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個別記事の管理2010-12-29 (Wed)

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しをんのしおり (新潮文庫)しをんのしおり (新潮文庫)
(2005/10)
三浦 しをん

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 人生激場に続いて2作目。なんだか病みつきになる三浦しをんのエッセイ。何だか禁断の扉をこじ開けるような気持ちでページをめくりました。以下文庫裏表紙よりあらすじ。

「漫画の王国」に生まれた小説家の乙女な日常生活。バンドを追っかけ上方へ、愉快な仲間と朝まで語り、わきあがる妄想の楽園に遊ぶ……色恋だけじゃ、ものたりない!
なぜだかおかしな日常はドラマチックに展開──日本の政局も、人気のTVドラマも、考え始めたらいつのまにかヒートアップ!
「読んで楽しく希望が持てる」、笑いだしたら止まらない、抱腹絶倒ミラクルエッセイ。

一章  そぞろ歩くは春の宵
二章  水を求めて夏の旅
三章  幻に遊ぶ秋の空
四章  さみしく轟く冬の風  の悶絶する28編収録。

 なんだかこのエッセイにレビューするのって無意味なような気がする。
 もう読んだそのまま笑って楽しめればいいんじゃん?的な気分になってしまった。それほどバカバカしくも、ある意味素晴らしい三浦しをん嬢の定評あるエッセイ。
 もう怒涛の勢いで自分に迫ってきました。スゴイです。

 漫画にほんのりBLにV系バンドに、果ては宝塚まで……V系バンドと宝塚は自分的に興味がある分野だったので(あ、漫画もだ)自然と読むのに力が入ったし~。
 作者サンて、基本アクティブ派ではないらしい。なので必然的に日常生活も平平凡凡のようなんですが、その平穏な日常を怒涛の笑いの世界へと変換させるあの筆力にはもう、あ然呆然とするしかありませんでした……特にスゴイのが、四章「暴れ唐獅子の咆哮を聞け」!
 しをん嬢が大ファンであるところの高倉健氏の、しをん嬢による妄想日常が、流れるようにさも事実のように描写されていく展開に、もうビックリ。それがまた、面白いのなんの! 妄想だけで軽く200枚を書けると豪語されるものスゴさ。恐れ入りました。

 同じく四章の「次元五右衛門チェックシート発動」……何のことだかわかります?
 男子の好みを2次元キャラに置き換えて比較するという……なんともオタクな方法。これを利用することによって、自分と友人の男子の好みが被るか被らないかがわかるという……わっかんないよ~という方はぜひこの本読むコトおススメします。
 ちなみに自分は五右衛門タイプが好みらしい。←あ、次元五右衛門とは、もちろんルパン三世のキャラのコトです。

 三浦しをん……本当に作家サンだよね? 「風が強く吹いている」を書いた方だよね?
 とつい確認してしまいたくなるほど、その作風のあまりなギャップに驚きながら、今作も充分楽しませていただきました~!
 どうも小説よりもエッセイの方に手が伸びてしまう自分て……たまにはしをん嬢の別な真面目な作品も読まねば!と思いつつ、やっぱム・リだな~。


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Theme : エッセイ/随筆 * Genre : 本・雑誌 * Category : 三浦しをん
* Comment : (2) * Trackback : (1) |

おぉ~やっぱ爆笑ですねぇw * by チルネコ
この方の小説は読んでないですが、本書だけを読むとこういう阿呆系の作品を書かれるのかなーと思ってしまうほどです(笑)惜しげもなく自分をさらけ出す+作家としての文章力が噴飯ものにしてますね!これから小説との作風の違いが楽しみでもあります^^TBさせてくださいー。

Re: チルネコ様☆ * by 惺
自分もマジメな作品1作しか読んでないのでなんとも言えませんが、かなりギャップあります~!
マジメ作はあくまでマジメといった印象。
でも自分的にはエッセイが好きですけどね☆

>TBさせてくださいー。
いつもありがとうございます♪

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