07≪ 2017/08 ≫09
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2010-10-31 (Sun)

ご訪問ありがとうございます☆

銀の船と青い海銀の船と青い海
(2010/10/26)
萩尾 望都

商品詳細を見る

 萩尾望都の新刊。10月27日に発売になったそうだ。何気なく見たbk1の新刊情報で即買い。以下内容説明。

「月夜のバイオリン」「びいどろの恋」「花のお茶会」など、萩尾望都による美しい童話と貴重なカラーイラスト計28作品を収録。少女期の多感な感性から紡ぎだされた作品群が今ここに甦る。

 マンガではないんですよね。カラーイラストと、なんと童話!! 萩尾望都の童話ですよ!! 
 1970年代中心の初期作品を集めた、ファンにとって豪華・贅沢・垂涎の1冊。
 イラストはもちろん作者サンの真骨頂なんですが、何と言っても童話が素晴らしい。

オルゴール          作者とおぼしき少女の、オルゴールに対する熱い想い。
ハピーオニオンスープ    クリスマスに少女がオニオンスープを少年に届けるまでの心温まる出来事。
月夜のバイオリン       バイオリンにと共に甦る、青年の戦争中の想い出。モデルは作者の父母らしい。
賞子の作文          事故で亡くなったクラスメイトを偲ぶ切ない想い。
銀の船と青い海        トランプが見せた少年と少女の不思議な冒険。
花のお茶会          不思議なお茶会に紛れ込んだ少女の束の間の体験。
北の庭             病弱な少女とそのいとこの心の交流。
人形の館           無人の人形の店で起こる少女の恐怖?の体験。少しホラー色強め。           
地球よいとこ一度はおいで 宇宙人?と少女の愉快な交流。
アフリカの草原        SFです。汚染された地上から消えた動物を偲ぶ少年と教師。
イギリスからの手紙      イギリスに留学中?の少女の不思議な体験を書簡形式で。
銀河              星を修理する男と少女のファンタジー。

 あ~、要約がマズくてスミマセン。作品はもっとずっと面白いです。
 自分的に特に気に行ったのが、「月夜のバイオリン」と「北の庭」。ちょっと異色の「人形の館」。
 さすがマンガ家サンとあって、ストーリーづくりが巧いな~と。メルヘンチック・ホラー・純日本風・SFとジャンルも様々。しかもどれも面白い!

 カラーイラストの方もまったく時代を感じさせない色使いとセンス。「水色のエプロンの女の子」はほのぼのと、「食肉花」はちょっと毒がある。どれもバラエティに富んだ作品ばかり。
 萩尾望都の才能の豊かさに驚きつつ、マンガとはまた一味違った魅力を堪能させていただきました。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
blogram投票ボタン
関連記事
Theme : 児童文学・童話・絵本 * Genre : 小説・文学 * Category : 萩尾望都
* Comment : (0) * Trackback : (2) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する


FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
「銀の船青い海」(萩尾望都)は最後の文章...
オチがすごい短編小説がある。例えば、ロアルド・ダールの「あなたに似た人」に収録されている小説は、ほとんどオチのすごさで読ませる。この萩尾望都の童話集「銀の船青い海」も、... …
2011/01/07 15:13  映画と出会う・世界が変わる
「銀の船と青い海」■「食肉花」に見る萩尾...
絵本のパートで印象に残るのは「食肉花」。美を創る者の罪深さを描いたという意味ではこれは萩尾望都の創作者としての彼女自身の内面なのかと思った。グロテスクな物語なのであるが... …
2011/01/16 00:48  映画と出会う・世界が変わる
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。