09≪ 2017/10 ≫11
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2010-10-19 (Tue)

ご訪問ありがとうございます☆

若きウェルテルの悩み (岩波文庫)若きウェルテルの悩み (岩波文庫)
(1978/12)
ゲーテ

商品詳細を見る

 怒涛の勢いで読み終えた、というのが素直な感想。もっと哲学的でコ難しい内容かと思いきや、まるで違ってました。読みやすい内容とちょっと劇的?な構成。
 さすが名作。面白かったです。以下文庫表紙よりあらすじ。

親友のいいなずけロッテに対するウェルテルのひたむきな愛とその破局を描いたこの書簡体小説には、ゲーテが味わった若き日の情感と陶酔、不安と絶望が類まれな抒情り言葉をもって吐露されている。
晩年、詩人は「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」と語った。


 若くて痛い。そしてなんて純なヤツなんだ、ウェルテル!! 
 人妻ロッテに対するその情熱と一途さに胸が熱くなる。自分は女なのでイマイチ理解できないけれど、(特に若い)男子はこのような心理に陥ることがあるのだろうか? もしそうだとするなら、やっぱりウェルテルに激しく共感するのだろう。

 書簡体という構成もなかなか凝っている上に、ウェルテルの一人称語りがとっても効果的。彼の心理がこの上なく巧く表現されていると思うし。
 そして何より、朗々と謳いあげるような情景・自然描写が素晴らしいな、と。時にくどく感じ、自分の世界入ってる?的な部分もあったけれど、詩的で美しい描写にはしばし感動。俗世間(いわゆる社会)を嫌い、自然と子供を愛するウェルテルという人物を際立たせるのに効果的だと思った。

 全編を通してウェルテルの心情告白なのだけれど、人妻を愛してしまった苦悩に自分を責め続け、破滅へとまっしぐらに突き進む。そんな彼の純粋な魂が哀れでもあり悲壮でもあり。全身全霊を込めたロッテへの愛情が報われることなく悲劇で幕を閉じてしまうけれど、不思議と清々しい読後感だった。
 何故なのかな? 自分でもよくわからない。けれどもしかしたら、ウェルテルが発する青春の煌めきの最期の光芒を、行間から感じたからかもしれない。

 純粋で一途で、アツイ男、ウェルテル。自分的にポイント高かったです。そして言うまでも無く、名作。堪能しました!!


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
blogram投票ボタン
関連記事
Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : ゲーテ
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

ゲーテ!?! * by 読書系女子
>もっと哲学的でコ難しい内容かと
思っていました・・・

読みやすくて、劇的で、おもしろい!?!

そうだったのですね~~岩波文庫というだけで難しそうな気がしちゃうんですが^^;;;

Re: ゲーテ!?! * by 惺
> 読書系女子様v-353
意外でしょ?
分量的に薄いのがありがたかった☆
予期せぬオモシロさ。おヒマな時にでもどぞッ!
コメントありがとうございました☆

コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。