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個別記事の管理2010-07-08 (Thu)

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船に乗れ!〈1〉合奏と協奏船に乗れ!〈1〉合奏と協奏
(2008/10/01)
藤谷 治

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 いつもいろいろと楽しい情報を提供してくださっているまいまい様から教えていただいた本です。青春モノと知って面白ソ~と思って読んでみました。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。不本意ながらも新生学園大学附属高校音楽科に進むが、そこで、フルート専攻の伊藤慧と友情を育み、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。夏休みのオーケストラ合宿、市民オケのエキストラとしての初舞台、南とピアノの北島先生とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、一年は慌しく過ぎていく。書き下ろし、純度100パーセント超の青春音楽小説。

 音楽小説というジャンルが意外と多いのにビックリ。今まで読んできた中にもいくつかありましたが、皆それぞれ面白いのが共通点。スポ根モノとはまた違ったハングリー精神や友情・師弟愛・技術面の蘊蓄等が描かれていて飽きさせないのが魅力のひとつでもあるのかなと。
 全3作中の第1作目である今作。サブタイトル「合奏と協奏」もそれらの系統を踏んでいて興味深いし、否応なく次作を読みたくなる衝動にかられます。

 冒頭、主人公津島サトルの一人称、回想録といった形で作品は始まるのですが、初っ端からノスタルジーを感じさせる内容に、ググッと引き込まれてしまう。
 そして音楽小説らしく、それぞれの章の区切りは第1楽章・第2楽章~と結構凝ってます。
 まだ第1シリーズなので、サトルの青春時代から。おそらく最も充実して幸せな時期だったんだろうと推測できる時代の描写が中心となってます。

 このチェロを弾くサトルは音楽一家に生まれながらもずば抜けた天才肌というわけではなく、そこそこのレベルの持ち主。音大付属の高校を受験しても技術的にはOKでも、学力の無さゆえに失敗してしまうという、ちょっとヌけた少年。
 結局は祖父が学長をしている高校へと進学するわけだけど、その設定も愉快。高校だけでもほぼ女子校状態。同学年の男子生徒はたったの6人しかいないという……。ここがなんともユニークな設定でクスッとしましたが。コメディ路線入るのかな? と思っていつつ、実際はそうでもなく。この設定が巧く活きているとは1巻読んだだけでは何とも……。

 恋に友情・夏合宿に学園祭。有名な指揮者を招いてのオーケストラ発表会に初恋の女子と美人教師とのトリオ結成等々、まさに青春そのものの内容盛りだくさん。ただ回想の隙間から覗く、おそらく成長してからの、現在のサトルの少し感傷的な心情が気になるところ。
 まだまだ青春真っ只中!的な展開ですが、2巻以降はそうでもなさそうな、ちょっと悲劇入っているような予感。

 本屋大賞にノミネートされているとのこと。続巻にものすごく期待しますね。それに「船に乗れ!」というおよそ内容と結びつかないタイトルの意味も知りたいですし。
 まいまいサン、ご紹介くださってありがとうございました。2巻も続きます(多分、いつか)。


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関連記事
Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 藤谷治
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

さっそくのレビューありがとうございます。 * by まいまい
名前まで紹介していただいて照れちゃいます。 (^^)
3巻読み終えました。
音楽の素養のない自分が悲しい。
音楽好きだったら、さらにさらに楽しめたのに。

なんかヘルマン・ヘッセが読みたくなっちゃいました。

Re: さっそくのレビューありがとうございます。 * by 惺
> まいまい様e-339

え~もう3巻読んだんですか? 早~い!!
なんか、サトルが転落人生を送りそうな予感がひしひしと……。
なかなか面白いです☆ 続きが読みたい~。
一つの目標に向かって皆でガンバルゾ~!! 的な展開を予想していたんだけれど、まったく違いましたね。
サトルの今後に目が離せない。
ホント、ご紹介くださりありがとうございました! 感謝☆です。

本屋大賞7位! * by 伊織
こんにちは!
ご無沙汰しております。
これ一時私の周りのブロガーさんの間でも話題になってました。

本屋大賞受賞にあたっても色々憶測が飛んでおりました。
って私自身は未読です。音楽系のお話はとっつきにくいという先入観があってなかなか読むまでに時間がかかるんです~(泣)

もし、青春モノがお好きでしたら越谷オサムさんの「金曜のバカ」「空色メモリ」、水森サトリさんの「でかい月だな」なんかも良かったですよぉ~♪
あと青春ミステリーもなかなか侮れません^^



機会があれば読んでみてください~★

Re: 本屋大賞7位! * by 惺
>伊織様~e-266

本屋大賞7位なんだ。
ブログにもあるように、自分もまいまいサンというブロガーさんから教えて頂いたんです。
バリバリ青春モノかと思いきや、そうでもないらしい含みもあってなかなか面白そうな内容です。
音楽をテーマにした作品て意外と多くてオドロキ☆

自分は雑食なんで面白そうだな~と思ったモノはとりあえず読むか~なスタンスなんです。
いろいろご紹介ありがとうございます。最近時代モノとかSFとか多かったんで、たまに青春モノ読むとほっとしますね☆
コメントありがとうございました!

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