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個別記事の管理2010-08-28 (Sat)

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猫物語 (黒) (講談社BOX)猫物語 (黒) (講談社BOX)
(2010/07/29)
西尾 維新

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 西尾維新……前に読んだ「刀語」が面白かったので、そんなに印象は悪くない。
 で、この「猫物語 黒」も現時点でのAmazonランキング26位。一時期よりは下がってますが、人気の作品ということで読んでみました。以下Amazonより内容説明。

西尾維新が放つ青春怪異譚、待望の最新刊!
アニメ『化物語』絶賛御礼!ついに語られる、ゴールデンウィークの真実。
完全無欠の委員長・羽川翼が魅せられた怪異とは?
……知らぬまに、落ちているのが初恋だ。

 「化物語」を読んでいないとかなりツライらしいということが判明。なにしろその作品の前日譚なのだそうだ。
 どうりで~と思いました。まあ、単独で読んでも読めなくはないですが、西尾作品がまったく初めて~という方は絶対にやめたほうがいいかも。ワケ判らないと思います。
 前半部分はもう、バッサリ斬り捨てても良い部分。一応ヒーロー(部分的アブナイ感じ!)の阿良々木暦(♂)とその妹とのしょ~もない絡み。読んでて何度か睡魔に襲われて意識飛んじゃったし。

 ちょっと悪フザケ? 悪ノリ感否めず。でもファンの方にはたまらないエピソードなのかもね。
 ただこの作者サン、悪ノリだけではないところがやっぱスゴイな~と思うトコロ。中盤から終盤にかけてが俄然読ませてくれる。
 このちょっとヘンな阿良々木暦クンは実は吸血鬼らしくて、その彼が密かに想いを寄せている命の恩人・羽川翼(♀)が猫に取り憑かれてしまうところからが真骨頂!

 この羽川翼というキャラがとてもステロタイプだなあ、と。いかにも男性作家サンが描きそうな……というキャラクター(あくまでも個人的感想)。もう少し女性キャラの個性に多様性を……と、ついつい思ってしまう。
 家庭環境に恵まれず、極度・強度のストレスに苛まれている彼女のココロに取り憑く邪悪な猫……その猫というのも実は彼女の昏く・歪んだ深層心理・二重人格のメタファーであったりするという……。

 単なるエンタメ・ラノベ的なノリではなく、「虐待・育児放棄・家族のあり方」というちょっとした社会的なテーマが根底にあるのがこの作品の特徴とみました。受難ヒロイン羽川翼を取り巻く環境を、ご都合主義的なハッピーエンドとしなかったところが好感持てた。あと、さりげなく出てくる言葉遊びも巧い。

 人気作。期待していたよりはう~ん、な印象だったけど、そこそこ面白かったという感想ですね。自分的には「刀語」の方が好みかな。



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