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個別記事の管理2011-02-08 (Tue)

ご訪問ありがとうございます☆

ご注意!! 今回の記事は管理人の完全なシュミのモノです。よってまったく興味ないわ~・つまんね~という方は即行でバックまたはスルー願います。推奨です!!

満洲-交錯する歴史満洲-交錯する歴史
(2008/02)
ラナ・ミター

商品詳細を見る

アメリカの研究者による"多言語空間"としての満洲を描いた問題作!
日本人、漢人、朝鮮人、ユダヤ人、ポーランド人、ロシア人、日系米国人など、様々な民族と国籍の人びとによって経験された"満洲"とは何だったのか。近代国家への希求と帝国主義の欲望が混沌のなかで激突する、多言語的、前=国家的、そして超=国家的空間としての"満洲"に迫る!
 ~アマゾン商品紹介より~

 久しぶりに読む満洲関連書籍。なぜか自分はこのテの本が好きで。きっかけは過去一時期ハマッていた香港映画からという……超・単純なんですけどね。
 その後「ラストエンペラー」等々を観てさらに興味を持ち続けてます。で、この本。特徴的なのが、著者がほとんど外国人だということ。従来の日本人による満州国観とは違った視点・発見があるかなあ、と興味津々で読みました。

序  章 満洲─交錯する歴史 … 玉野井麻利子
第一章 心のなかの満洲 … ラナ・ミター
第二章 都市なき都市計画 … デービッド・タッカー
第三章 皇女、反逆者、兵士、スパイ … ダン・シャオ
第四章 日満親善を追い求めて … マイケル・バスケット
第五章 支配された植民者たち … トーマス・ラウーゼン
第六章 植民者を模倣する人々 … ソクジョン・ハン
第七章 汎アジア主義 … 玉野井麻利子

 と、このような作品構成。序章と第七章の玉野井麻利子女史のみ日本人執筆者ですが、女史もずっとアメリカ在住だそうなので、ほぼ、外国人による論述と言っていいのかなと。中でも特に印象に残った章をいくつか。

第三章 皇女、反逆者、兵士、スパイ … ダン・シャオ
 タイトルを見てピンときてしまいました。川島芳子好きの自分にはとっても興味ある内容でしたね。数少ない川島芳子の人物像に関する従来の著作とはまた一味ちがった視点から捉えていて目からウロコの内容。
 彼女には「日本名・川島芳子」、「中国名・金璧輝」、「本名・愛新覚羅顕㺭」という3つの名前があり、時と場合によって使い分けていたということ。そして、その3つの名前を有した彼女の真のアイデンティティは何処にあったのかという、詳細な分析になるほどなと。満州国解体後、反逆者として捕えられ、裁判時の論点であった彼女の国籍問題などにも触れていて、かなり読み応えある内容。
第四章 日満親善を追い求めて … マイケル・バスケット
 導入部は満映(満洲映画協会)設立とその理事・甘粕正彦の経営方針の解説。そして本題は日本人でありながら満洲のスターとなった李香蘭とその出演作・「支那の夜」を例に挙げながら、「日満親善」の欺瞞と矛盾を炙り出してゆく。
第七章 汎アジア主義 … 玉野井麻利子
 森崎湊という方の残した日記を中心に論述。この方、終戦後自決なさったらしいです。
 満洲の大学に入学した森崎氏の入学当初抱いていた日本人としての優越感が、中国人を始め他の民族と学び接することによって次第に消え失せてゆく。異文化・異民族を受け入れようとする彼の意識の変容が如実に日記に記されていて感慨深い。
 同じく自決した三島由紀夫と、その人物像や考え方などが比較され、また同一視されていることに疑問等投げかけていて非常に興味深い1篇でした。

 あ~、またウンザリするほどの長さと駄文!
 ここまで読んでくださった奇特な方、本当にありがとうございました!!

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Theme : 歴史 * Genre : 学問・文化・芸術 * Category : ★満州国関連
* Comment : (6) * Trackback : (0) |

NoTitle * by -
惺さんの中国文化モノには、毎度強く興味を惹かれます。

「"多言語空間"としての満洲」って、そそられます~。でも惺さんのがご紹介くださった内容と、このアマゾンの商品紹介文との繫がりがよく見えません。お読みになって惺さんの印象として、そこのところは、いかがでしょう?(この本は、「多言語的、前=国家的、そして超=国家的空間としての"満洲"に迫」ってましたか?)

面倒な質問をしてごめんなさい。スルーしていただいても結構です。

NoTitle * by キヨハラ
すみません、さきほどまた名無しで投稿してしまいました。v-435

Re: こんばんは~♪ * by 惺
>「"多言語空間"としての満洲」って、そそられます~。でも惺さんのがご紹介くださった内容と、このアマゾンの商品紹介文との繫がりがよく見えません。お読みになって惺さんの印象として、そこのところは、いかがでしょう?
満州国というのは、日本人・中国人・朝鮮人・モンゴル人・ロシア人、そして今回初めて知ったのですが、ポーランド人も含めた他民族国家だったようです。←日系アメリカ人やユダヤ人もいたらしい。
その方達が残した文書・データ類を参考にしながら、この書籍の著者達は論述を展開していったそうで。
つまり、残されたデータ類が多言語に渡っていたこと、そして、章ごとの論者がそれぞれアメリカ・中国・韓国(おそらく)国籍の方達であり、それらの言語で書かれていたこと。
この2点においてこの書籍が単なる「日本人による日本語のみで書かれた満洲論」とは違い、「他言語空間」という表現を使っているのではないかなと、自分は思いましたね~。

>(この本は、「多言語的、前=国家的、そして超=国家的空間としての"満洲"に迫」ってましたか?)
この本自体が、というのではなく(日本語に既に訳されているので)さまざまな言語で書かれた原書は、『多言語的、前=国家的、そして超=国家的空間としての"満洲"に迫」って』いたと思うのですが……でも、その前に「多言語的、前=国家的、そして超=国家的空間としての"満洲"」って何のこっちゃ? と思ってしまったのも確か。

自分はあまりムズカシイこと考えずに読んでいたので、キヨハラさんの質問の答えになっていないかもです。スミマセンe-263
興味がおありなら、ぜひ読んでみてください!!
自分の訳のわからん説明よりも、ご自身で読まれるときっとわかると思います!
ご納得いただけたでしょうか? 語彙が無くて哀しいです。

Re: キヨハラ様☆ * by 惺
> すみません、さきほどまた名無しで投稿してしまいました。v-435
大丈夫ですよ~☆
わざわざありがとうございます!

NoTitle * by キヨハラ
丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。

Re: キヨハラ様☆ * by 惺
あんなワケわからない答えでスミマセンi-229
わざわざありがとうございます!

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