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個別記事の管理2011-07-14 (Thu)

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ミュージック・ブレス・ユー!! (角川文庫)ミュージック・ブレス・ユー!! (角川文庫)
(2011/06/23)
津村 記久子

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 前に読んだアンソロジー「そういうものだろ、仕事っていうのは」内の津村記久子サンの作品がとっても良かったので挑戦。長篇は初めて読みました。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

アザミよ、ヘッドホン1個耳に引っ掛けてどこへ行く―。
オケタニアザミは「音楽について考えることは、将来について考えることよりずっと大事」な高校3年生。髪は赤く染め、目にはメガネ、歯にはカラフルな矯正器。
数学が苦手で追試や補習の連続、進路は何一つ決まらない「ぐだぐだ」の日常を支えるのは、パンクロックだった!
超低空飛行でとにかくイケてない、でも振り返ってみればいとおしい日々…。

 タイトルに惹かれて購入。スカッと青春モノを期待してたんですが……自分的に合わなかった。このひと言かなあ?
 冒頭のバンド崩壊シーンはものすごく面白かったんですよ。ベース担当のアザミがささいなことでバンドのメンバーの一人と喧嘩していきなり解散の危機。
 ヤケになったアザミは独りスタジオで歌いまくる──掴みはOKで、一体この先どうなるんだろう? 的な期待感があったんですけど……。

 もうその後はなんだかアザミのグダグダ日常がつらつらと語られるのみで、正直読むのが辛かった。
 特徴的な大阪弁が随所に盛り込まれてインパクトあるんだけど、1ページまるまる改行無しとか、アザミの心理状態以外のどうでも良いことを事細かに描写してたりして、う~ん、これは自分には不向きな作品だったと言うしかない。
 期待していた青春スカッと!! という展開には程遠いモノでした。

 ただ、このヒロイン・アザミはとっても個性的でキャラ立ちしていると思う。自我がしっかりしていて、好きな物は好き、自分的にダメな物はダメと割り切って考える、ある意味潔くて気持ち良い性格設定。キライじゃないんですけどね。
 そのアザミを取り巻く友人達とその関係も、あくまでドライで修羅場なんて皆無。まあ、そういう友情もアリとは思うけど、その半面ちょっとウソ臭く感じられて薄っぺらな感も否めない。
 アザミ自身もかなり音楽に傾倒しているらしいけれど、なんだろ、情熱があまり読んでいて伝わってこなかったなあ。ミュージシャンや曲タイトルは頻繁に出てはくるけど、まーったく知らない人間にとってみれば、ああそうなんだー。で終わっちゃう。 
 常にヘッドフォンをしているから(そういう設定なのだ)私の人生音楽一筋……的な設定もイマイチよく分からなかったしね。歯科矯正というディテールもイマイチ理解不能だった。
 ただ、ラスト近く、肌身離さず愛用していたヘッドフォンを外していくあたり、裡に籠った自分の世界から外の世界の音を聴いてみよう! 的な意味合いにも取れて、アザミの成長の一端なのかなとも思ってみたり。

 う~ん、自分的に消化不良の作品。合わなかったということですかね。ちと残念な1作でした。


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 津村記久子
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

こんです! * by チルネコ
実は僕これずっと積んでるんですよねー(笑)音キチなのでタイトルに惹かれて買ったんですが、初めに読んだ津村作品がイマイチだったのでまだ足踏みしちゃってます^^;これも日常のつれづれっぽいですね、、、ふむ(笑)

Re: チルネコ様☆ * by 惺
こんばんは☆
> 実は僕これずっと積んでるんですよねー(笑)音キチなのでタイトルに惹かれて買ったんですが、
タイトル……罪ですよねー。
ちょっと看板に偽りアリ的な(>_<)

> これも日常のつれづれっぽいですね、、、ふむ(笑)
つれづれもいいトコです。
読んでいて辛かった(泣)
かってに爽やか系を想像していた自分がいけないんですけどね。
チルネコさんはそのまま積んでおいたほうが良いかと思われます(笑)

コメント







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