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個別記事の管理2010-07-05 (Mon)

ご訪問ありがとうございます☆

 先日、ヤボ用で実家に帰りました。用を済ませて元・自分部屋でゴロゴロ。ヒマをもてあませば必然的にかつて集めた懐かしコミックスへと手が伸びます。再読してあらためてスゴイと感じたのがこちら。以下ウィキよりあらすじ。

風と木の詩 (1) (中公文庫―コミック版)風と木の詩 (1) (中公文庫―コミック版)
(2002/07)
竹宮 惠子

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19 世紀末のフランス、アルルのラコンブラード学院の寄宿舎で繰り広げられる、思春期の多感な少年達を中心とする物語。愛欲、嫉妬、友情など、さまざまな人々の想いが交錯するなか、運命に翻弄される2人の主人公、華麗なジルベールと誠実なセルジュの切ない愛が描かれる。
「少年愛」のテーマを本格的に扱った漫画作品であり、少年同士の性交渉、レイプ、父と息子の近親相姦といった過激な描写は当時センセーショナルな衝撃を読者に与えたが、(中略)知識人たちからは高い評価を得ている。


 夢中で読んでいた若かりし頃の想い出が甦る甦る~。と言っても、当時あんまりこの内容を理解できなかった。どちらかというとキワモノ的な興味を持って最後まで読んでいただけだったのですが。友人と貸し借りしてて、学校に持っていって担任にバレて没収された日にゃ~もう冷や汗モノでした。内容が内容だけに。
 が、あれから数年を経てオトナになった今、改めて読み返してみると、やっぱ竹宮恵子は凄いなと。当時このテーマを扱おうとした竹宮恵子のアイデアと、それにGOとした出版社もかなりな先見の明があったのだと、今だからこそ思えます。
 自分所有の古いブツは全17巻。全部自宅に持って帰れるワケないので、最初と最後1巻と17巻を持ちかえりました。
 1巻なんかかな~り強烈なシーンから始まってます(今じゃどうってことないのかも)。

 前半はセルジュとジルベールが寄宿舎を抜け出すまで。後半は2人の両親を含めた生い立ち篇。この後半、いわゆるそれぞれの両親譚なんですが、もう読みごたえありすぎ。まるで大河ドラマのよう! 
 このエピソードがあるゆえに、セルジュとジルベール、2人が惹かれあう所以がすんなりと納得できる。

 実直で聡明なセルジュと小悪魔的なジルベールの2人がいかにして理解し合い、愛し合うか? が根幹テーマだと勝手に解釈しているんですが。
 終盤の2人。かなりシビアです。作者サンは甘いラストを用意していませんでした。それがまたこの作品に深みを持たせているのかと。
 ジルベールを失って自失茫然状態のセルジュを奮い立たせたのは、亡き父親の残した日記とピアノ。ジルベールと共に彼の青春は消えてしまったけれど、ひとつ大人へと成長を遂げたセルジュはとても精悍に見えましたね~。

 1巻冒頭の詩と最終巻ラストの詩が同一なんですよね。ここにも作者サンの構成の緻密さが窺い知れます。
 単なるキワモノコミックではなく、一つのカテゴリーを創ったパイオニア的なドラマとして、オトナでも充分堪能できる作品だと今更ながら思います。

ファラオの墓 1 (Gファンタジーコミックススーパー)ファラオの墓 1 (Gファンタジーコミックススーパー)
(2007/07/06)
竹宮 惠子

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 ス、スゴイ……スクウェア・エニックスから出版されてるんだ。以下あらすじ。

古代エジプト。エステーリア国はウルジナ国に攻め滅ぼされ、王子サリオキスはウルジナの奴隷となった。奴隷の中に多数存在する反乱分子により、サリオキスは指導者「砂漠の鷹」として対ウルジナ勢力を率いる存在とされた。
一方ウルジナにおいて暴虐の王として恐れられるスネフェルは、実はサリオキスの妹姫である少女ナイルキアによって閉じた心を癒され、次第に民の心を知る名君として生まれ変わろうとしてゆくが、その矢先ナイルキアは非情な運命に見舞われる。多くの人々の栄枯盛衰の中、サリオキスとスネフェルは神が仕組んだ遊戯の如く、決戦のステージへと歩んでゆくのである。


