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個別記事の管理2011-05-10 (Tue)

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柳生忍法帖(下) 山田風太郎忍法帖(10) (講談社文庫)柳生忍法帖(下) 山田風太郎忍法帖(10) (講談社文庫)
(1999/06/15)
山田 風太郎

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 あああ、やっぱ山風面白すぎ&柳生十兵衛カッコ良すぎ!! ということで、やっと下巻を読了。以下文庫裏表紙よりあらすじ。

怨敵「会津七本槍」の四人までを討ち果たし、加藤明成に迫る復讐の刃!
だが見よ、七本槍衆の総帥、不死身の妖人芦名銅伯の自信に満ちた不敵な笑いを──。
慈僧沢庵をともない、敵陣会津に乗りこむ柳生十兵衛と堀一族の七美女。彼らを待つは、驚天動地の地獄の幻法「夢山彦」。
妖異壮絶の大対決、最高潮へ!


 登場キャラクターは一体総勢何人になるのやら? 驚くべき多数のキャラクター達を活写してその魅力をあますことなく描写する山田風太郎の手腕には今さら驚きようがないけれど、けれど、やっぱりスゴすぎる。
 上巻はいよいよ敵の本拠地会津潜入までで終了し、下巻はその後の会津での死闘まで。
 もうもう、スゴすぎて書けない~~ 困りますよ、ホント。
 下巻でいよいよ十兵衛の活躍と魅力が大爆発! といったカンジです。復讐の鬼と化した堀家の七美女もちょっと影薄くなりながらも、要所要所、彩を添え脇を締めて、と充分に活躍。自分的にはもう少し頑張って欲しかったところですが……。

 この巻でのメインキャラは敵方・怪人と言ってもおかしくない芦名銅伯。ちなみにあの江戸幕府の高僧・天海と双子という設定。しかもどちらかが死なないと決して死ぬことはない、という不死身キャラ設定。ある意味最強の魔人ですね。その魔人に対するは十兵衛とこちらも高僧・沢庵。この2組の死闘劇に終始しているといってもいいですね。
 その闘いももう、想像絶する凄まじさ! あの手この手で十兵衛&沢庵を窮地に陥れる敵を、十兵衛の不屈の闘志と沢庵の英知、そして銅伯の娘・ゆら、村娘・おとね、七美女達の助けをもってして切り抜ける!
 特に終盤は読んでいて手に汗握る展開です、ハイ。

 なかでも印象に残ったシーンが、捕えられた沢庵救出に向けてたった独りで敵地に乗りこむところ。もう、カッコいいですよ! 映画のワンシーンを観ているようですね~。さらに、銅伯の狂気じみた幻術に恐れをなして屈しようとする沢庵に、十兵衛があくまでも敵に屈するなと力説するシーンが今作の白眉かと。
 最強の剣豪でありながら、異端児。荒々しいけれど心根は優しく情に篤い。愛弟子である七美女たちとのカラッとした絆も読んでいて気持ちいい。
 そして、ラスト自分のために犠牲となってしまった銅伯の娘・ゆらのことをただ独り偲ぶという幕引きにも、作者サンの女性キャラに対する優しさを感じられて好感度高し!

 美女・悪女・剣豪・僧侶・バカ殿・究極の大悪人等々……これらさまざまなキャラクターを自在に動かして一大忍法帖(あ、忍者出てこないけどね)を繰り広げる山風。やっぱ面白い!ひさしぶりのシリーズ、充分堪能させていただきました。


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