますv-238

とっても見やすくて心も和みますね~~

バックが白ってやっぱり見やすいんですね。

って、また記事と関係ないコメントですみませんv-356

それにしても、凄い勢いで記事アップしてますね。
素晴らしいです~~!見習いたくても見習えない~~

Re: いらっしゃいまし~☆ * by 惺
> こはる様e-339

そうです、白はやっぱりいいです~。見やすいですよね。さらにこれで視力も回復するといいんですが。
スゴイ勢いで記事アップはできますが、内容のあるモノはまったく書けませんe-263
ほとんど自己満足ブログなので、こはるサンを含めて読んでくださる方々に、足を向けて寝られません! ← とうとう日本語もヘンです。

もっとかしこくなりたいので、近々にもこはるサンのトコロにもお邪魔させていただきますe-466
いつも楽しいコメントありがとうございます☆

こんばんわ * by のびんこ
中山可穂、大好きです。
感情教育は、再読してまたちょっと好きになりました。

中山可穂の小説は、惺さんが言うみたいに自己満足の世界が多いと私も思います。
でも、可穂さんなら許される!ような感じ。
大好き、ってことです。

でも、本当に元気なときに読まないと引きずられるというのはよく分かりますね~
調子悪いときに読むと、本当に生活できなくなりそうな・・・
「マラケシュ心中」を読んだときは、ほんとにしんどかったです。

Re: こんばんわ * by 惺
>のびんこ様e-339

中山可穂いいですよね! のびんこさんも愛読者と知って嬉しいです。

「でも、可穂さんなら許される!ような感じ。
大好き、ってことです。」 ← わかります! どんなにえ? って思う展開のある作品でも、やっぱり次の作品が読みたくなってしまうんです。
う~ん、語彙が無くてもどかしいのですが、結局中山可穂が大好きなんです~。

「白い薔薇の淵まで」を読んだ後はしばらく何も出来ませんでした。それくらい衝撃的あんど感動的な作品と作家サンとの出会いでしたッ☆
「マラケシュ心中」も自分的には評価は分かれますが、基本作者サンらしくて素晴らしい作品だと思ってます!

ちょっとマジメに語ってしまいましたが、好きな作家サンの事を語れて嬉しいです♪
コメントありがとうございましたe-466

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