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個別記事の管理2011-09-24 (Sat)

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最果ての少年―熱砂の巨兵〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)最果ての少年―熱砂の巨兵〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)
(2011/08)
黒川 裕子

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 本が好き! 様からの献本です。ジャケットがラノベ風ですが、本格的冒険ファンタジーでした。以下BOOKデータベースよりあらすじ。

数百年の間、竜巻に閉じこめられた辺境の村で、まだ見ぬ“海”に憧れる少年カルス。大地が揺れた夜、緑の炎をかざす兵士たちが村を襲う。
愛する者たちを殺され、辛くも逃亡したカルスを待っていたのは、果てしない死の砂漠だった。
美貌の敵将“白天馬”への復讐を誓い、カルスは“黄金の砂”をめぐる戦乱に身を投じる。自身に、世界を救う“力”が眠っているとも知らずに…。


 独特な世界観で圧倒されました。
 ヒーローは嵐と風の支配する扶桑に住む15歳の少年・カルス。モーラという人鳥を操り、姉・ジェリン、親友・ビョルグ、村の長である義母バイデルに囲まれ平和な日々を過ごしていた。
 が、とある日、風の吹きすさぶ果ての世界から攻め入ってきた美貌の敵将・白天馬にカルスは義母と親友を殺されてしまう。喪失感と絶望に苦しみ、怒りに燃え、猛然と復讐を誓うカルス。
 残された姉・ジェリンと共に故郷を脱出し、ひたすら白天馬を追い求める。途中砂漠で命を落としかけながらも、後に固い絆を結ぶシーバに助けられ旅を共にすることとなる……と、ここまでが前半。かなりヘビーな展開ですが、カルスの復讐の動機付けの布石としてはこれくらい重くても良いのかなと。

 登場人物は何人になるんだろう? それぞれ個性的なキャラクターで魅力的。特にカルスの敵となる白天馬は、まるでアンドロギュヌスのような妖しい美しさ。
 もちろん、主人公のカルスも謎めいた存在で、その出自は現時点では判明しないところもまた興味をそそる。ただ、裡に秘めた力は果てしなく強大で、「光砂」という砂を自在に操れるらしい。けれどその彼の本当の姿を知るのはまだまだ先のよう。

 閉鎖された世界である故郷・扶桑を脱出できたカルスとジェリン。安堵する間もなく、2人は対立する四貴と白都という2つの都市の争いに否応なしに巻き込まれてゆく。そしてその戦乱に絡む白天馬とその一味。
 さまざまな都市を舞台にして繰り広げられる戦いと、主人公カルスの成長と秘められた力の覚醒が今後の重要ポイントといったトコロでしょうか。

 自分的にものすごく感動したのが、舞台の詳細な設定かな。まるで生き物のように意志をもってカルスの武器となる「光砂」や、力を発動する時に輝くカルスの金色の瞳、人鳥など。ひとつひとつのアイテムも読んでいて楽しい。そして美貌の白天馬と血気盛んなカルスとの宿命の対決も一体どうなるのか気になるところ。
 正統派ファンタジーの世界を充分堪能させていただきました。


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