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個別記事の管理2011-05-04 (Wed)

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花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
(2009/10)
高田 郁

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 友人から借りている1冊。そろそろ返さなきゃ! ということで読了しました。面白いです!! 以下文庫裏表紙よりあらすじ。

元飯田町に新しく暖簾を掲げた「つる屋」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。
早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる屋」よりも先に供されているという。はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。
度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい──。


 導入部だった前作ほど緊張感は無いですが、新たなキャラが登場したり、会いたくても会えない幼なじみとのつかの間の交流エピソードがあったり、澪にとうとう訪れた恋の予感があったりと、なかなか手を変え品を変えで読ませてくれます。
 最初のハナシからして、ちょっとしたミステリーっぽくて好感度大。澪の考えた料理のアイデアを横流しする人物は一体誰なのか? 予想外の推理モノ?に発展したので、ちょっと新鮮。

 この作品、基本は人情。なので登場する人々は皆情に厚く良い人たちばかり。ライバル店・登龍楼の板長のみが唯一の悪人といったトコロでしょうか。その彼もついには登龍楼をクビになってしまうし。ゆったりのんびりとした作品世界をじっくりと堪能できます。
 で、今作品のなによりの目玉は料理ですよね。澪が苦心しながら編み出す、バラエティに富んだ料理のアイデアがまた楽しい。ちゃんと季節の旬の素材を考慮しているあたり、ああ、自分も食生活なんとかしなきゃな~と、いらんコトまで考えてしまいます。その描写もまさに垂涎モノ。とても美味しそうで、違った意味で感情移入しちゃうんですよね。

 いろいろな書評を読むと、設定自体にいろいろとツッコミどころはあるようなんですが、まあ、それはおいといて。あまり難しいことを考えずに澪と彼女を取り巻くユニークなキャラクター達を見ているだけでもなぜかほっこりとさせられる。
 吉原の太夫となった幼なじみ・野江と再会ができるのか? ほのかな恋ごころを寄せる謎の浪人? 小松原との恋の行方は一体? などなど、今後の展開もなかなか面白そうです。

 で、今回自分的に一番ウケたキャラが、歯が無いくせにせんべいをバリバリ食すという、齢70超の「りうばあさん」!! つる屋でスーパー接客術を駆使し、さらに澪に恋の素晴らしさを訥々と語るシーンなど、名脇キャラと呼びたい!
 そんな、魅力溢れたキャラクター達もまたこのシリーズの人気の一因なのかもですね。次作も期待します!


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Theme : 歴史・時代小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : 高田郁
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