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個別記事の管理2011-08-19 (Fri)

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心星ひとつ―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-7 時代小説文庫)心星ひとつ―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-7 時代小説文庫)
(2011/08)
高田 郁

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 が、画像がないですが……現時点でのシリーズ最新刊。購入した友人がさっそく貸してくれました、感謝!! 以下文庫裏表紙よりあらすじ。

酷暑を過ぎた葉月のある午後、扇屋の楼主伝右衛門がつる家を訪れた。伝右衛門の口から語られたのは、手を貸すので吉原にて天満一兆庵を再建しないか、との話だった。
一方、登龍楼の采女宗馬からも、神田須田町の登龍楼を、居抜きで売るのでつる家として移ってこないか、との話が届いていた。登龍楼で奉公している、ふきの弟健坊もその店に移して構わないとの事に、それぞれが思い揺れていた。
つる家の料理人として岐路に立たされた澪は、決断を迫られることに──。
野江との再会、小松原との恋の行方は?


青葉闇──しくじり生麩
天つ瑞風──賄い三方よし
時ならぬ花──お手軽割籠
心星ひとつ──あたり苧環 … の怒涛の4篇収録。

 最初にお断りしておきます。完全ネタバレですので、未読の方で結末を知りたくないッ! という方はどうぞスルー願います。
 今回は急転直下、怒涛の展開となりました。ええーッ? まさかまさかの意外なストーリーにまたしても次作に過剰な期待が。
 この作品、期待を絶対裏切らない面白さがスゴイな、と毎回思います。なにせ、今回は澪の失敗作から始まるのだから、その意外性もハンパないです。
 いつも美味しそうな料理を創作していく澪。今回も生麩を提供しようという発想は良かったのだけど、それがどうしても巧く作ることができず。安直に他人に作り方を聞いて最終的には思い描いていた生麩を作ることに成功するのだけれど、逆に料理人としての矜持を問われ恥じ入る澪のエピソードが新鮮。

 そして、つる家最大の危機が迫る「お手軽割籠」。
 不審火が頻発するつる家界隈。火の扱いを取り締まるため使用時間を午前8時から10時までの2時間のみに制限されることに。かなりシビアです。
 一体澪を始め、つる家の面々はこの難局をどうやって打開していくのか? 温かい食事は提供することができず、常連達も次第に離れていく始末。
 考えた末に、冷めても美味しい、今で言う持ちかえり弁当を売り出すことに。プラスアルファのアイデアで弁当箱を返してくれた人には次回値引きするというサービスも。
 これが大当たりしてつる家最大の危機を回避。奇抜でなるほど! なアイデアに脱帽しました。

 そしてラストの「心星ひとつ」。
 これが怒涛のエピソード!! ついに澪の想い人・小松原との縁談が!!
 前作のラスト話は今作の完全なる前振りだったんですね。あの強烈キャラである小松原の妹・早帆が登場して澪と兄・小松原こと小野寺数馬との仲をまとめてしまう。
 町人である澪は早帆の屋敷で修業したのち、やんごとない武家の養女となって晴れて小野寺家へと嫁ぐ──という計画が加速度をまして進行中。
 数馬から直々に告白され、それを受ける澪。しかし、料理への想いは立ち切ることが出来ずに千々に乱れる自分の心。その迷いを医者であり良き理解者である源斉に相談する。そして彼が夜空に不動の輝きを放つ心星(北極星のこと?)を例えにあげて、静かに優しく澪に諭すこの言葉が秀逸。
 たとえ心に迷いが生じても、決して自分の中にこれだけは譲れないものが潜んでいる。それが己の生きる標となる心星なのだ───この言葉が今作の最も重要なテーマなのでしょう。
 よもや源斉センセ、澪のことを? と思わせぶりに今作は終了。自分にとって何が一番大切なのか次第にはっきり自覚してゆく澪に期待が膨らみます。前作で結婚した美緒や、独特な個性の、りうばあさんも健在。次作で一気にクライマックス? 早く続きプリーズです!!


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Theme : 歴史・時代小説 * Genre : 本・雑誌 * Category : 高田郁
* Comment : (2) * Trackback : (2) |

こんにちは * by 潤
惺さんこんにちは。潤です。
コメントするのは初めてですね。緊張ー。
実はこっそり訪問させていただいております。

心星ひとつ、おもしろかったですね!
読み始めたら最後まで止まらないです。
小松原の告白はどっきどきというかもうにやにやしました。
TBさせて頂きましたー。
今後ともよろしくお願いします!

Re: 潤様 ☆ * by 惺
こんばんはー!
わー潤サン!! ご訪問ありがとうございます。嬉しいですー☆☆

> 心星ひとつ、おもしろかったですね!
> 読み始めたら最後まで止まらないです。
ホントですよね!
今回もまさかまさかの展開で。

> 小松原の告白はどっきどきというかもうにやにやしました。
やるときゃやるんですね、彼!
でも源斉先生にも頑張ってもらいたいと思うのは個人的願望(>_<)
職場でも大人気で、
澪はこの結婚棒に振るのではないかという意見が大多数(汗)
次が楽しみですね~♪
TBありがとうございます。
自分もさせていただきました!

コメント







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2011/08/25 22:10  オススメ時代小説入荷しました!@ねこたま堂
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