09≪ 2017/10 ≫11
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2010-06-06 (Sun)

ご訪問ありがとうございます☆

NのためにNのために
(2010/01/27)
湊 かなえ

商品詳細を見る

 「告白」が期待に違わぬ面白さだったので、必然的にこちらもかなりな期待値大。読了後の感想は……やはり偉大なデビュー作には敵わない! でした。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

「N」と出会う時、悲劇は起こる―。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のために―。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。

 まずはじめに事件ありき。で、その後は複数の事件関係者視点での回想形式展開。
 登場人物が警察から事情を聞かれる第一章はあくまで表面的なモノ。続く第二章から各人それぞれの真の証言が始まってゆく。

 正直なところ、なんか……すっきりしなかった。まず、主人公って誰だったんだろう? 杉下希美? 西崎真人? 作品の軸になる人物がぼやけていてイマイチ分かりづらかった。
 それと、あまりにも唐突すぎな設定が多くて、えッそうだったの? という展開が何度かあって。例えば希美が突然余命半年とか……病気だった描写ってあったっけ?とあわてて前ページ確認したりとか。それと、安藤望も最初は女性かと思ってた。彼が終盤野口の自宅ドアにチェーンをかけるところなんか、あまりにも不自然でとってつけたカンジがして……う~ん、ちょっとご都合主義かなって思ってしまう。
 ただ、西崎の幼少時の虐待のトラウマは良く描かれていて、この人物だけ内面に深みがあったような気がする。

 登場人物皆「N」の頭文字を持つ。けれどそのことにそれほど深い意味を持たせる必要がどこにあったのか謎。
 それぞれがそれぞれの「N」のためについたウソと思惑が複雑に絡み合って起こった悲劇、という印象受けました。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

blogram投票ボタン
関連記事
Theme : 最近読んだ本 * Genre : 本・雑誌 * Category : 湊かなえ
* Comment : (2) * Trackback : (1) |

NoTitle * by 藍色
お互いがそれぞれに何かを犠牲にするのに、結局幸せになれない。切ないです。
トラックバックさせていただきました。

Re: 藍色 様☆ * by 惺
こんばんは~☆
「Nのために」……タイトルがとっても意味深ですよね。
TBありがとうございます!

コメント







管理者にだけ表示を許可する


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
「Nのために」湊かなえ
出会う時、悲劇は起こる―。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それ... …
2011/02/11 17:08  粋な提案
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。