 ものすごく読みやすい。エジプトを舞台にした亡国の王子の復讐譚ですかね。敵役のスネフェルの人物造形がなかなかいいです。完全にヒーロー食ってしまっている感が。登場する多彩なキャラクターの魅力は言うに及ばす。竹宮恵子らしく少年キャラも活き活きしてて良いですが、少女キャラもナイス! 個人的には理知的なアンケスエンが好きでした。

地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)
(2007/04/06)
竹宮 惠子

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 最近再映画化されたんですね。知りませんでした。でも、自分的にはイマイチです……かつてのSFブームに乗っかった作品というイメージが。← ファンの方ごめんなさい!
 でも評価は高いらしいです。
 同じSFなら、「私を月まで連れてって!」の方が好みかな。

 少女マンガ界に多大な功績を残した竹宮恵子センセイ、今は大学の教授サンなんですね。ビックリしました~!


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Theme : 漫画の感想 * Genre : アニメ・コミック * Category : ★コミック
* Comment : (6) * Trackback : (0) |

* by キヨハラ
う~ん、全部じゃないけど読んだはずなのにやっぱり全く覚えてません。読みたくなりますなあ。私もひたすらキワモノ目当てに読んでおりましたよ。v-402

Re: タイトルなし * by 惺
>キヨハラ様e-339

今じゃBL隆盛なんで、正統派?のコレは流行らないかもですね~。
しか~し、久しぶりに読んでちょっと感動。やっぱ竹宮恵子って巨匠だワ、と思ってしまったのでした☆
コメントありがとうございました!

竹宮惠子! * by まいまい
読みましたっけねえ。ちょうど一番マンガを読んでいた頃です。
でも、「風と木の歌」は、読んでいてだんだん苦しくなって途中でやめちゃった覚えがあります。
萩尾さんの「残酷な神が支配する」も根性なく途中で読むのをやめちゃったワタクシ・・。
それだけ完成度が高い、ということでしょうか。

竹宮惠子は「エデン2185」が、ワタクシの中のベスト1。
何度読んでも泣きます。人間の愚かさとかすばらしさとかを考えさせられます。

またまた、長々スミマセンでした。

Re: 竹宮惠子! * by 惺
> まいまい様e-339

確かに~自分は半分惰性と根性で読んでました。コドモの頃はなかなか理解し辛かったけど、今読み返してみると感慨深いモノが。

> 竹宮惠子は「エデン2185」が、ワタクシの中のベスト1。
> 何度読んでも泣きます。人間の愚かさとかすばらしさとかを考えさせられます。 ← 最近の作品ですか?う~ん興味湧くなァ。泣けるハナシ好きなので。
まいまいサン、コミックも書籍もすごく詳しいので、是非単独ブログやってくださいよ~。← 勝手なコト言ってます…スミマセンe-263 

> またまた、長々スミマセンでした。 ← イエイエ、大歓迎です☆
あ、「船に乗れ!」近々読むつもりです!
コメントありがとうございましたe-466

連コメ失礼します。 * by まいまい
嬉しいお言葉ありがとうございます。
でも、自分でブックレビューやる自信はありません。
惺様のようなブログ運営は、本当に尊敬です。
おかげで楽しませていただいています。

「エデン~」は「私を月まで連れてって!」の中にちらっと登場するらしい
シド・ヨーハンのお話なのですが・・。
かなり昔の作品です。
ワタクシ、「私を月まで~」は読んでないので聞きかじりです。

「船に乗れ!」のレビューお待ちしてま~す。(^^)/

Re: 連コメ大歓迎です☆ * by 惺
>まいまい様e-339

> 「エデン~」は「私を月まで連れてって!」の中にちらっと登場するらしい
> シド・ヨーハンのお話なのですが・・。
> かなり昔の作品です。← え~!? 「私を月まで連れてって!」の中にあったんですか? ダメですね、すっかり忘れてますe-263 確認しなきゃ☆

でもホント、お詳しいですよね~。まいまいサンからはもっといろいろな話が聞けそう!
情報などあったら是非教えてくださいね! 自分はかなり疎いので……。
「船に乗れ!」頑張って読んでみます。楽しみで~す☆

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