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個別記事の管理2010-09-06 (Mon)

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阪急電車 (幻冬舎文庫)阪急電車 (幻冬舎文庫)
(2010/08/05)
有川 浩

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 初・有川浩。「図書館戦争」を以前からずっと読みたかったんですが、読む機会が無いまま「もういいや~」状態となってしまい、結局こちらの作品に落ち着きました。
 以下文庫裏表紙よりあらすじ。

隣に座った女性は、よく行く図書館でみかけるあの人だった……。
片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。
恋の始まり、別れの兆し、途中下車──人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。
ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。


 ほっこり胸キュン……確かに。キュンキュンしました。正直グスンときたハナシもありましたし。
 長篇小説……になるんですね。連作短篇集ではないんだ。それぞれの短編がリンクしている手法にさすがの巧さ。ひねってる~!

 このハナシは関西が舞台で阪急電車・(ローカル線らしい?)今津線だからいいんですね。冒頭にあるように、レトロでオシャレな内装のこの電車だからこそ。
 関東都心で山の手線や中央・総武線、私鉄といえども風情の無い(失礼~!)西武線あたりだったら何のストーリーにもならないな~とくだらないことを思ってしまいました。
 時折出てくる関西弁がとってもイイ味出してるし。キャラクターの個性にもなってて、こういうところも作者サンの巧さかな。

 電車内の人間ウォッチングもなるほどな~と。いろんな種類のカップル(突然ケンカし始めるのとか、ほほえましいのとか)やよくしゃべる女子高生に図々しいオバサンなんかは絶対いそうだし、車内でのちょっとしたトラブルなんかもいかにもありがち。ウンウン、こんなことあるある! と頷きながら読んでました。

 登場するキャラクターもメインからサブ、チョイ役まで、年齢から性別からシチュエーションまですべてが多彩! それぞれが皆いい味出してます。
 自分的にとってもいいな~と思ったエピソードが、「宝塚方面行き─西宮北口駅」のミサの中学生時代。
 いつも先に乗車しているミサが、満員の車内で友達のために鞄で席を確保しているというマナー違反を見知らぬオジサンにきつく注意されるというもの。
 上手に小説に取り入れて警告するあたり、ああ、この作者サン巧いな~と。マナー向上のために阪急電鉄といわず、全鉄道会社はこの小説を乗客に無料で配布すべきなんじゃないでしょうかね。な~んて冗談ですが。

 電車を舞台にして、人生の一時を巧く切り取って読ませてくれた作者の手腕に脱帽でした。ホント電車内で読むのにもってこいの内容と量。どの1篇も上質!
 最近濃ゆいモノばかり読んでいたので何だか新鮮でした。自分にとって納得の面白さでした☆


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 有川浩
* Comment : (8) * Trackback : (0) |

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Re: もう文庫本になっていたのですか * by 惺
>v-83コメ様v-353
大阪弁ツボです!!
人によって好みありますけど、面白かったですよ~!
嬉し恥ずかし秘密のコメ、いつもありがとうございます☆

NoTitle * by Mr.サンデー
小説に関西弁って…
関西圏外の方の感想が気になってました。
立地が大阪とはまた違い、オシャレ感のある土地なのがいいのでしょうか、言葉もやらかい感じで◎でした^^

女子高生の会話も笑いを心得てる。
タメ・間・ツッコミ
三拍子そろってましたね(笑)

また、電車内での出会いも良い感じでしたよね
いいなあ.って率直な感想。

Re: NoTitle * by 惺
>Mr.サンデー様e-420
初めて有川作品読んだせいか新鮮でした~!
ほほえましいカップルやら、いるいるこんなオバチャン! とか、もう笑いあり涙ありで読みました~☆
噂に違わぬ面白さでした。

「また、電車内での出会いも良い感じでしたよね
いいなあ.って率直な感想」 ← ホント~!! いいよね~☆
女子高生のエピソード読んでは、ああ~あの頃に戻りたいッ(ム・リ)と切実に思いました~。
コメントありがとうございましたe-466

NoTitle * by まいまい
有川浩さん、好き嫌いが分かれるみたいで、(わかる気もするけど)惺さんの好意的なレビューを見て無性に嬉しいワタクシです。有川さんってお話書くのが大好きって感じですよね。「図書館戦争」も、びっくり仰天な設定ですが、とってもおもしろいです。ベタ甘炸裂ですが、それも楽しい。若き日の新井素子さんを思い出すな、と思っていたらファンだったんだそうです。新井さんにもがんばってほしいなあ・・って脱線してすみませんでした。

Re: NoTitle * by 惺
> まいまい様e-398
いろんな方のブログ拝見させていただくと、やはり賛否両面ですね。有川浩。
自分の場合は初めてだったからそんなに抵抗なく読めたのかも。

新井素子~!! 懐かしすぎますねッ!
「グリーン・レクイエム」とか「あたしの中の…」とか、ものすごい人気でしたよね~☆
あの一人称語りが当時とっても新鮮だった気がする。
そ~なんだ。ファンだったんだ~。でも、有川作品読んだだけで新井素子を連想するなんて、まいまいサン、かなりですよッ!

「図書館戦争」どうしようか迷ってます……。まいまいサンは読破されたんですか?
いつもコメントありがとうございます☆

連コメ失礼します。 * by まいまい
「図書館」とつくとつい読んでしまうワタクシ。
有川さんの作品はキャラがたっていて、良くも悪くもコミック的なんですよね。
それが好きな人は、「図書館戦争」シリーズは楽しめると思います。
それぞれのキャラが魅力的です。
後は自衛隊にアレルギーがない方がいいけど、読み始めれば関係ないと思います。
こう言っちゃなんですが、長くてもすぐ読めます。
「塩の街」なんかはまだ抑え気味ですが、「図書館戦争」シリーズは書きたいこと書いてる感じで、
勢いがありますよ。どんな設定でもベタ甘全開です。

長々失礼しました。

Re: 連コメ失礼します。 * by 惺
> まいまい様v-353
なるほど、それなりに楽しめるということですね。
ベタ甘に自衛隊……ものすごい組み合わせにも興味!
近々挑戦してみようかな~☆
ありがとうございましたe-466

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