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個別記事の管理2011-08-13 (Sat)

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道徳という名の少年道徳という名の少年
(2010/05/11)
桜庭 一樹

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 大抵いつも人気作家の作品が無い自分の勤務図書館。しかし、先日珍しく桜庭一樹の、しかも比較的新しい作品が書架にあったのですかさず借りました!! 以下BOOKデータベースよりあらすじ。

「愛してるわ!ずっと昔から…。子供の頃から、愛していたわ!」町でいちばん美しい、娼婦の四姉妹が遺したものは?(1、2、3,悠久!)
黄色い目の父子と、彼らを愛した少女の背徳の夜(ジャングリン・パパの愛撫の手)
死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ(地球で最後の日)
―桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さにアーティスト野田仁美が共振してうまれた、極上のヴィジュアルストーリー集。


1、2、3、悠久
ジャングリン・パパの愛撫の手
プラスチックの恋人
ぼくの代わりに歌ってくれ
地球で最後の日 … 超個性的で毒のある5篇収録。

 最近、記事の文字分量が長い(つまりウザい)ので、ちゃっちゃと短めにいきたいと思います。
 まず、見事な装画・挿画→野田仁美様とブックデザイン→鈴木一成デザイン室様です。これを拝むだけでも一読の価値はありそう。
 さらにめくったそれぞれのページにも装飾が施されていて素晴らしい!豪華本といった趣です。
 で、内容なんですが、これはもう独特でお馴染みのあの桜庭一樹ワールドでした。
 
 1人の超絶美女をルーツとして何世代に渡る年代記的展開はお手の物。
 その超絶美女は次々と美少女を産んでいくけれど、皆父親不明の異父姉妹。なんとも不道徳な母親から生まれた彼女達もその不道徳な血を受け継いでいるわけで。
 最後に1人末弟となる男子を産み落とすけれど、その彼は四女・悠久と関係を持ってしまい、これまた美しいかんばせを持つ「道徳」(ジャングリン)という名の息子が誕生する。

 以降、彼等の子孫達が繰り広げる不道徳で背徳的で耽美的な物語。近親相姦、愛に飢えた少年の悲哀、少女達のもの哀しい喪失感……などなど毒のあるテーマでありながらどこか哀愁を帯びていてコミカル。さらに絶妙な語り口がまさに童話的でもある。
 
 各ストーリーはそれぞれ別のメディアで発表されていたそうで。いわゆる連作短編集?
 それぞれのテーマに合うように練られているのもさすがの巧さかと。
 「感動」とはまた違う読後感。かなり強烈なインパクト感じる1作です。ある意味作者サンの真骨頂なのかな?


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Theme : 今日の一冊 * Genre : 本・雑誌 * Category : 桜庭一樹
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 風竜胆
この本、面白そうですね。
桜庭一樹は、最近割とよく読んでいますが、なぜかレビューが書けません^^;
あの、どこか異業抱えた美少女達の繰り広げる世界がとても面白いのですが。

Re: 風竜胆様☆ * by 惺
こんばんは!
> 桜庭一樹は、最近割とよく読んでいますが、なぜかレビューが書けません^^;
か、書きづらいです…ホントに。
GOSICKあたりなら書きやすいんですけど…。

> あの、どこか異業抱えた美少女達の繰り広げる世界がとても面白いのですが。
独特ですよねー、屈折しすぎて病んでる美少女が多すぎますー(>_<)
でも決してキライではありません!
薄くてすぐに読めてしまうので、おとぎ話のようですよ。

コメント







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