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個別記事の管理2010-06-09 (Wed)

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神曲 地獄篇 (河出文庫 タ 2-1)神曲 地獄篇 (河出文庫 タ 2-1)
(2008/11/04)
ダンテ

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 「地獄篇」とか……ちょっとブキミなタイトルですが、怖くないですよ~。でもって、とっても有名な作品。
 ずっと昔に読了済みだったのですが、懐かしくなって再読了。やっぱ素晴らしいなァの一言に尽きました。以下ウィキよりあらすじ。

西暦(ユリウス暦)1300年の聖金曜日(復活祭前の金曜日)、人生の半ばにして暗い森に迷い込んだダンテは、地獄に入った。作者であり主人公でもあるダンテは、私淑する詩人ウェルギリウスに案内され、地獄の門をくぐって地獄の底にまで降り、死後の罰を受ける罪人たちの間を遍歴していく。

 要はダンテの地獄から煉獄を経由して天国までの長い旅行バナシといいますか。「地獄篇」・「煉獄篇」・「天国篇」の3部作。この「地獄篇」はその長い旅の発端、序章。
 旅の案内人は詩人ウェルギリウス。この頼りがいのある案内人に、「地獄」にビビるダンテはすっかり「おんぶにだっこ」状態。もちろん作中では真面目な描写で書かれているんだけど、そのビビリ具合がかなり可笑しくもアリ。ダンテの人間臭さに思わず親近感がグッと湧いてきます。

 地獄の構成もまた緻密。第一圏から第九圏まで様々な罪悪が振り分けられていて、ダンテとウェルギリウスはそこでの個性的な罪人達と会話を交わす。そのやりとりもなんだかユニークで、悲惨さはあまり感じない。
 そして、何といっても秀逸なのが、ギュスターヴ・ドレの挿画。ダンテの想像の世界を見事に具体的に描き表していて、この挿画を見ているだけでも飽きません。

 まるで本当に「地獄」から「天国」を旅してきたかのような豊かな想像力にひたすら感動。難解そうだな~と思っても読んでみるとそうでもないです。詩形式で1曲が短めだし、かなり詳しい内容紹介と訳註があるので助かります。読むのにおススメは河出文庫。岩波文庫版は旧訳なのでかなり難解かも。ま、お好みですけどね~。
 あんまりにも抽象的な「地獄」・「煉獄」・「天国」の概念を、ここまで詳細に具体的に創りあげたダンテの想像力に驚きっぱなしでした。


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