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(2005/04/22)
チョウ・ユンファ イップ・トン

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 上の方、劇団ひとりではありません。巷で激似と言われてますがまったくの別人です。
 原題「等待黎明 HONG KONG 1941」。1990年日本公開。主演のチョウ・ユンファはこの作品でアジア映画祭主演男優賞を受賞。ブルース・リーやジャッキー・チェンのようにカンフーを使わない、演技派の俳優として一躍トップスターの仲間入り。香港ノワールと謳われた「男たちの挽歌」を動の名作とするなら、こちらの「風の輝く朝に」は静の名作でしょう。

 日本ではユーロスペースという渋谷にあるミニシアター(公開当時は現在の場所とは違ってた)のみで公開。まさに知る人ぞ知る映画ですが、映画評論家の間ではかなり評価は高かったそうです。以下、ウィキよりあらすじ。

 1941年12月、太平洋戦争の勃発によって日本軍の侵攻にさらされる英国植民地・香港。
 オーストラリアへの密航が見つかり国外脱出に失敗した若者フェイは、米穀倉庫の日雇い仕事でカンという青年と出会い、2人の間には友情が芽生える。カンにはナンという恋人がいたが、ナンの親は2人の結婚に反対していた。3人は中国内地に渡ろうとするが、出発しようとしたその朝に、香港が日本軍の攻撃により陥落。3人は香港に残らざるを得なくなってしまう……。


 100320_1625~01  100320_1626~01 左よりフェイ(チョウ・ユンファ)、カン(アレックス・マン)、ナン(イップ・トン)。

 日本の占領下というギリギリの状況の中での、3人の男女の激しく淡く切ない恋と友情を描いた物語。いわゆる三角関係チックになるのですが、ドロドロしたものでは全く無くて、観ていて痛くて辛いです。3人がそれぞれを想い労り助け合う。カンという恋人がいるのに、少年のような可愛らしいナンにどうしようもなくココロ奪われていくフェイ。好きになってはいけない女性なのに募る想いは堪えられない。その葛藤するユンファの演技がものすごく巧いです。観ていて切なくなります。

 そしてこの映画でなにより衝撃的だったのが、日本をあからさまに「敵」として描いていること。正直日本(人)がこんなにはっきりと悪者として登場する作品をそれまで観たことがなかった。脳天を思いっきり殴られたようなそんな衝撃を受けました。戦争で日本は被害者でもあるけれど、同時に加害者でもあるのだなァとしみじみと思い知らされた映画でもあります。でもそれがやんわりとした映像で上手く隠されているので、ちっとも嫌悪感を抱かない。

 若い3人のそれぞれの夢と青春の煌めきが、無残にも日本軍によって打ち砕かれてしまうラストに涙、また涙。
 3人の俳優のネ申演技がまた素晴らしいです。
 DVDはもちろん中古です。中には定価よりも2倍近く高いモノもあって、もしかしてプレミア? と思ってしまった。かなりレア作品です。

 チョウ・ユンファはハリウッドにも進出しましたね~。「男たちの挽歌」も全然違った魅力でイケます。「グリーン・ディスティニー」ではチャン・ツイィーとも共演してました~。

 マイナー中のマイナー映画ですが、超名作です。

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