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個別記事の管理2011-09-13 (Tue)

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風神の門 (上) (新潮文庫)風神の門 (上) (新潮文庫)
(1987/12)
司馬 遼太郎

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 巨匠・司馬遼太郎の作品! コッテコテの本格時代モノが読みたくなって再読。忍者モノが好きなので昔食い入るように読んだ覚えが。以下文庫裏表紙よりあらすじ。

関ヶ原の合戦によって豊臣家が大坂城にとじこめられてしまった時期、伊賀の忍者の頭領。霧隠才蔵は人ちがいで何者かに襲われたことから、豊臣・徳川の争いに次第にまき込まれてゆく。
生来、いかなる集団にも属することを嫌った才蔵であったが、軍師真田幸村の将器に惹かれ、甲賀の忍者、猿飛佐助とともに、豊臣家のために奮迅の働きをし、ついには徳川家康の首をねらうにいたる。


 懐かしかった! 以前読んだ時は学生だったので、詳細までは理解及ばず。しかしオトナになって再読すると遥かに理解度進みます。←あたりまえか(>_<) 
 昔は難しく感じていた司馬遼の文章も、今読むと、かなりわかりやすいということを発見しました。なんかあったかいカンジしましたね。上品な文体というか。
 内容は簡単に言ってしまうと、あの有名な忍者・霧隠才蔵をヒーローにした、真田幸村および真田十勇士のハナシでしょうか。

 その才蔵は伊賀の頭領という設定。自分の忍者としての技量に相当な自信とプライドを持っていて、豊臣と徳川の一触即発という時代の中、未だどちら側に味方するか決めかねている。忍者としての自分を高く買ってくれる方に味方する、という彼は計算高くあくまで個人主義。彼にとって主人のため・組織のために命を賭けて仕事を全うする、などということは一切ありえない。けれど、忍者として抜群の腕を持つ才蔵を徳川・豊臣が放っておくはずがない。どうにかして彼を味方につけようと様々な策謀がなされてゆく。

 その東西両サイドの思惑と才蔵の争奪戦がなかなかスリリング。当の本人は飄々としてその策謀の網をくぐり抜けていくんだけど、その腹の探り合いがまた面白い!
 そして、その争奪戦の合間に絡む多数の美女たち。公家の姫君や甲賀のくの一等々、多数の美女とのラブロマンスも読んでいて美味しいトコロかも。
 後半にはいよいよ、将来の主人となる真田幸村との出逢いも。そして永遠のライバル・猿飛佐助との勝負あり、愉快な漫才?あり。仲良しコンビ誕生のエピソードも読んでいて楽しい。その他、十勇士のメンバーや、後藤又兵衛などの豪傑も小出しに登場。

 孤高を誇っていた才蔵が清廉な幸村の人格に惚れ込んで、臣下になろう(大坂方に味方しよう)と決断してゆくまでの心情の変化もなるほどなと。
 しかし、強くて美女にモテまくりでいいとこ取りの才蔵。おいしいキャラです。なんか嫌味だなーと思いつつも魅力的。
 上巻までしか読めなかったのですが、下巻はいよいよ大坂の陣を控えてさらなる波乱万丈の展開となること必至。
 才蔵がどのような人生・生き様を選びとるのか。再読だから知ってるんだけど、また新たに感動してみたいです。


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